「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【八ヶ岳】美濃戸から赤岳、横岳、硫黄岳

2017-08-13 21:15:23 | 山小屋泊

                  横岳方面から見る赤岳、中岳、阿弥陀岳

【日 程】2017年8月11日(金)~13日(日)2泊
【山 域】八ヶ岳
【山 名】赤岳、横岳、硫黄岳、赤岩の頭
【メンバ】本人、妻、次女、長女の夫
【天 候】11日曇り、12日晴れのち曇り一時雨、13日曇り
【参 考】山と高原地図32八ケ岳(昭文社)
【コース】
11日:美濃戸(7:40)→行者小屋(10:50-11:20)→赤岳山頂(13:50)→赤岳頂上山荘(泊)
12日:赤岳頂上山荘(7:00)→横岳(9:10)→硫黄岳山荘(10:10-50)→硫黄岳(11:30)→赤岳鉱泉(13:30)泊
13日:赤岳鉱泉(7:00)→美濃戸(8:40)

八ヶ岳は一昨年、久しぶりに行ってから昨年、今年と3年連続となり、手軽に高山の雰囲気が味わえることを再認識しました。
天気予報は芳しくなく、雨に降られることをある程度覚悟しており、実際2日目の3時ごろから激しい雨も降りましたが、運が良いことに行動中は降られませんでした。また、2日目の赤岳山頂からは素晴らしい雲海と展望が楽しめました。
11日はレンタカーで美濃戸まで入って有料駐車場に駐めます。お盆の連休なので、帰省ラッシュを避けるとともに、駐車場が満車になる前に入ろうということで4時半に家を出ました。バスの終点からはかなり悪路で7時半ごろ駐車場に入りましたがすでに満車に近い状態でした。
いまにも降り出しそうな天候の中、南沢沿いの道はしっとりと緑が綺麗でした。行者小屋の前で昼食休憩したあと、文三郎道を登ります。文三郎道を登るのは30年ぶりぐらいですが、階段がこれほど長く続く急登という記憶はありませんでした。
中岳分岐から稜線の登りになり連続する岩場を越えて頂上に着きましたが、ガスの中で展望はありません。私と妻以外の二人は初めての頂上なので、一応記念写真は撮ってから今日の宿、赤岳頂上山荘に入ります。小屋はそれほど混んでなくて、食堂で生ビールを飲みながら「岳」の漫画を読んだりしてのんびりしました。
翌日の天気はあまり期待しないで寝ていたのですが、人の出入りがうるさいのでもしやと思って外に出ると大雲海が広がっていました。南アルプスや富士山も見えていて、日の出も見られて望外の幸運でした。
ところがやっぱり、小屋を出発する頃にはだんだんガスが上がって来ました。それでも途中までは展望が良く赤岳、中岳、阿弥陀岳の姿を楽しめました。(写真)
天気は下り坂で、横岳の頂上ではガスで展望がなくなりました。そのあと、鎖場のトラバースを過ぎた所で、オコジョに出会いました。すばやい動きで写真に捉えられなかったのですが、近くで長いこと遊んでくれたので、動画に切り替えて捉えることができました。
次にコマクサの大きな群落帯を過ぎると硫黄岳山荘に着きます。ここで、お昼に「きまぐれカレー」を注文して美味しくいただきました。変わりやすい天気で、日差しと青空が戻ることもありましたが、硫黄岳頂上でもガスの中でした。
赤岳鉱泉へ下る途中も日差しが戻って暑くなりましたが、赤岳鉱泉近くで突然雷が鳴り出しました。幸い小屋へ入るまでは雨も来ず、小屋でビールを飲んでゆっくりしている時に激しく降り出しました。まだ歩いている人は大変だったと思います。
赤岳鉱泉ではお風呂も入れ、夕食はステーキと優雅な気分になれます。夜は次女と長女の夫は大きな流れ星を見たそうです。あとで知ったのですが、ペルセウス座流星群とのことでした。
最終日は赤岳鉱泉から北沢沿いに美濃戸へ戻りました。美濃戸の駐車場から車で戻る途中、対向車が来ないと思ったら、バス道路からの入口が駐車場満車ということで、通行止めになっていました。
帰りは「道の駅こぶちさわ」の隣にある「延命の湯」に立ち寄り、森の中のレストランで昼食をとりました。帰りの高速道路の渋滞も少なく、明るいうちに帰り着きました。

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