帰りたい空

野ねずみ探検隊は、いつかは帰りたい無何有の郷を探して活動チュウ。
山に登り、地を馳せ、温故知新の旅記録です。

野ねずみ野鳥探索 T・レックスの夢

2008年08月31日 16時00分51秒 | 野ねずみ作戦活動記録
この頃の研究では、鳥の祖先は恐竜だったって言うじゃないか。実に興味深い話だね・・・(゜o゜)。
強大なパワーで他を脅し、襲い、奪い、殺して、弱肉強食の頂点に君臨した中生代白亜紀末期のティラノサウルス。
生命界を支配する果てしない戦いに疲れて、空を見上げ”あそこに帰りたいなー”なんて思ってたかもね。
戦わず、奪い合ったりしないで、小さなあるだけのエネルギーで広がる空間を自由に移動して生存する生命体。
支配せず、支配されず、自由に歌を歌い恋をして命を継ぐ・・・。
ホントはそんなものになりたかったなーって、眠ったときには夢を見たかもしれない。
それなら6500万年の時を経て今いる鳥たちはT・レックス達の夢の続きなんだぁ\(^o^)/。
よし、隊長はどうせ仕事。オデ@野ねずみ探検隊の調査活動は恐竜の夢の中に翔ぶ鳥たちの探索だ。
荒天の気配を雲が知らせている。探索機は赤狐号はお休みでCRV探索機をチョイス。
0800時、探索のための装備をつんでCRV探索機発進。11時前に名水の郷の「森の家」到着。


野ねずみ探検隊のくじゅう探索のために、いくつか隊長ご用達の基地を発掘してきたが、今回は大発見。
この「森の家」。連山の北東エリア、黒岳を狙う足がかりとしては最高の立地条件。きれいな森の中に、素朴に、静かに、
しかししっかりと息づいている。歩きつかれたら気持ちいい温泉に入りゆっくりと食事をしてぐっすり眠れる。
建物からベッドそして食事まで、ほとんどの物がご主人や奥様の手作りで、かぐわしい木の香が溢れる。
インターネットで発見したHPにいたく感動と共感をおぼえ、原則二人以上・・・を無理やり一人で頼んでしまった。
皆様もぜひどうぞ、お勧めします。以下のHPをご参照あれ。
森の家
 
こんな緑のテラスで風を楽しみ、温泉上がりにビールを開ける。鳥も来る(^・^)。最高。
この「森の家」の裏側から草原に入ると、今まで見たことも無い久住の景色が広がっていた。
果てしなく広がるお花畑にニンゲンはオデ唯一人、風に吹かれる。
”ニンゲンは数千万年後いったい何になるのかナー”なんて考えながら夢中で約4時間強の探索だ。

 
 
キツネノカミソリ、コバギボウシ、ゲンノショウコにくたびれ果てたベニシジミが片思いしている。
ねえ、ゲンノショウコさん、彼を添わせてあげてくれないか?(^^)。

 
 
ハナアブの恋はオニタビラコの花芯に届いていた。フジバカマ、クサフジ、ミヤコグサ・・・まだまだ続く。

 
 
ワレモコウはサイヨウシャジンとすごく仲良し、そういう連れ添いもいいね。ミズギクは仲間と楽しそうに笑っている。
恋に落ちているミツバチとマツムシソウの横でオニユリは一人屹立する。それもいい(^・^)。


 
いた・・・、やっと夢の中の住人が現われた。今日はコサメビタキ。
雨天気味で光が足りない上、よく動くのでピントが合わない。おーいそのまま、そのまま。


気持ちいいベッドでぐっすり眠ったあくる日は4時半起床、5時過ぎにこっそり森の家を抜け出す。
夕食をいただきながらご主人から教えていただいた、池とほとりの山小屋を探した。
昨日歩いた草原の道が行き着いた所は、まさに異次元久住だ。早朝に集まる鳥をあてにしてきたが生憎の霧。
ディジタルスコープを構えるが、映る画像はただただ「しろ」(~o~)。仕方なくテラスを借りてコーヒータイム。
うっすら見える池のほとりでは鹿の一行が走り回って遊んでいる。なんと不思議な・・・この世ではないね。


朝ごはんの後、また温泉をいただいてテラスで湯上りの風を楽しんでいると、目の前に!、キセキレイかな?。
とりあえず持ってたデジカメでデジタルズームまで一杯でシャッター。何で今来るのかねー?。

この後、森の家のテラスを借りて飛来する鳥を待ったが、ついに降雨。数回チャンスがあったが光量不足でものに出来ず。
タイムアウトとなり我家への帰路に着いた。やはり今回はCRV探索機で正解だったね。
我家に着くと隊長は仕事帰りの一風呂中。報告はその後だねー。では皆さん、そのうちまた・・・。
人間が何に進化するか、まだまだ探索調査が必要だねー。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
楽しそう! (mac)
2008-09-02 21:41:02
楽しそうですね!
また次の機会(飲み会でも)に詳しく聞かせてくださいね!
森の家よさそうですね!
返信する
おすすめの場所ですよ (オデ@野ねずみ探検隊)
2008-09-03 06:23:29
森の家はよかったよー
部屋や温泉の施設は素朴な手作りで木のやさしさが伝わるし、
食事もほんとによいものを程よい量で、山の中の宿というもの。
きっとご主人のポリシーだろうね、資源の無駄づかいが無く、だからコストが安い。
そして、静かに自由にすごせるのは、ご主人と奥様の気遣と思うな~。
そうそう、森の家の目の前が”名水の郷”ってキャンプ場で、
そこは車をテントサイトまで入れられるし、気持ちいい温泉付き。
子供たちのキャンプ+森の家利用なんてのもいいかもねー。

返信する

コメントを投稿