「さんしょ」は、春の田楽、煮魚のにおい消しなど、
薬味として活躍しています。
しかしそれらは「新芽の時期のみ」
葉は硬くなると利用価値はありません、
秋の紅葉で、季節の移ろいを知るのには
いいのかもしれません。
ところで、今頃の実、佃煮にすると、
本当に「一年中保存がきき、薬味」になります。
昔はそうしたこともやりましたが、
近年実績なし、
それでも時期が来ると「実を結んで」います。
ところで、幾本も有る「さんしょう」の木、
実を結ぶのは限られたもので
殆どは実がなりません。
別のことですが、「永平寺」へ行きますと門前の土産屋に、
5cmくらいの太さの、でこぼこの「すりこ木」が売られてれています、
此れは「さんしょうの木」です。
これで「すりゴマ」等しますと、かぐわしい匂い
が出る?とか。