ドビュッシー、サティーと同時代に生まれ、独自の世界を築いたピエルネの最も有名な作品はやはり「シダリーズと牧羊神」組曲だらう。舞姫シダリーズと牧羊神スティラクスの夜這いのお話だ。今日は、その自作自演盤を取り出してきた。 . . . 本文を読む
ワーグナーの音楽を単純にしたやうな序曲「熊の毛皮を着たおっさん」を数種類の演奏で聴いて愉しんでゐる。颯爽とした冒頭部の動機は幾度も現れ、曲想は大変分かり易い。時代は父リヒャルトから逆行して浪漫派前期辺りの感じがするのが不思議だ。 . . . 本文を読む