「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

紅葉の尾瀬

2009-10-04 22:03:32 | 山小屋泊
                      尾瀬ヶ原と至仏山

いつものメンバー(参加者は少ない)で秋の尾瀬を歩きました。3日は雨に降られましたが、温泉小屋の少し手前で雨があがり、日が差して金色に輝く尾瀬ヶ原に感動しました。尾瀬ヶ原の草紅葉は進んで枯れ色になり、木々の紅葉はもう少しといったところでしょうか。4日も雲が多く、クリアな景色は見られませんでしたが、気持ち良く歩けました。

【日 程】2009年10月3日(土)~4日(日)1泊
【山 域】尾瀬
【メンバ】5名
【天 候】3日雨のち晴れ、4日晴れ
【参 考】山と高原地図14尾瀬
【コース】(3日)御池(11:30)→燧裏林道、段吉新道→温泉小屋(15:30)→見晴十字路(16:30)泊
(4日)見晴十字路(7:30)→山ノ鼻(10:30)→鳩待峠(11:30)

会津高原尾瀬口駅で下車し、割引率の良い回数券を購入して会津バスに乗る。雲りだが時々日が差すので期待していたが、御池で降りると雨。それでも空は明るく、天気の回復を期待しながら歩き出す。途中の見晴らしの良い湿原のベンチで、ちょうど雨もいったんやんだので昼食とする。天気予報が芳しくなかったので、簡素な昼食の予定だったが、Aさんは豆腐に冷奴用のたれを持ってきた。I氏のザックから缶ビールも出て来て、歩き出しからほろ酔い加減となった。雨は昼食が終わる頃、再び降り出し、降ったりやんだりが続いた。木道がしっかり整備されているが、雨の木道は滑りやすくI氏が二度ほど転倒したが、幸いどこも痛めずにすんだ。

温泉小屋に近づいたころ、ようやく雨があがって木々の間から青空が見えてきた。休憩所で休み、雨具を脱ぐ。雨上がりの赤田代は雲間から射す陽光で金色に輝くようだった。下田代の道は時間帯のせいか、見渡す限り誰もいない。六つの小屋が集合している十字路に着き、一番奥の燧小屋に泊まる。比較的空いていて、すぐ風呂に入り、湯上りのビールを飲んでいるうち夕食の時間になった。酒を飲みながらお喋りと食事を楽しむ。夜は外に出て中秋の名月を見た。

翌日は雲が多いながらも雨の心配は無く、宿をゆっくり出る。木道脇に整備されているテラスやベンチで休み休みのんびり歩いて行くと、軽装の団体が多くなり、山ノ鼻に着いた。お茶を沸かして軽くパンで食事とする。鳩待峠へもすっかり整備された木道を行き、だんだん傾斜が増す階段状を登り着く。バスや乗合タクシーが何台も駐車しており、交渉して沼田街道の「道の駅白沢」にある「望郷の湯」までタクシーを利用した。「望郷の湯」で温泉に入り、レストランで下山祝いをやって、バスで沼田駅に出て帰路に就いた。


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