帰りたい空

野ねずみ探検隊は、いつかは帰りたい無何有の郷を探して活動チュウ。
山に登り、地を馳せ、温故知新の旅記録です。

野ねずみ野鳥探索 二つの邂逅の裏事情

2014年05月10日 14時00分00秒 | 野ねずみ作戦活動記録
この子に出会えたのは、実はへんてこな訳があるのだ。
GWに仕事が入って、行けなかったキャンプ泊山行。その穴埋めともいうべき今日明日の晴天確約の土日、当然朝一からテントやシュラフを積んで
出発するはずが・・・とんだNG。
数日前からチクチクと痛み出したオデの「お・へ・そ」、なんだか腫れも??。で、外科の外来で診てもらったら、「あらら炎症おこしてますねー。」
山登りいいですかねー?。「運動はいいんですが、ザックの腰ベルトで患部を締め付けるのはいただけないですなー。」そーですか(ーー゛)。
・・・という訳で(こんなこたー初めて(^_^;))。ドクターストップで山行は中止。ふさぎ込んでいたオデに「じゃー鳥撮りに行こう!。」と隊長。
そうだねー、しかたないねーとやってきた、いつもの野ねずみ探鳥ポイントの不思議谷で、現れたヤマガラの群を撮影していると、
「あら!、色が違う、小さいし、あっ!、餌もらってるぅ。」と隊長。ほんとだ、オレンジ色の親鳥に混じって、ヤマガラのおちびさんを発見。
やったねー、うれしい出会いだねー。行けなかった山行のことは、すでにオデの思考から消え去ったのであった(^○^)。
実はおかげでもう一つ、大切な出会いがあるので、それは後程。




探鳥会をはじめてすぐに出合ったヤマガラの幼鳥。大手柄だねー。そうこうするうちに、おや久しぶり、野鳥観察の大先輩「とっつぁ~ん」さんと
そのお仲間たちがお見えになって、ご挨拶。サンコウチョウいますねー・・・といい情報をいただけたのだ。→とっつぁ~んのお散歩写真

 


不思議谷の池の周辺は、アオサギたちのコロニーになっているようで、ご夫婦が卵を温めているようだね。がんばれよー。

さて、今日の作戦はこれだけではなくて・・・。


もう一つの出会いはこの方、ヒメシャガ。数年前のこの時期に登った豊前の霊山、求菩提山の麓で、九州では唯一の群生地として保護してあるのを知った
野ネズミ探検隊は、いつか咲いているヒメシャガに会いたいと願っていたのだが、新聞やTVで開花情報をゲット。この機会にとはるばるやってきたのだ。
うわーい、キレイでかわいらしいねー。



 




ヒメシャガの群生にはたくさんのお客さん。みんなやさしい顔で見守っているね。昔は結構あちこちあったらしいのだけど、今は絶滅寸前。
原因は盗掘!。隣にいたお父さんがぽつり、「人間がいっちばん悪りぃったいねー。」ほんとに・・・。

 
その後は求菩提キャンプ場にサンショウクイの声、姿もちらほらするので再び探鳥モードへ。でもカワラヒワしか撮れなかったのだ(^○^)。
求菩提キャンプ場でさえずるカワラヒワ