『淡路国一宮・伊弉諾神宮』
「国生み」神話の舞台・淡路島。
『古事記』編纂より1300年余の時を経て、『神社おそうじ隊』は今年(2014年)、初見参となりました。
毎回のことながら、今回もまた大いなる何かの導き、を感じつつの巡拝。
「はじまりの島」は、やはり神秘と不思議に満ち溢れていました。
『自凝島(おのころじま)神社』の大鳥居。
高さ21.7メートル。
厳島神社、平安神宮と並び「日本三大鳥居」のひとつ、とする向きもあるようです。
「自凝島」伝説は諸説あり、「自凝島=淡路島」という説もあれば、淡路島本島南西の「沼島(ぬしま)」という説もあります。
さらには播磨灘を隔てた「家島」こそ、という説もあるなど、さまざまな観点があります。
イザナギ、イザナミの両神様により、高天の原と地上の間に浮かぶ宇宙ステーションのような天の浮き橋からアメノヌボコという槍のような祭器で地をかき回されできた大地、それがオノコロ(オノゴロ)島。
『神社おそうじ隊 見参!』としては、それがどこかということよりも、いまここにこうして島があり大地があり、水が流れ、草木生い茂り、鳥、動物、人々が日々を暮らしている…という事実の神秘に、深く畏敬と感謝をさせていただきたいと思います。
『神社おそうじ隊 見参! 淡路島・神戸見参!』
やわらかに雨降り注ぐこの日、
北緯34度32分、淡路島の伊勢の森とされるこの神社からのスタートです。