たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

スナックパイン

2007-05-31 | 
娘2が、毎年沖縄から“お取り寄せ”しているパイナップルを、おすそ分けしてくれました。
「これは、ひとかけらずつちぎりとって食べる スナックパイン だからね。
ブログに載せるんなら、正しい名前でネ」
と、娘2が言うところをみると、母の行動は見抜かれているようです。



スナックパインは小さいけれど、甘くて食べやすいし、芯まで食べられるというスグレモノです。
ただし出回る時期が、4、5月と限られているようです。



さて夕食後、私は息子に向かって得意げに言いました。
「これ、スナックパインだからね。 カクッ、カクッって欠いて食べるのよ」


私の頭の中   「カク(欠く)、カク(欠く)って、カク(欠く)のか~」
自分の発した言葉に、大ウケする私。

息子    「そんなにおもしろいか?」
私      「うん、おもしろい!」
いえびと  「カクって感じで欠くっていうギャグなんだよ」
息子     「そんなこと、いちいち説明するなよ。  スルーしてたのに。
        そういうの、おやじギャグって言うんだよ」


いえびとと私  

(ほんとはギャグのつもりじゃなかった 


オニノヤガラ (鬼ノ矢幹)

2007-05-29 | 植物
近くの雑木林に生えている不思議な植物をご紹介します。
地面から真っ直ぐに伸び上がったこの植物は オニノヤガラ という腐生植物です。

「腐生植物とは何ぞや?」 

『Wikipedia』 によると、植物体に光合成で自活する能力がなく、菌類と共生して栄養素を得て生活するもの・・・だそうです。

葉緑体が無いので、色が茶色くて葉っぱもないということなのですね。
オニノヤガラはナラタケ菌と共生しているそうです。

高さは1メートルくらいはあるでしょう。
鬼が矢を地面に突き刺したように見えることから、付けられた名前だそうです。



葉が密生して薄暗い林の中で見る茶色い棒は、不気味なもんでっせ。
一週間前は、固い蕾でした。


今日は花が咲いていましたが、これでも蘭科の植物だそうで、
そう言われれば、蘭の花に見えなくもない?・・・・・いや、見えない。


若葉マークの雀

2007-05-28 | 
『ガツン』   窓ガラスに何かがあたった音がしました。

たまびと   「アッ、今何かぶつかった!」
息子と同じ歳くらいの同僚   「きっと鳥っすよ!」

二人で見に行ったら、若いスズメが虚ろな瞳で窓枠にしがみついていました。
たまびと   「カメラ持ってくる!」

さすがに仕事中はカメラは持っていないのです。


何枚か撮るうちに、次第に正気を取り戻し、目もパッチリしてきました。


バサバサ っと、飛び上がってみましたが、また同じ場所に着地。

この季節、巣立ったばかりの若い鳥が、あちこちで見られます。
都会ですから(?)、スズメ、メジロ、ムクドリ、ツバメ・・・などですが。

なかなか上手に飛べなくて、ピーピー親を呼んでみたり、思い切って飛んでみたら、
今回のように不時着したり・・・何処(いずこ)の世界も、大人になるというのは、大変なことです。

助けてあげたいけれど、人間が手を出すことはできません。
じっと見守るだけ・・・・・(じゃなかった。 興味しんしん、カメラパシャッパシャッでした。


この後、3度目の羽ばたきで、向かいのフェンスに飛び移ることができました。


谷川岳を見に行きました ③

2007-05-26 | お出かけ
我が家の周りでは決して見られない花を見て、嬉しくなってベタベタ張ります。

イワウチワ の名は、葉の形がうちわのようだからとか。


咲き始めたばかりの花の、初々しいこの色・・・


イワナシ は、地面に張り付くように咲いています。


マイヅルソウ だと思うのですが、まだ蕾でした。
舞う鶴と言われれば、葉の形が翼を広げた鳥のように見えてきました。


シラネアオイ にも出会いましたが、開花にはいま一息というところ・・・残念!


エンレイソウ は陽を浴びて、ニッコリ笑ってくれました。


様々な花に出会えたので、残雪に足をズボッと落としたことも、
雪解け水の中を泥んこになって歩いたことも、帳消しにします。


「せっかく谷川岳に来たことだし 『谷川岳ラーメン』 でも食べてみよう」

食べ始めてから、ドンブリのヘリに三角形の海苔が貼り付けてあるのに気がつきました。
「お~! ドンブリの中にりっぱな谷川岳が・・・」    それ以外は普通のラーメンでした。



帰りのサービスエリアで、不思議な男性を発見!
いやいや、不思議な履物を履いた男性を発見!

一本歯の高下駄は、天狗が履くもの・・・・・ではこのおじさんは天狗か?

最近、この下駄で歩くと、体のバランスが良くなって、腰痛が治るという説があるらしい。
するとこのおじさん、腰痛持ちなのか?

腰痛持ちの天狗さん、ソフトクリームなめながら、上手に歩いていました。

谷川岳を見に行きました ②

2007-05-25 | お出かけ
ロープウェイの終点、標高1,300メートルの 『天神平』 からは、雪を頂いた山々を見渡すことができます。



そこからさらにリフトに乗り、標高1,500メートルの 『天神峠』 に行きました。


眼下に見える建物は、ロープウェイの終点 『天神平駅』 です。
その右の草地の斜面はスキー場、遠くには尾瀬の山々が連なって見えています。 


ここまで上ると、谷川岳がひと際大きく迫ってきます。
一人で来ていた男性に 「谷川岳をバックに写真を撮ってください」 と頼まれました。
いえびとがシャッターを切った後、私はその方の後姿を自分のカメラに収めました。


登山道には雪がたくさん残っていましたが、花が見たくて歩き回りました。


カタクリ がたくさん咲いていました。


ミズバショウ も・・・


一番たくさん咲いていたのが ショウジョウバカマ です。


他にもいくつか花の写真を撮ったので、次回掲載の予定です。

谷川岳を見に行きました ①

2007-05-24 | お出かけ
昨日、群馬県の谷川岳天神平に行って、群馬県と新潟県の境に座る 谷川岳 を見てきました。
ここは 上信越高原国立公園 に含まれています。

昨日も今日も気温が上がり、真夏日のところもあったようです。
でも標高1,500メートルの谷川岳天神峠では、薄手のセーターを着てちょうど良いくらいでした。


関越自動車道を水上ICで降ります。
谷川岳一ノ倉沢に向かう一本道は、水上、湯檜曽などの温泉街を抜けていきます。



昔ながらの湯檜曽の温泉街です。


左の奥に雪の山が見えてきました。


谷川岳登山の駅として知られる JR土合(どあい)駅 は、
『新清水トンネル』 の中に下り線のホームがあることでも有名です。
上りホームは、この駅舎の向こう側にあるのですが、


下りホームは、道路と川を渡るこの↓通路の先にあるのです。
おまけにその先には、462段の階段があるので、ホームからはその階段を上らないと、この↑駅舎に辿り着けないそうです。


『谷川岳ロープウェイ・土合口駅』 から、新型ロープウェイ「フニテル」に乗ります。


冬にはスキーヤーと登山者が一緒に乗るそうですが、これからの季節は、軽装の行楽客を運ぶ乗り物になります。


ロープウェイから、谷底を撮ってみました。


10分で 天神平駅 に到着すると、目の前で待っているのが 谷川岳 です。

標高は2,000メートル弱なのに、遭難者の数が際立って多いこともあり、
魔の山として小説、映画、テレビドラマなどに度々登場する山です。

ウスチャコガネ

2007-05-22 | 自然
庭のキキョウの若葉に、体長8ミリくらいの小さな虫がいました。
面白い形の触覚を目印に調べたところ、コガネムシ科の ウスチャコガネ という名前が浮上しました。
『成虫は4~5月に見られ、幼虫は芝の根を食べる』・・・・・うん、庭には僅かながら芝生もあるし、これかもしれない!




夕べ台所で、今年初めての ゴキブリ を見てしまいました。
さきほど夕食が終わってから、息子に 「昨日、ここにゴキブリがいたよ!」 と言ったら、
ゴキブリが苦手の息子は 「ヒェ~~~」 と、情けない顔・・・
それにかまわず、私は言葉を続けました。
「たたき殺そうと思ってまわりを見たけど、適当な物が無かったから、自分の携帯でぶったたいた!」
息子は 「何てことをするんだ・・・」 とつぶやいています。

「ゴキブリがかわいそう」 なのか 「携帯がかわいそう」 なのか、ちょっと分かりかねます。

息子    「それで、ゴキブリは死んだの?」
たまびと  「うん、つぶれた」
息子    「ひでえ~~~    ゴキブリババア!」
と言いながら、部屋を出て行きました。


カラスビシャク

2007-05-21 | 植物
「敷地の中に カラスビシャク (烏柄杓) が、100本くらい生えてきちゃった」 と言うお友達から、数本わけて貰いました。
繁殖力が旺盛で、畑では雑草として扱われているようですが、我が家の周辺では、ほとんど見られなくなりました。

仏炎苞という筒のような苞に守られた花の形は、サトイモ科独特のものです。
高さは20センチくらいと思われます。 畑の嫌われ者でも、私は結構好きな草です。

さて カラスビシャク を活けた器ですが、長野県に住む仙人さんが、ロクロを回して作った ぐいのみ です。
これをいただいた時に、木の名前を教えて貰ったのですが、忘れてしまいました。
手触りも良く、手の中にすっぽり納まる感じも何とも言えずいいのですが、
このぐいのみでお酒を飲むと、高くもない私の鼻がぶつかってしまうのです。


今井城跡 と 荒神様 (こうじんさま)

2007-05-20 | 青梅市 奥多摩
青梅市の史跡に指定されている 今井城 があった場所は、
現在の青梅市今井ですが、埼玉県入間市に隣接しています。
したがって、一番近い駅は、JR八高線の金子駅 (入間市) になります。

武蔵七党の一つ、児玉党に属した今井四郎左衛門尉の流れを汲む今井氏の居館跡と伝えられていますが、
今はまわりに人家が迫り、小さな森が残るばかりです。



発掘調査で、正和元年(1312)から大永2年(1522)にかけての板碑や開元通宝が発見されていること、
空堀と土塁が残っていることなどから、中世城郭として貴重な遺構であると認められています。



しかしながら、建物があったと思われる平らな場所はとても狭く、
館も小さなものだったのではないかと思ったしだいです。



今井城跡 のすぐ東に、明治維新まで 『三宝荒神』 と呼ばれていた 三柱神社 (みはしらじんじゃ) があります。

                    住所  東京都青梅市今井1丁目641


火の神様 (カマドの神様) を祀る、荒神様(こうじんさま)と呼ばれるこの神社の祭礼は、毎年5月1日と決まっています。
今は、すぐ隣まで人家が建ち並ぶ小さな神社ですが、その昔は他県からも参拝者が集まるほどのにぎわいだったそうです。