「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【八ヶ岳】硫黄岳、横岳、赤岳

2015-09-08 22:54:46 | 山小屋泊

                  行者小屋から見上げる赤岳と中岳

【日 程】2015年9月6日(日)~8日(火)2泊
【山 域】八ヶ岳
【山 名】赤岩の頭、硫黄岳、横岳、三叉峰、赤岳
【メンバ】本人、妻、姪
【天 候】6日雨、7日曇り、8日雨
【参 考】山と高原地図32八ケ岳(昭文社)
【コース】
6日:美濃戸(13:30)→赤岳鉱泉(16:00)泊
7日:赤岳鉱泉(7:00)→硫黄岳(9:30)→横岳(12:20)→赤岳天望荘(14:00)泊
8日:赤岳天望荘(7:00)→赤岳(7:50)→赤岳天望荘(8:15-9:00)→行者小屋(10:30-11:30)→美濃戸(14:30)

姪と日程調整して妻と3人で八ヶ岳に行きました。八ヶ岳の南部には随分久しぶりで、調べてみると最後に行ってから31年ぶりです。なお、初めて訪れたのは1979年2月で、行者小屋の前にテントを張って阿弥陀岳から一回りしていました。

脊柱管狭窄症という病気に罹ってから4ヶ月で高尾山に日帰りで2度行っただけ、ゆったりした日程とはいえ山小屋に2泊するうえ天気も悪そうで不安がありました。それでも初日と帰る日は雨にやられましたが、二日目の岩場が多いコースで雨に降られなかったのは幸いでした。

アプローチは姪の自家用車を利用し、美濃戸口からは美濃戸まで林道を走ります。ちょうど、下ってくるハイカーや車とすれ違うのが大変でした。一番奥の赤岳山荘の駐車場に駐めて北沢沿いに赤岳鉱泉を目指しました。

運悪く、ちょうど歩き出すころから雨になりました。でも、この日の赤岳鉱泉の宿泊は私たち3名だけで、他にはテントの人が自炊場を利用したりお風呂に入りに来るだけでした。部屋もお風呂もゆったりとして実に快適で、夕食も豪華にステーキ、朝食は鮭を焼いてくれて旅館なみに美味しくいただきました。

翌日は雨が止んで、宿から赤岳が見えていました。雨が何時降り出すかわからないので、しっかり雨具を着用して出発しました。稜線に出ると、ガスで展望はなく、一時的に雨も降って来ましたが、すぐに上がって硫黄岳山荘のあたりでは一時的にガスも切れました。硫黄岳山荘の外で姪がコンロを使って、コーヒーを沸かしてくれました。

このあと横岳の長く続く岩場を通過するときに雨に降られなかったのは幸いでしたが、展望の方はちょうど赤岳天望荘に着いた時にわずかにガスが切れて麓が見渡せただけでした。赤岳天望荘の宿泊は十名ちょっと空いていて、夕食、朝食ともバイキングでこちらの小屋の食事も旅館なみに美味しくいただきました。お風呂もあって、妻は食事前と寝る前と2度も入りました。

翌日は朝から雨で、私は気が進まなかったのですが、妻は初めてなので赤岳を往復することにしました。赤岳天望荘に戻って地蔵尾根を下りました。行者小屋に下ると雨が降っているのにもかかわらず、阿弥陀岳、赤岳、横岳がすべて見えていました。(写真)

行者小屋からはみんなが南沢に沿って下って行きましたが、私たちは赤岳鉱泉経由で北沢沿いに下りました。車で美濃戸から下る林道は、すれ違う車もハイカーもなくてスムースでした。原村八ヶ岳温泉ふれあいセンター「もみの湯」に立ち寄ると、行者小屋で出会った方も来ていて、南沢は増水していて水に浸かって歩いたそうです。

 

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2 コメント

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完全復活おめでとうございま~す(*^o^*) (山ちゃん)
2015-09-11 08:19:31
普通は先の見えない病魔に襲われたら心が折れてしまうのに…ホワイトアウトになっても諦めない…流石は本物の山ヤのたぬきさん…見事な復活ですねo(^-^)o
あのどうなるか分からない天候の中、硫黄から横岳までよく縦走しましたね~(-o-;)
姪っ子さんも奥様も相当の…山馬鹿さんですね~(^w^)
赤岳鉱泉のステーキは憧れです(≧ε≦)
展望荘のお風呂も憧れです(≧ε≦)

今度は晴れの日にリベンジですね!(b^ー°)

少し無茶でしたかね~ (たぬきせんべい)
2015-09-12 21:19:26
有難うございます。
今回は荷も軽めにしたので、完全復活という気持ちにはなれていませんが、何事もなく歩けてほっとしました。
天気の悪い中で横岳の通過は無茶と言われても仕方がないのですが、二日目の朝は雨も止んで、小屋の人も午前中勝負と言っていたので・・・。
結果的には降られなくて幸運でした。
二つの小屋はどちらも食事が美味しく、風呂にも入れて快適でした。でもやはり展望がないのは寂しいですね。
病気の方はこの調子で症状が出ないことを祈るばかりです。

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