たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

カンジャンケジャン

2006-10-30 | 韓国2
昨日登場したのは、真っ赤な味噌 (ヤンニョム) に漬かった 『ヤンニョムケジャン』 でしたが、
こちら↓は、醤油ベースのたれに漬けた カンジャンケジャン です。
甲羅をパカッとあけると、カニ味噌が入っています。
そこにご飯を入れて、スッカラ (スプーン) でよくかき混ぜて食べるのが、韓国流です。
醤油味が濃いので、ご飯を入れるとちょうどいい具合になるのです。
足は手で持って、チューチュー吸います。
といっても、ワタリガニですから、身はたいして入っていません。



↓の袋の中身を100CCの水で溶かすと、チョウセンゴミシ (朝鮮五味子) という木の実の、飲み物が出来ます。
五味子茶 (オミジャチャ) といいます。 


砕いた木の実が入っていて、これを噛むと、甘味、苦味、酸味、辛味、塩味の五つの味がするというものです。
飲み物自体は甘酸っぱいジュースという感じです。
韓国には 『お茶』 という名前で様々な飲み物があり、
全て身体に良い成分が含まれているようです。


今日で、韓国日記は終わるつもりです。 やっぱり、終わりも  でした。
長々お付き合いくださいまして、ありがとうございました。
カムサハムニダ! (ありがとうございました)

あっ、そうそう・・・『さようなら』 は難しいんですよ~。
自分が立ち去る時は 「アンニョンイゲセヨ」
相手が立ち去る時は 「アンニョンイガセヨ」
一応、韓国日記は終わるので 「アンニョンイガセヨ!」


焼肉を二人前

2006-10-29 | 韓国2
韓国料理では、注文の品が出される前に、テーブルに小皿が並ぶ話は以前にも書いたと思います。
こちらの意思とは関係なく、お店の好みのいろんな小皿が運ばれてきます。
小皿のナカミは日本でいえば、サラダ、漬物、和え物などですが、薄味でとってもおいしいんです。
“たまびと”はこれとご飯があればメインの料理はいらないとさえ思います。
そこでついつい小皿をたいらげると、お店の人がやってきて、
こちらの意思とは関係なく空いたお皿に同じ料理を盛り付けてしまうんです。
浅はかな“たまびと”は、これを繰り返し、メインの焼肉が来たときは
お腹がいっぱい。



↓は、焼肉のあとで、出される飲み物です。
向かって左が 『シッケ』 という冷たい飲み物で、炊いたお米から作られています。
右が 『コピ』 というミルクコーヒーです。
“たまびと”は 『シッケ』 を飲みました。
氷がジャリジャリしていて薄甘い味で、とっても美味でした。


小皿の中は、キムチやナムルなど野菜がメインですが、
『ヤンニョムケジャン』 が出てくることもあります。
下の写真では、前列向かって右端の真っ赤なイカの足のように見える物体です。
『ケジャン』 はコッケ(ワタリガニ)を生のままタレに漬けた料理です。
醤油ベースのタレに漬けたものは 『カンジャンケジャン』、
唐辛子入りの真っ赤なタレに漬けた物が 『ヤンニョムケジャン』 です。
味はいいのですが、とにかく辛いんです。
でも、両手に持ってヤンニョムごと食べないと中身を食べられません。
ヒーヒー言いながら食べました。

さて過去2回の焼肉は、小皿でお腹がいっぱいになって、満足に食べられませんでした。
今日こそはリベンジ!
焼肉は二人前からしか注文できません。
娘1が一人前食べてくれることになりました。
しか~し、娘は言いました。
「焼肉来るまで、ぜったいに小皿の料理を食べないでね。
まったく、肝心の焼肉を食べないんだから・・・もったいない
娘の言う通りなのですが、人に言われると カチン ときます。
「うん、わかった」 と口では答えましたが、実際は反抗におよびました。
焼肉二人前、一人で食べちゃった!
柔らかくてジューシーでものすご~くおいしかったです。


蚕室 (チャムシル)

2006-10-28 | 韓国2
Eddieの車で、漢江 (ハンガン) の南の 江南 (カンナム) という新興エリアに連れて行ってもらいました。
蚕室 (チャムシル) という地域に オリンピック・スタジアム や オリンピック公園 があります。
車道の端には、各国の旗が翻り、オリンピック競技の像が点々と立っています。


一つ一つがかなり大きなものです。
韓国がオリンピックにかけた意気込みが伝わってきます。


『蚕室』・・・おもしろい名前だと思いませんか。
李朝時代、このあたりには桑畑が広がり、養蚕施設の 『蚕室』 がたくさんあったことに由来するそうです。
でも今は大きな道路が作られ、高層アパートが建ち並んでいます。

テーマパークの ロッテワールド もあります。
↓の写真で、道路の上を横断しているのは、ロッテワールドのモノレール?らしいです。


『ロッテデパート』 です。


デパートのエレベーターからは外が見えます。
すごい交通量  ソウルは大都会なのですね~


戦争記念館

2006-10-27 | 韓国2
今日も車窓から撮った写真をUPします。
↓は、地下鉄 『三角地 (サムガクジ)』 駅の近くにある 戦争記念館 です。
館内には戦争に関する資料や兵器が陳列されているそうです。
広大な敷地には戦争で実際に使用した飛行機、戦車などが並べられていて、
塀の外からも一部を見ることが出来ました。

韓国は長い間日本の統治下に置かれ、その後も朝鮮戦争で苦しみを味わった国です。
街の中にアメリカ軍の基地があり、明洞などの繁華街でも迷彩色姿の韓国人青年を見かけます。
韓国には軍隊があり、常に国防を意識しているのです。
今日のニュースでは、韓国軍だけの軍事訓練が行われたとのことです。

北朝鮮の核実験を機に日本でも国防論が盛んなこの頃ですが、
大事なことはただ一つ、戦争をしないことです。


『戦争記念館』 の近くの道路の真ん中に大きな竜の像があります。


近くで見るとこんな感じです。 すべて竹で出来ているようです。


↓は、このところたびたびニュースに登場する 韓国の 国会議事堂 です。
漢江 (ハンガン) の中洲 汝矣島 (ヨイド) にあり、緑色のドームがシンボルです。
このドームには 『円満な解決への帰結』 という議会政治の理念が込められているそうです。


漢江 (ハンガン)

2006-10-26 | 韓国2
漢江 (ハンガン) は、ソウルの中心部を東西に流れている大きな川です。
北の街と南の街を結ぶ橋がいくつも架かっています。
休日に Eddie(娘1の夫) に車に乗せてもらったので、助手席から写した
漢江の写真をUPしてみます。



橋にはみんな ○○大橋 (○○デギョ) という名前がついています。
川幅がひろいから、みんな大橋になっちゃうんです。



漢江には遊覧船 (ユランソン) があります。
1時間くらいのコースになっているようなので、隅田川の遊覧船みたいなものですね。
下の船がその遊覧船かどうかは、わかりません。


鉄橋も架かっています。
今ちょうど、鉄橋の上に電車が見えます。

日本でもおなじみの食べ物

2006-10-25 | 韓国2
南大門市場 (ナンデムンシジャン) の一画には近代的なビルもあります。
が、この前でもおじさんの呼び込みがあります。
派手な衣装のこのおじさん “たまびと” を見て、日本語で話しかけてきました。
すっかり、韓人(はんびと) になりきっているつもりの “たまびと” は 
「日本人に見えるんだ!」 と複雑な心境。


『新世界デパート (シンセゲペッカジョム)』 で昼食を食べました。
日本でもおなじみの韓国料理を食べてみました。


娘が頼んだ トルソッビビンパプ (石焼ビビンパ) です。
熱々の湯気が見えますか?


コンナムルクッパプ (大豆もやしのクッパ) です。
初めて食べたのはもう40年も前のことで、自分でも時々作るくらい大好きですが、
さてホンモノはどんな味かな?


違いがよくわからない・・・

南大門市場 (ナンデムンシジャン)

2006-10-24 | 韓国2
南大門 (崇礼門) の目の前に広がるエリアが 南大門市場 (ナンデムンシジャン) です。
市場ですから小さな商店がゴチャゴチャと軒を並べています。
衣類、食材、雑貨、韓国海苔、高麗人参などの他、伝統小物のお土産屋さんもあります。

日本からの観光客も多いエリアなので、日本語の呼びかけも聞こえてきます。
通りを歩く人を見て、韓国語と日本語を使い分けるワザはすごいもんです。


細い路地もたくさんあって、娘1の話では 『豚足横町』 もあるということでした。
先日韓国ドラマの 『初恋』 を見ていたら、その豚足横町が登場しました。
豚の顔の皮が飾ってあるお店で、登場人物が豚足を食べていました。



おばさんが路上に漬物ダルを並べて、いろんな漬物を売っています。
韓国の漬物は 『白菜キムチ』 だけではありません。
写真の中にも青い唐辛子や大根が見えます。
すご~くおいしそうだけど、買わなかったので味はわかりません。


民族衣装 『韓服(ハンボク)』 だけを売っているお店です。


これがかの有名な 『ヨン様靴下』 です。
韓流スターの写真つきのこれらの靴下は、日本人観光客目当てに売られているのでしょうか。




南大門 (ナンデムン)

2006-10-23 | 韓国2
南大門 (ナンデムン) の土台は花崗岩で造られており、真ん中にアーチ型の通路があります。
そこから正面に見えるのが ソウル駅 です。


と言っても見難いと思いますので、もう少し近付きましょう。
画像の真ん中に見えるドームが ソウル駅 です。


南大門 (ナンデムン) の天井には二体の竜が描かれています。




南大門 (ナンデムン) の屋根を見上げた時、思わぬものが目に入りました。
生まれて初めて見る 日暈 (太陽にかかる輪) です。
月の暈 (かさ) は何度も目にしますが、太陽の暈 (かさ) を見るチャンスは今までありませんでした。
何てラッキーな旅なのでしょう。 

守門将交代儀式の付録です

2006-10-22 | 韓国2
儀式の間、この↓お姉さんが、韓国語と英語で説明をしてくれます。
お姉さんが着ている衣装は民族衣装で 韓服 (ハンボク) といいます。
女性が着る韓服は チマチョゴリ で、チマがスカート、チョゴリは上着ということです。


この↓太鼓を打って、交代儀式の始まりを知らせます。


儀式が再現されている 徳寿宮 (トクスグン) はソウル広場に面しています。
ソウル広場に面してもう一つ大きな建物があります。
ソウル市庁 です。↓


さて、交代式を終えた一団は二組に分かれます。
一組はそのまま 大漢門 (テハンムン) の前で、観光客と並んで写真に納まるサービスをしてくれます。
もう一組は、大きな旗を翻しながら一団になって 南大門 (ナンデムン) に向かいます。
私達はこの一団にくっついて、南大門まで歩きました。
今、一団が南大門をくぐるところです。


南大門は正式名称を 崇礼門 (スンネムン) といい、李氏朝鮮時代にソウルを囲んで作られた城壁の正門です。
朝鮮王朝最古の木造建築物として、国宝第1号に指定されています。

ここでも小さな交代式が行われ、終わると並んで写真を撮ることができます。
“たまびと”は真ん中のヒゲのお兄さんと並んで写真を撮ってもらいました。
一人で観光に来ていた日本人の青年が、シャッターを押してくれました。
勿論、その青年のカメラのシャッターもきってあげました。

王宮守門将交代式

2006-10-21 | 韓国2
冬のソナタに登場するラディソン・ソウル・プラザ・ホテルの近くに
朝鮮王朝時代の王宮 徳寿宮 (トクスグン) があります。
王宮の入口 大漢門 (テハンムン) では、宮門を守る守門軍の交代儀式が再現されています。
(月曜休み ①10:30 ②13:30 ③15:00) 


華やかな衣装の一団が登場してきました。
これは期待できそうです。


行進しながら演奏する楽隊もいます。
前から三番目の人たちは法螺貝を吹いています。


これから鍵の保管箱の引継ぎがあります。


数えたわけではないので、はっきりした人数はわかりませんが、
50~60人くらいの人達で構成されていたのではないでしょうか。
時間は50分、なかなか興味深い儀式でした。