散歩のついでに・・・

犬も歩けば棒にあたる。デジカメを常に持ち歩き、気ままに撮った写真を中心に思い思いに綴っています。

ひたすら歩きで鎌倉散策-その3-

2006-11-18 23:57:54 | 散歩
ひたすらに無謀とも言える散策計画も残りあと僅か。
この時点で江の電に乗って長谷の大仏を拝観する気力はなくなっており、紅葉を見たい、山の木々のきれいな景色を見たいの一念で歩いています。

瑞泉寺は1327(嘉歴2)年に夢窓国師が開山。
室町時代に足利尊氏の子孫で初代鎌倉公方(関東管領)の基氏もとうじが中興開基して瑞泉寺となり、鎌倉公方足利氏代々の菩提所として栄え、鎌倉公方足利氏4代の墓の五輪塔がある。
花のお寺としても有名。
鎌倉期唯一の庭園。
拝観料100円。


瑞泉寺で景色を堪能し、少し元気を出したところで最終地点鎌倉五山最後の浄妙寺を目指して出発。
大体の方向感覚で歩いて行きましたので途中、道が合っているか不安になりましたが何とか到着。

浄妙寺は稲荷山と号して鎌倉五山第五位の臨済宗建長寺派の古刹。源頼朝の忠臣であった足利義兼が1188(文治4)年に創建し、始め極楽寺と称した。
開山は退耕行勇律師で当初は密教系の寺院であったが、建長寺開山の蘭渓道隆の弟子月峯了然(げっぽうりょうねん)が住職となって禅刹になり寺名も浄妙寺になった。


午前の10時過ぎから歩き始め、JR鎌倉駅に着いたのが3時過ぎですので5時間も歩きっぱなしでした。(しかも、昼食も食べないで
駅前の商店街は観光客でごった返しており、お土産の定番鳩サブレー一袋10枚入り840円を二つ購入して帰路へ。

今回もかなりハードな事になってしまいました。
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ひたすら歩いて鎌倉散策-その2-

2006-11-18 23:02:35 | 散歩
鎌倉散策はまだまだ続いております。

4つ目に訪れたお寺は鎌倉五山 第一位の建長寺です。
臨済宗建長寺派の大本山。
1253(建長5)年、北条時頼が蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)を開山として創建。
総門、三門、仏殿、法堂などの主な7つの建物が中軸上に並ぶ中国の禅宗様式の伽藍配置になっている。
拝観料300円。



再び通りに戻りトンネルを抜けカーブの終わった辺りに鎌倉八幡宮の脇からの入口があります。
鎌倉八幡宮と言えば日本三大八幡宮のひとつであり、鎌倉幕府の宗社で日本史の授業で名前は見た事があると思います。
本日は七五三のお参りの家族が多く参拝していました。
あちらこちらでビデオやデジカメで記念撮影してましたが、携帯電話のカメラで撮影している人には???でした。



社を右に出て暫く歩いた曲がり角を左の一方通行に入って行き、すぐに右折して道なりに歩き、踏み切りを渡ると正面に見えるのが、鎌倉五山第三位の寿福寺です。
こちらのお寺は一般公開しておらず、寺院内に入る事は出来ませんが『北条政子』と『実朝』のお墓があるので墓地内に立ち入る事は可能です。


再び、鎌倉八幡宮の前を通過して今回の目的である瑞泉寺を目指して出発。
『源頼朝之墓』と『鎌倉宮』です。
鎌倉宮は護良親王が入れられた土牢があるそうですが疲れて来たので今回はパス。

鎌倉散策はその3に続きます。
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ひたすら歩いて鎌倉散策-その1-

2006-11-18 21:48:02 | 散歩
秋です。紅葉の季節です。
と言うわけで紅葉の見ながらの散策ができそうな鎌倉に行く事にしました。
Webで調べますと紅葉のスポットとして瑞泉寺とその周辺と紹介されていましたので、瑞泉寺を目的地としてついでに北鎌倉を出発地点とした散策を計画。
円覚寺が始めの場所になるのですが、円覚寺を調べると『鎌倉五山』と言う言葉がありましたので、ついでに鎌倉五山の名前と場所を調べ散策ルートに追加。
かなり歩いて回るには無理なルート設定となりましたが、地図上の事ですしいざとなったらバスで移動すれば良いと色々考えるうちに鎌倉駅まで戻って来たら江の電に乗って長谷の大仏まで行き、藤沢まで江の電で出て帰ってくれば良いと言った更に無謀な計画になって行きました。
天気予報を見ると今日は晴れのち曇りで明日は雨であったので本日9時過ぎに家を出発して計画実行。

今回の出発地点。
JR横須賀線の北鎌倉駅です。


同じように観光目的の人で一杯です。
ここは駅から降りてすぐの場所にあるので、観光のスタート地点になる事が多く集合場所にもよく使われます。
円覚寺は鎌倉五山第二位のお寺で瑞鹿山円覚興聖禅寺と号して臨済宗円覚寺派の大本山。1282(弘安5)年鎌倉幕府八代執権北条時宗公が開基。
拝観料300円。


円覚寺の散策の次は線路を渡り北鎌倉駅前から鎌倉方面に徒歩3分程の右手奥にある東慶寺です。
開山は北条時宗夫人の覚山尼で1285(弘安8)年開創。
明治まで男子禁制の尼寺で、駈入寺また縁切寺として女性を救済。
現在は前円覚寺管長釈宗演禅師を中興開山として男僧寺。
拝観料300円。


東慶寺を出て再度、鎌倉方面に歩いて3分くらいの踏切手前を右に入って行くと浄智寺があります。
鎌倉五山 第四位の金宝山 臨済宗円覚寺派浄智寺です。
開基は北条時頼の三男宗政の1281(弘安4)年に亡くなり、その菩提を弔うため宗政夫人が宗政と子供の師時を開基にして建立。
木造三世仏座像は神奈川県重要文化財。
拝観料200円。



次は暫く歩いて建長寺ですが『その2』へ続きます。
コメント (1)
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