たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

玉川上水の流れに沿って 21

2014-01-24 | 玉川上水
鷹の橋に着きました。
鷹の橋から西武国分寺線の鉄橋を見ています。


左手には西武国分寺線の『鷹の台』駅が見えます。


右から『鷹の台』駅に向かう西武線が走ってきました。


西武線の踏切を渡り、東鷹の橋という小さな橋を渡ります。


東鷹の橋から玉川上水を見たら、カルガモが縦列で泳いで来るのが見えました。


「先頭のカルガモさん、こんにちは」


ここもまだ上水に沿って新堀用水の堀があり、杭には「木もれ日の径(こもれびのみち)」と記してありました。
春の若葉や夏の濃い緑もいいけれど、冬の枯れた木々の姿にも捨て難い魅力がありますね。


東鷹の橋を渡った先には小平市立中央公園が広がっています。


銀杏並木や桜並木があり、温水プールのある体育館があります。


広いグランド。


井戸もあります。


グランドの前から、『鷹の台』駅に抜ける地下道を通ります。


『鷹の台』の駅前です。
ここから西武国分寺線に乗って帰りました。


玉川上水の流れに沿って 20

2014-01-23 | 玉川上水
このあたりから、車は通れない橋が次々と現れます。
この橋の名はくぬぎ橋です。


次に現れるのは寺橋。


北側は朝鮮大学の敷地に面していて、もう長い間開けたことがないと思われる錆びついた門がありました。
私は、この門のデザインが朝鮮風だと思うのですが、いかがでしょうか。


この門の脇に、捨てられたように見える石が4基あるのですが、捨てたのではなくて、保存したものだと思います。
『寺橋』という文字が読み取れたので、架け替える前の橋の親柱ではないかと思います。


玉川上水に並行して、小平監視所から小平分水(新堀用水)が流れているのですが、補修工事のために今は水が流れていません。


これも人だけが渡れる橋でいこい橋という名前です。


次に現れたのは水車橋


水車橋は、車も通れる新小川橋の手前にあります。


新小川橋のそばにある精米店では、昔、新堀用水を利用して水車を架け、精米・製粉をしていたそうです。
今でも残る古い建物が往時を偲ばせます。


遊歩道沿いにおしゃれな喫茶室があり、ランチもあるようです。


その隣のちょっとした広場に、玉川上水で見られる蝶や野草、野鳥の写真が飾られています。


すご~く大きな木のコブに驚きました。


別な木には、人面コブが~~~~~


玉川上水の流れに沿って 19

2014-01-21 | 玉川上水
西武拝島線『東大和市』の駅前です。
ここから南下して玉川上水にかかる小川橋に向かいます。


小川橋の北詰に石橋供養塔が立っているのですが、道しるべのようなことが書いてあります。


玉川上水の北側にも南側にも遊歩道があるのですが、今回は北側を歩きます。


午前11時、森田ガーデンの前を通ったら、もううどん屋さんは営業していましたが、後ろ髪引かれつつ通過しました。


東小川橋です。


平成に入ってから造られた橋のようですが、自然の中に溶け込むようにデザインされています。


手前に欄干を入れて、上水を撮ってみました。


林の中を歩くので、野鳥にも出会えます。


羽村から小平監視所までは、上水として管理されているので、壁面が石組みやコンクリートで固められています。
しかし小平監視所から下流は、上水ではないので、昔のままの白堀(しらほり)の状態になっていて、壁面は関東ローム層が露出しています。


土手が崩れている個所もたくさんあります。


そこに生えていた木は、頑張って踏ん張っているのですが、根がすっかり露出しています。


壁面にしがみついて生きようとする木もあります。
思わず「頑張れ」と言いたくなってしまいます。


真っ赤な実はマンリョウ(万両)ですね。


ところどころに看板があります。
この看板には「いっぺんに遠くまで飛べないコゲラにとっては、玉川上水のように連続した緑は大切な通路」と書かれていました。


この看板には「風雨で根元の土が流され、長い間人々に踏まれ続けて、根っこが露出してしまった木」のことが書いてありました。


その木とは・・・・・こんな感じでしょうかね


玉川上水の植物 ツルウメモドキ

2013-12-29 | 玉川上水
急激に寒くなったので、朝のラジオ体操は欠席しています。
同級生の男性が「年寄りは目覚まし時計で起きてはいけない。 自然に目覚めた時に起きるのが良い」と言うから、これ幸いと欠席状態になりました。
もっとも、目覚ましなんか使わなくても、体内時計がしっかりしているので、自然に目が覚めるのですが。
(ちょっとそこの若い人・・・歳をとると早朝に目覚めるらしい・・・なんて、余計なことは考えないでくださいね)

玉川上水のツルウメモドキが、とうとう葉を全て落とし、実が割れ、リースにピッタリな状態になりました。


でも玉川上水は保護されているので、植物を採集することも、新たに植えることも禁止されています。
私も、他の地にあった植物を植えたり、種をまいたりということは、絶対にしないでほしいと思っています。


寒さが増して、カルガモマガモの姿が増えました。
カルガモとマガモは一緒にはいるのですが、右の7羽がカルガモで、左の2羽がマガモと、微妙な距離を保っています。


マガモのオス・・・緑の頭に黄色いクチバシで綺麗ですね。


マガモのつがいですね。
語り合わなくても、心は通じ合うのでしょうか。
うちのつがいは、語り合うのがヘタで、なかなか心が通じ合いません。


玉川上水 紅葉

2013-11-24 | 玉川上水
多摩の紅葉は、奥多摩の雲取山から下りてくる・・・と私は思っています。

玉川上水の上流部にも、赤や黄の紅葉が下りてきました。


山桜、けやき(欅)、こなら(小楢)、イヌシデ(犬四手)など様々な木が、今まさにお色直し中というところです。


ツルウメモドキ(蔓梅擬)の葉も実も、すっかり黄色になりました。


黄色い皮がはじけて、真っ赤な種が顔を覗かせているものもあります。


カマツカ(鎌柄)の葉もすっかり赤く化粧して、真っ赤に目立っていた実のかげが薄らいでしまうほどです。


この1週間、穏やかな秋晴れが続いて、心も穏やかに過ごすことが出来ました。  


玉川上水の植物 サルトリイバラ

2013-11-20 | 玉川上水
秋の深まりを木の実の色で感じる今日この頃、サルトリイバラ(猿捕茨)に真っ赤な実が生っているのを見つけました。


別名サンキライ(山帰来)、葉っぱは丸くて光沢があり、巻きひげで他の木に絡みついています。


絡み付いた巻きひげをたどって上方に目を移すと、そこにはまた違う真っ赤な木の実がありました。
ゴンズイ(権萃)ですね。
葉っぱの色も、だいぶ赤くなっています。


若い頃、リンドウ(竜胆)の花が大好きで、お友達と『りんどう会』という会を作り、毎月積立貯金をして、旅行に行っていました。
今振り返ってみると、リンドウが好きになったのは、島倉千代子さんの歌の影響だったような気がします。


玉川上水の植物 萩

2013-11-08 | 玉川上水
玉川上水の土手に、赤い木の実が目立つ季節になりましたが、まだ花も咲いています。

これはヤマハギ(山萩)のようですね。


木に咲く花で、草ではありません。
雑木の下で、ピンクの花が明るく見えました。


これも萩の仲間ですが、名前はキハギと言い、花は白と紫が混ざっています。
下に流れる枝先に、種が出来ているのが見えるでしょうか。


エナガは小さくて動きが素早く、カメラに収めることが難しい鳥です。
ジュリジュリ、ジュリジュリと常におしゃべりしているので、見つけることはたやすいのですが。


ずいぶん昔に切り倒されたのであろう切り株が、すっかり枯れて、いいい味を出しています。
このまま、こちらに走ってきそうで、何だか怖い。(汗)


赤い実 青い実 水玉の実

2013-11-06 | 玉川上水
玉川上水の木々の中に、赤い色の実が目立つ季節になりました。


この小さな朱色の実は、ニシキギ(錦木)でしょう。
耳にぶら下げたら、可愛いかも。


こちらは、もう少し深い赤なので、小鳥も見つけやすいでしょうね。


春に小さな白い花を咲かせるカマツカ(鎌柄)という木の実ですね。


これもカマツカではないかと思うのですが、色がちょっとくすんでいます。
渋くていい色なので、黒いセーターの胸に飾りましょうか。


ノブドウ(野葡萄)の実も、様々な色に変化してきたので、小鳥も私も嬉しい。(笑)


緑から水色になり、紫になり・・・・・


と思ったら、真っ白な実もありました。


おっ  ここには水玉模様の実が・・・・・




玉川上水の植物 クサギ

2013-10-26 | 玉川上水
台風は太平洋の上を通過していったようですが、このところずっとお日様の顔を見ていないので、やる気が起きてきません。
太陽の輝きがあると体も自然に動くようになるのですから、「お日様ってすごいなあ」と思います。

そんなわけで、今日は1週間も前の画像を掲載します。
先ずは秋らしく、ススキを。


これはクサギ(臭木)という木の果実です。
果実が出来始めた頃は綺麗な水色をしているのですが、もうすっかり黒く熟しています。


これはツルウメモドキ(蔓梅擬)ではないでしょうか。
秋が深まると、黄色い果皮が3つに裂け、中から真っ赤な種子が顔を出します。
葉がすっかり落ちて、蔓がおもしろい形を現すようになると、リースの材料やいけばなの素材として、街中の花屋さんに登場しますね。


玉川上水の植物

2013-10-17 | 玉川上水
今年は次々と大きな台風に見舞われていますが、今のところ我が家には大きな被害はありません。
椿の大島が甚大な被害を受けており、行方不明の方たちの安否が今もっとも心配なことですね。

急に朝晩寒くなり、玉川上水の花たちも、心細げに咲いている状況です。


これはノハラアザミ(野原薊)の花だと思うのですが、花の数の少なさに「ほんとにノハラアザミかな」と不安になって、9月に撮ったのに今まで掲載せずにいました。


これは最近撮りましたが、シラヤマギク(白山菊)だろうと思いつつ、背の低さに「ほんとにシラヤマギクかな」と不安を感じています。


ほとんど白い花のように見えますが、これはキハギ(木萩)でしょう。


近付いてよく見ると、紫に染まる部分がある、楚々とした良い風情の花ですね。