たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

アカンサス

2011-06-30 | 都内
『馬場先門』 から皇居外苑に入りました。
芝生に松が影を落とし、暑い日差しもさして気になりません。
芝生のあちこちに、寝転がる男性の姿があります。
なかには裸の人もいますが、さすがに女性はいません・・・と思ったら、一人だけいました。

(私じゃない・・・・・はっきり言っておく)



松の幹に大きな穴が開いているのがおもしろくてシャッターを切ったのですが、パソコンに取り込んでから、下に広がる影の美しさに気付き、もっとよく鑑賞したかったとちょっと後悔。


交番の花壇に異国を思わせる花が咲いていたので、警察官に名前を尋ねたら 「アカンサス。 和名は葉アザミです」 と親切に教えてくださいました。


葉っぱはこんな感じです。


花はこんな感じで、背高です。


「どうしてこの花をここに植えていらっしゃるの?」 とおばさんはどこまでもしつこい。

警察官は、奥からファイルブックを取り出して、丁寧に説明してくださいました。
地中海沿岸の原産で、古代ギリシャの時代から建築物などのモチーフにされていること、ギリシャの国花であること、皇居の二重橋や、丸の内の古いビルの柱にも使われているので、ここに植えてあると。




ギリシャ建築コリント様式のアカンサス模様が施された二重橋の手前のブロンズ製の高欄です。


アカンサス模様は、お札にも採用されているというので、財布の中からどうにか見つけた3枚の写真を。
どうだ!  3枚揃えられるなんて金持ちだろう。


丸の内界隈

2011-06-29 | 都内
暑くて息苦しい1日でした。
今日ほどではなかったけれど、それでも十分暑かった昨日、一人で東京に出かけました。

奥多摩在住の画家の水墨画展が 『八重洲ブックセンター』 で開かれています。
ひと通り見せていただいてから、座って少しお話ししました。
彼の住まいは、奥多摩駅からさらに車で奥に入った場所、奥多摩湖の最奥にあります。
東京駅まで3時間かかるので、展覧会の間はホテル住まいだそうです。
彼に言わせれば、私の家がある市は都会、青梅も都会・・・だそうです。

「なんたって、電車が通っている」

そうですね、彼の住まいの近くに電車は通っていません。
それどころか、猿も熊も鹿も住んでいる 東京都 です。 



『八重洲ブックセンター』 を出て、山手線の線路をくぐり、丸の内方面へ歩きました。
緑陰を爽やかな風が吹きぬけるこの道は少し涼しげですが、ブランド店が並び、私には縁が無い通りです。


真っ直ぐに背筋を伸ばして足早に歩くこの僧の周りにも、涼しげな風が吹いているような気がしました。


皇居前広場から、丸の内方面を見ています。


2階建てバスが走ってきました。
「こんなに暑い日に、屋根が無い2階席に座ったら、蒸発しちゃうだろうなあ」


え゛~~~~~  座っている人がいます。
蒸発しないのか・・・風を切って涼しいのかもしれません。

私も乗ってみたい。


こちらは 『はとバス』


二重橋見物のお客様が大勢降りてきました。
羨ましい・・・・・私、『はとバス』 にも乗ったことがありません。


丸の内の写真をたくさん撮ったので、しばらく続くと思います。

釣果

2011-06-28 | 
昨日、海釣りに行った娘2の夫が、魚をたくさん届けてくれました。
船で初島のあたりまで行ったそうです。
今回は ウマヅラハギ(馬面剥) は1匹だけで、メバル、サバ、イワシ など。
イサキ がたくさん釣れたのでご近所に配ったら、今日は皆さんから 「塩焼きにしたら美味しかった!」 とお礼を言われました。 (私が釣ったわけじゃなかった・・・汗)


“いえびと”に 「魚をさばいて」 と頼んだら、包丁を砥いでから全部さばいてくれました。
イサキは刺身でおいしくいただきました。

娘2の夫へ  「美味しかった!  ありがとう」


2011-06-27 | 自然
娘2と孫が、孫の仲良しのお友達とお友だちのママを連れて、我が家にやってきました。

玉川上水の蛍を見たいと言うので、暗くなってから5人で見に行きました。

たぶんこれ蛍。




小学2年生の男の子二人なので、途中でいろんな虫を見つけます。
そのたびに私も立ち止まって写真を撮り、夜の昆虫の生態を楽しみました。

なんだかわからない虫の写真を撮っていたら、いつの間にか娘2に私の姿を隠し撮りされていました。
それを携帯に送りつけてきて、ブログに載せるように強制されました。
『暗闇の中で木に向かって写真を撮るチョー怪しいおばさん』 という意味だと思います。
  

夜はあまり外に出ないので、闇の写真がおもしろくておもしろくて・・・


夜の紫陽花、なかなかだわ!



アジ庵 ガンジー

2011-06-26 | 昭島市 立川市 国立市
家の中も外も、あまり物を置かず、すっきりと暮らしたいと思っています。
身に付ける物、例えば服やバッグも、たくさん持ちたいと思ったことはありません。

全てシンプル第一、心の中も頭の中もシンプルでありたいと思っています。
面倒なことは大嫌い、だからちょっと難しい問題が起きるとパニクリます。

あっ、話が横道にそれてきちゃった。
“いえびと”が庭に放置しておく くず鉄 が邪魔だと思っていましたが、片付けるのは私の仕事ではないので、ストレスかかえて我慢していたって話です。

その くず鉄 を、やっと“いえびと”が売り払ってきてくれ、すっきりしました。
その上、コガネが手に入ったから、ランチをご馳走してくれると言うんです。
ここまで我慢してきた甲斐があったというものです。
もっとも、後でわかったのですが、手に入ったのはコガネではなくてコゼニでした。

アジ庵 ガンジー
所在地    東京都昭島市緑町3-4-9
営業時間   11:00~15:00
        17:00~22:00
TEL     042-546-2485
駐車場    あり

駅からは遠いです。

羽村本店は羽村駅から歩けます。
所在地    東京都羽村市五ノ神1-12-11
TEL     042-579-2485



とっても小さなお店なので、いつも混んでいます。
あらっ、美味しいからと言うべきでした。 失礼しました。


ナンがもの凄く大きいので、二人で一つ食べて、残りは持ち帰ります。
それに比べて、カレーの器がちっちゃい。
だから私にはちょうど良い量なんです。


ランチドリンクは105円プラス。  マサラチャイをいただきました。


ラミーカミキリ

2011-06-25 | 自然
植木鉢に植えた植物の上に、見かけない虫が・・・・・
私    「この虫、初めて見た」
息子   「カミキリムシじゃないか?」
私    「ふ~~~ん」 とじっくり観察。

息子   「早くカメラを持って来たほうがいいんじゃないの?」
私    「あっ、そうだった」 と、かけ出す。

普通のカミキリ虫より少し小さい ラミーカミキリ という虫のようです。
背中の模様は、はっきりとした白と黒、足とヒゲはブルーで綺麗なカミキリ虫です。


背中の模様がおもしろいので近付いて撮ったら、失敗しました。
でも雰囲気はわかると思います。
私は 『黒い礼服を着て、白い仮面を付けた男』 に見えましたが、皆さんはどう思ったでしょうか。


もう1枚。
カメラをかまえていたら、“いえびと”が、覗き込んで 「なんだ、カメムシか」 って言ったけど、なんだどころじゃないと思います。
この ホオズキカメムシ は、茄子の害虫。
そろそろ生りはじめた“いえびと”の茄子。  大丈夫かな?


臨時休業

2011-06-24 | お出かけ
お友達に、前回の記事の 『定休日』 の話をしたら、みんな揃って 「その看板、首からぶら下げればいい」 って。


私、定休日はないけど臨時休業があるので、文句は言えないと反省しました。
昨日は、『主婦』も『仕事』も臨時休業にして、“いえびと”を家に残し、ゴルフに行きました。
梅雨時とは思えない酷い暑さの中のゴルフだったので、今日はいささかグロッキー、しなびています。



遠くに武甲山が見えています。


いつも 「この風景、好きだな!」 と思う、コースから見える 『山のお寺』 です。


昨日も暑かったけど、今日も暑い。
熊谷市で39,8度という6月の国内最高気温を記録したそうです。
寄居町も39,2度を記録しましたが、昨日、その寄居町を通過した時の写真を載せます。

以前、ちびくまさんから 「テレビで見たのですが、例の寄居の交通安全人形が、江(ごう) になったそうです」 と教えていただきました。


道路の端に立っているので、車の中から写真を撮るのはなかなか難しい。

見えてきました。
真っ黒い頭の、長身の物体が立っているけど、向こうを向いています。


横を通過。  『江』 って書いてあります。  前から撮れるかな?


撮れました。 
しかし、相変わらずぶっさいくやなあ。


な、なんじゃこの顔は。  ひ、ひど過ぎる。(笑)
足元に 『わき見、よそ見するな』 って書いてあるけど、この顔には、思わず見とれちゃうでしょう・・・まずいよ、それは・・・・・


定休日

2011-06-22 | 人間
『清水庵』さんの和室に、おしゃれなブラインドが掛けてあるのを見た私、自分の家にも欲しくなりました。

“いえびと”に 「和風のブラインドが欲しい」 と言ったら、ジョイフル本田 という大型ホームセンターに連れて行ってくれました。
探しましたが気に入った物はなく、危なく 竹すだれ を買ってしまうところでした。
「今年の夏は節電節電」 の掛け声の下、ゴーヤの苗とすだれが飛ぶように売れたそうですね。

あちこちのご近所さんの窓辺で、ゴーヤがツルを伸ばし始めましたから、今年の夏は買わなくても食べられそう・・・・・(期待してます)

竹すだれ はやめて、店内をブラブラ歩いていたら、『定休日』 という看板を売っていました。



私     「これ欲しい」

いえびと  「そんな物、どこに立てるんだ」

私     「私の前」

いえびと  「?????」

私     「〇〇ちゃん(近所の奥様の名前)なんか、毎日が主婦の定休日で、ご主人とスーパー銭湯に行って、お風呂も夕食もそこで済ませるんだって。 羨ましい」

いえびと  「そんなもん買わなくても、顔に 『定休日』 って書いておけばいいじゃないか」


・・・・・バカ・・・・・

清水庵

2011-06-21 | 昭島市 立川市 国立市
日曜日、息子と息子のお嫁さんが 『父の日』 のプレゼントを持って、遊びに来てくれました。

お嫁さんが携帯で、私が孫を抱いている写真を撮り、私の携帯に送ってくれました。

この写真をしみじみと見て、私が思ったこと。

このベビちゃん、腹話術のお人形みたい。

そして私のポーズは、腹話術をするおじさんそのもの。


な~んてことを書いたら、息子にぶっ飛ばされそう。


以前、お友達に紹介してもらった 清水庵 さんに、みんなでお昼を食べに行きました。

所在地    東京都昭島市中神町2-35-34
TEL     042(543)8644
定休日    月・木
営業時間   11:30~14:00
        18:00~20:30 (予約制)
駐車場    あり

駅から遠いので、「どなたでもどうぞ」 と言えないのが残念です。




『清水庵膳』 1,400円を注文しました。
日曜日で、ほかにもお客様がいたので調理が間に合わず、店主のおじさんが 「この空いているところに、もう一皿来るんですがね」 と言いながら、お膳を運んできたので、息子が 「こりゃあ、ブログネタだな」 と言いました。
私もノリノリで写真を撮っていたら、酢豚を運んできたおじさんが 「写真撮るんじゃあ、このお皿も乗ってるほうがいいよ」 と。

はい、私もそう思います・・・普通の写真だったら・・・
普通じゃない写真を載せたがるブロガーたまびと・・・恐ろしや。


これがおじさんも納得の完成写真です。






清水庵さんの隣に小さな田んぼがあり、稲が青々と植えられていました。
ここは多摩川のすぐ近くなので、昔はあたり一面田んぼが広がっていました。
今はすっかり住宅地になっているので、この残された田んぼにちょっと驚きました。


美味しい刺身コンニャクを売っているので、いつも帰りには買って帰ります。


エゴツルクビオトシブミ

2011-06-20 | 自然
オトシブミ という虫が、木の葉に卵を産みつける季節になりました。
このクルクル巻いた葉の中に卵が入っているそうです。

玉川上水の土手には、エゴノキ がたくさんあり、白い花が咲き終わると、この 落とし文 と呼ばれる巻物型の物体が、ぎっしりぶらさがります。


1度、オトシブミ という虫に出会いたいと切望していましたが、今年初めてお目にかかりました。
オトシブミ にはいろいろ種類がありますが、これは エゴツルクビオトシブミ という種類です。


1センチにも満たないような小さな虫ですが、よく見たらあっちにもこっちにも、いっぱいいます。
エゴノキ の葉を食べているらしく、葉が穴だらけです。


上の写真では、よくわからないのですが、下の写真を見ると、首がすご~く長いのがわかると思います。
だからツルクビという名前がついたのでしょう。


口で葉っぱをチョキチョキと切って、卵を産みつけ、端からくるくると巻いていくらしいのですが、その作業は見ることが出来ませんでした。
出来上がった巻物を見ると、葉っぱはスパッと綺麗に切れているし、上部は少し残してちゃんとぶらさがるように加工してあります。
出来映えは見事! とても美しいと思います。
卵がかえって幼虫になると、巻いてある エゴノキ の葉を食べて大きくなるそうです。


天を仰ぐ姿も美しい エゴツルクビオトシブミ さんです。