帰りたい空

野ねずみ探検隊は、いつかは帰りたい無何有の郷を探して活動チュウ。
山に登り、地を馳せ、温故知新の旅記録です。

野ねずみ野鳥探索 和白海岸単独調査

2010年09月12日 13時00分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録
昨日(土曜日)は、体調を崩して自宅リハビリ中の隊長のオヤジさんを御見舞い。体を動かす事が好きで、マラソン大会に参加したり100kmウォーキング
を先導したりと健康そのものだったので、毎日家に居るのは面白くないだろうなァ。ついでにオヤジさんが畑にしていた空き地が雑草ボウボウなので
野ねずみ探検隊は、大汗をかきながら草刈りを敢行。オヤジさん早く回復して欲しいねー。

さて、今日はオデ単独で日本野鳥の会福岡主催の和白海岸探鳥会に参加。なんでオデ一人かって言うと、今日は朝のうち自宅(社宅)の草取り清掃日。
それで、隊長は、オデに単独調査を指令。すんませんなー、行ってきまーす。

・・・と、やってきた和白探鳥会は、結構暑いのに20人程も集って開催されたのだ。野鳥の会の方から絶滅危惧種のホウロクシギや獲物を探すミサゴ
などなど、教えてもらいながら楽しいひと時を過ごしたのだ。12時前に解散してX-T探索機に帰り着いたら降雨開始。よかったねー。

12時半には我が家に帰り着いて、昼ごはんを食べながら隊長に報告。

 
鉄塔のワイヤーに留まって獲物を探すミサゴ。昨日テレビでもあってたが、すごい魚の狩人なのだ。

 
海岸にでると、アオサギやダイサギたちが仲間になって餌探ししている。すごい仲良しに見えるね。探鳥会のメンバーも、顔なじみが多くて仲良しなのだ。

 
これが絶滅危惧種ホウロクシギ。脅かさないようにかなり距離を置いて観察。カニ食べてるみたい。

 
くちばしの先っぽが赤いでしょ、ウミネコですね・・・と、野鳥の会の方から教えてもらう。


これから夏鳥が旅立ち、冬鳥が来たり、旅の途中で立ち寄ったりと、楽しくなる和白海岸。次回は隊長も来て本作戦だな(^。^)。

赤狐号走る 暁の回収作戦スクランブル

2010年09月05日 09時15分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録
0400時、起床。トイレ、うがい。ウーロン茶、アイスコーヒー飲む。

0430時、赤狐号スクランブル発進準備開始。エア圧調整、ライト、ウインカー、ブレーキ、サスペンション等の作動状況チェック。

0450時、赤狐号発進。作戦目標:豊礼の湯宿の冷蔵庫に忘れた食材の残りと調味料等。
    オデの本能羅針盤作動:ルート決定、筑紫野-日田間 九州横断高速、日田-豊礼の湯間 広域農道ファームロードWAITA。

0500時、ガス満タン充填。

0515時、九州縦貫高速 筑紫野IC、IN。ワープ開始、巡航120km(ワープ2)。

0555時、九州横断高速 日田IC、OUT。広域農道ファームロードWAITAへ、巡航100km(ワープ0)。

0615時、亀石山峠通過。(表題画像)

0640時 豊礼の湯宿到着。目標の食材の残りと調味料等補足、回収成功。ネコのクロ出迎え、ξアレー オミャー マタキタンカ?ξ
                   
    気温20℃。雲で日差しが途切れ、涼しい。豊礼の湯宿のアンテナは、昨日と同じくセグロセキレイ君が占拠。ナワバリってやつだね。

0650時、宿のご主人に御礼を言って帰投開始。

0730時~0810時、日田市街地で朝食。

0820時、九州横断高速 日田IC、IN。ワープ開始、巡航120km(ワープ2)。

0900時、九州縦貫高速 筑紫野IC、OUT。

0915時、我が家到着。隊長に任務完了報告。


野ねずみ山日記 花天国の涌蓋山で灼熱地獄の探索

2010年09月04日 11時00分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録
先日、”惑星さくら”探索作戦の移動中に、面白そうなところを発見していた野ねずみ探検隊。
小国のはげの湯で見つけた”豊礼の湯”、宿泊棟もあって、温泉蒸気の地獄蒸釜も使えて、素泊まりで安く泊まれるようだ。
そこは涌蓋山の登山口のほど近く。ここにX-T探索機を置けば、歩いてのんびり登れるので、山頂ビールOKだぞ!。

というわけで、9月になったし、もうそろそろ標高が高い所は暑さも治まるだろうと、たかをくくって作戦実行、休日出勤の代休だしネ。
とーころが、この日はこの夏日本が一番暑かった日!。標高が800m程度の豊礼の湯は、日陰こそしのげるが強い直射日光が当たればたまらない!。

しかもこの日の涌蓋山、7合目あたりから頂上までの日陰のない道は、何故か風が吹かず、野ねずみ探検隊は大汗をかきかき登ったのだ。
こんなに暑い思いをしたのは、気象台と同じで野ねずみ探検隊観測史上初かもしれない(^_^;)。

まあ、それもありかと想定して、オデが凍らせて持っていった水が2L以上、隊長が500mlのお茶、すべて完飲!。
水が足りなかった山行が悲惨だった経験上、いつもかなり余分に持っていくのだが。今日は本当に助かったのだ。
何とか熱中症は回避。ウーン、今年の夏は今しばらく要注意だねー。

表題写真は涌蓋山山頂の眺め。なんと山頂はマツムシソウが一面に咲き乱れ、お花畑天国状態だったのだ。
これでまあ、灼熱地獄と相殺してちょうどいい頃合で・・・と、隊長にいいわけをする企画担当オデだった。

では出発!。涌蓋山へ向かうX-T探索機


9時過ぎに豊礼の湯に到着した野ねずみ探検隊。晩ごはん用の食材を冷蔵庫に入れさせてもらってのんびり準備。
ウーン・・・日陰はなんとかしのげるけど、日差しがすごいぞ!。だいじょうぶかなー?・・・まあ行ってみよう。
この時は、まだこの日差しの方角の意味することが、理解できていない野ねずみ探検隊。後で大変な経験をするのだ。


0935時、山行開始。豊礼の湯に居ついた野良猫の”シロ”がお見送り。
ξスゴイミチガマッテイルゾ キヲヒキシメテイケξとねずみボスからの指令電波を伝えている。


長い林道のアプローチで、さっそく花達のお出迎えが始まる。(オミナエシ・ゲンノショウコ)


1010時、ここから車道を別れ、車が入れないよう柵をしてある道に入る。看板の山名の字が間違っている気がするなー(^_^;)。


しばらく林道を上がって、途中から山道に入っていく。展望が広がりだしたぞ。




草原の道を登っていく野ねずみ探検隊。涌蓋山を仰ぐ。このあたりはまだ風があり日陰もあるので、なんとか歩けるねー。
(ヒヨドリソウ・ノコギリソウ)


道はあちこちに色とりどりの花が出迎えてくれる。汗をかきながらも、まだ楽しい野ねずみ探検隊。
(クサフジ・ワレモコウ)


1045時、草原を登りきって、いよいよ山頂部へのアタック前に日陰で休憩。ここは最高に気持ちがいい。風が涼しいし景色はいいし。
この後、地獄が待っているとも知らずに隊長はクッキーか何か取り出して、幸せそうにおやつタイム(^。^)。オデもクーラーバックの酒で一服。


さあ、再出発。すぐに待っている山頂部への入口。1115時、アタック開始。

涌蓋山登山道でほっと一息、休憩中


(サイヨウシャジン・ヤマハギ)


(ワレモコウ・アキノキリンソウ)


(サイヨウシャジン・マツムシソウ)
こうして花の写真を並べると天国みたいに見えるけど、実はこのあたりが今回最も厳しい灼熱地獄。
日影がなくなった直射日光の中で、急登になった道には何故か全く風は吹かないのだ。ものすごい汗。オデは塩飴を3個も舐め
2L近く水を飲む。




1220時、山頂にたどり着くとへたり込む隊長。いやーよく登ったねー。
山頂は日差しは強いが風が吹いて、時折雲が日射をさえぎってくれるのでなんとか過ごせる状態。
この日出合った唯一の山行パーティが反対側の筋湯方面へ下山を開始したところ。ヘトヘトの野ねずみ探検隊にエールをくれた。
おー、山頂はマツムシソウの大群落。すごいぞー!!。さあ、昼ごはん食べよう!。


1315時、昼ごはんを終えて下山を開始する野ねずみ探検隊。お花畑が名残惜しいねー。





                  


15時、壮絶な戦いを終えて豊礼の湯に帰り着く。早速温泉で汗を流して・・・
・・・と、ここまではよかったが、貸してもらった部屋に入って愕然!。猛烈な西日の直射!。部屋はもう蒸し風呂のサウナさながらなのだ。
そうかー、朝の出発準備のときにこの太陽と建物の位置関係を気づくべきだった!。くたくたの隊長はどこかで横になりたいのだが、休憩室に
行ってみても同じ状況、エアコン無いのだ。頼み込んで、西側の部屋から東側の日陰の部屋に変えてもらってやっと横になった隊長、しかし、
アリャー・・・その部屋は巨大なボイラーの真横!。壮絶な騒音が暑さに加わっただけなのだ(-_-;)。
晩ごはんの地獄蒸は、なかなかおいしかったけど、ゆっくり休める場所がないこの酷暑日の豊礼の湯は、大変な一夜となったのだ。


それでもあくる朝は5時起床で作戦再開の野ねずみ探検隊。野鳥探索開始だ。ウーン、日が出ないうちは涼しくていいねー。
早朝の泉源に歌う鳥たち




豊礼の湯の入口で、朝ごはん中のシジュウカラ君ご夫妻と対面。忙しそうだ(^。^)。






ナウシカで出てきた巨神兵のように太陽が山肌から現れると。熱線がすべての者共をなぎ払いはじめた。ヤバイ、撤収開始!。
朝ごはんを済ませて温泉に入って、さっさと荷物をまとめて帰り道に着いたX-T探索機は。0945時、いつもの日田の薫長酒造に立ち寄る。
報告は以上。あれ、食材の残りを入れた袋がないぞ、エー、豊礼の湯の冷蔵庫に置き忘れだー!。