富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

違法ダウンロードに厳罰:2010年1月1日

2009年12月27日 | インターネット

2009年の終わりに、こんな話はどうかって気もしますが
2010年1月1日の幕開けと同時に
「改正著作権法」が施行されるんですが、改正された内容では
特に、ネット上で横行してきた著作物やコンテンツの
違法性を問う対策が大きく強化されています。


かなりの数の利用者が世代を問わずにネットを利用している現在
善悪を織り交ぜて、ますます利用が広がっていますが
反面、トラブルやウィルスなどの攻撃が後を絶たず
悪意がはびこっています。そうした中でも
従来から、問題視されてきたのが「違法ダウンロード」というもので
とりわけ、我々アジア社会では、著作権というものの軽視から
おびただしい違法ファイルを社会に蔓延させてきました。
音楽ファイルのコピーや映画などのファイルを違法と知りながら
配信し、ファイル共有ソフトを使って「ダウンロード」してる数は
「億」を超えています。その分遺失した経済的な損害も相当なもので
権利の侵害も、経済の行き詰まりにあわせて
とても看過できない状況に陥ったのです。
そこで、当局の対策として
今までは、比較的「配信する側」の罪を問い続けて摘発してきましたが
今度からは、違法なダウンロードをする「受け手」の罪も同様に摘発の対象になります。


細かくいうと、違法とわかっている動画をYoutubeで視聴することそのものは
罪を問われませんが、それをハードディスク上に保存すれば
そのことは「違法」となって罪を問われます。
そもそも、我々は、違法だとわかって、
ダウンロードし続けていた確信犯だったわけで
CDを買うことなく音楽ファイルを使い、DVDをけちって配信側に
損を与えてきました。
今後はそのことが否応なく「罪」の対象になることを肝に銘じて
引用文やその「コピペ」を含めて、便利に乗じて軽々しく「人のもの」を
盗み取る低意識をこの際戒めて、反省し
あらゆる場面での著作権の意識を高めていかねばなりません。