「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【前日光】鳴蟲山

2012-11-07 23:30:40 | 道不明瞭

                         鳴蟲山頂

参考ガイドブックは鳴蟲山を南北に登降するコースを紹介していますが、ネット上には東西に伸びる長い尾根を歩いた記録がいくつか見られます。今回、尾根の西端に近いところから登りはじめて、699mピーク、718mピークを越えて鳴蟲山に登り、山頂からはガイドブックに従い北に下りました。このコースは鳴蟲山手前で舗装された林道により分断されています。西から歩いてきた場合、この林道に下る所が要注意で転落の恐れがあります。

【日 程】2012年11月7日(水)日帰り
【山 名】鳴蟲山
【メンバ】単独
【天 候】曇りのち晴れ
【参 考】栃木百名山ガイドブック(栃木県山岳連盟)
【コース】上久我石裂バス停(8:50)→718mピーク(11:30)→鳴蟲山(13:20)→片野道バス停(15:10)

東武鉄道の新鹿沼駅からリーバス上久我線に乗り、終点の上久我石裂バス停まで行きます。石裂山の登山口もある所ですが、すぐに橋を渡って荒井川の左岸の舗装道路を行きます。道路はいったん右岸になり、再び左岸に戻るとすぐに右に林道分岐がありますが、これは通り過ぎ次の林道分岐に入りました。電子国土地形図に点線が記されている所です。この林道は立入禁止の看板があり、奥で伐採作業が行われているので早々に左の尾根に取り付きました。尾根上に出てみると良く整備された植林帯で、藪もなく広々と歩きやすくなっています。尾根を行くと右手が急斜面となり、伐採作業が行われている上を通ることになりました。
699mピークからの下りは前方に木々の間から718mピークも見えますが、それでも左の支尾根に引き込まれて途中から方向修正をしました。718mピークからの下りは左手が藪でフェンスがあります。下りはじめはフェンスに沿って行きますが、すぐに右に分岐する尾根に向います。下りついたあたりには未舗装の林道が通っていました。いったん登って下りに変わるあたりから尾根の両側に舗装道路を見下ろすようになります。この先はコンクリートで固めた高度のある擁壁の上の痩せ尾根を歩くことになるので要注意です。やがてついに尾根が分断される箇所に至り、踏み跡も藪に消えてしまいます。あちこち偵察した結果、高度差が少なく斜度がそれほどきつくない左手に下ることにしました。ひどい藪の中に折り重なる倒木を越えながら下ると偶然にも鉄梯子の上に出ました。林道に降り立ってから確認すると他の場所はすべて高度のあるコンクリート擁壁となっていました。こんなルートを歩く人はいないというのが前提でしょうが、危険な場所でした。
林道から東へ登る箇所は目印があり、踏み跡もあります。最後に厳しい急登をこなして鳴蟲山の山頂に着きました。ここまで十分歩いたので、東に伸びる尾根に踏み込むのはやめて、北へ登山道を辿って下りました。片野道バス停ではバスの時刻にわずかに遅れてしまい、対岸の道路に戻って景色を眺めながら天王橋のバス停まで歩きました。

 

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