浪漫亭随想録「SPレコードの60年」

主に20世紀前半に活躍した演奏家の名演等を掘り起こし、現代に伝える

セゴヴィア メンデルスゾーン四重奏曲からカンツォネッタ

2007年06月14日 | 器楽奏者
メンデルスゾーンがスコットランド旅行で得たインスピレーションは後の彼の創作活動に大きな影響を残してゐるが、弦楽四重奏曲作品12も「フィンガルの洞窟」「スコットランド交響曲」などと同じ時期の作品である。この第2楽章「カンツォネッタ」は特に僕の好きな名旋律だ。これをセゴヴィアがアレンジした演奏が残されてゐる。 . . . 本文を読む