たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

ここに行きたかった

2008-09-30 | お出かけ
円覚寺境内の最奥にある 黄梅院 のお庭です。


崩れかけた石段の奥に、鎌倉武士の姿が見えるような気がしませんか。

円覚寺には行ってみたい場所があります。
私の脳裏には40年前に訪ねた日の記憶が残っているのですが、そこは高くて狭い場所で見晴らしが良かったと、たったそれだけ。

でもその記憶を確かめたい。
143段の長い石段を登ってみました。


石段を登りきった目の前にあったのが 弁天堂
40年前私が立っていたのは、この場所に間違いありません。 
懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
弁天堂の隣には、国宝の 洪鐘(おおがね) がありました。



ここには 弁天堂茶屋 があり、休憩ができます。
目の下を横須賀線が通過していきます。
遠くに目を移すと、縁切り寺として有名な 東慶寺 の屋根が幾重にも重なって見えます。



おいしかった 柚子寒天

40年前に同行した友人の誰かが撮った写真があったような気がして、古いアルバムを開いてみました。

右は今回私が撮った三門の姿ですが、左の写真、似ているような気がします。
古い写真では石段が磨り減っていること、石段の両脇の木が太くて鬱蒼と茂っていること、屋根が茅葺きのように見えることなどいくつかの相違はあるのですが、まず間違いなく同じ場所だと思います。

 

これ↓も一緒に貼ってあった写真ですが、三門を写したものだと思います。

北鎌倉 円覚寺(えんがくじ)

2008-09-29 | お出かけ
早朝に家を出たのに、大船で予定外の時間を過ごしてしまい、やっと 北鎌倉 についたのは間もなくお昼という頃。

大船からたった一駅なのに、古都の趣を漂わせ、吹く風の色も違って見える北鎌倉は不思議な駅です。

駅前の 円覚寺(えんがくじ) の総門をくぐりました。
鎌倉幕府8代執権北条時宗が創建した寺の敷地は広大で、たくさんの古い庵が散在しています。

三門の脇に建つ 松嶺院(しょうれいいん) に 『山野草と茶花』 と書かれているのを見て、入ってみたそうなそぶりを見せる“いえびと”です。

 

通路の両側に秋の花が咲いていて、名札がついています。
“いえびと”は、青紫のカリガネソウ(雁草)が咲いているのを見て 「カリガネソウ」 と声に出して読み、続けて 「俺はカネカリスギ」 だって。


私は紅い小さな花が咲いているのを見て 「センニチゴボウ」 と声に出して読みました。
背後から 「今何て言った?」  「ゴボウって言わなかった?」 と“いえびと” の声。
名札を確かめたらセンニチコボウでした。
「あら恥ずかし」 と下を向き、顔をあげたら、お坊さんがニコニコ笑って立っていました。
今の会話を聞かれてしまったみたいです。  

 

背後の高台にある墓地から 三門 が見えます。



選仏場 の美しい茅葺き屋根が見え、その向こうに 仏殿 の大屋根が見えます。



選仏場 の正面ですが、そのシンプルな造形に日本の美の極みを見た思いがしました。



方丈庭園には手入れをする人の姿がありました。
私、働く人の姿が入っている写真が結構好きです。



妙香池 は創建当初からある池だそうです。
向こう岸の岩は 虎頭岩 と名付けられているのですが、寝そべる虎の姿に見えますよね。




初めての大船

2008-09-28 | お出かけ
初めて大船(おおぶね)に乗ったわけじゃありません。
“いえびと”が 「仕事で大船(おおふな)に行くんだけど一緒に行く?」 と聞いてきたので、初めて大船(おおふな)に行ったのです。

途中で車から降ろしてもらい、鎌倉あたりを散策しようという魂胆です。
ところが初めての道なのでナビに頼りっぱなしとなり、大船に着いてしまいました。
おまけに“いえびと”が 「仕事はすぐ終わるから待っていて」 って言うんです。
仕事先(私は現場と言ってます)のすぐ近くにイトーヨーカドーがあり、何と 西武ライオンズ優勝セール をやっているじゃありませんか。
中に入ると 『オオオ ラーイオンズ、ラーイオンズ、ライオーンズ』 の歌声が響いています。
一緒になって歌い、すっかり乗せられた私、はるばる大船まで来て靴を買っちゃいました。



大船と聞いて頭に浮かぶのは 『松竹大船撮影所』 と 『大船観音』 ですが、
撮影所は2000年に閉鎖され、今は 『鎌倉女子大学』 のキャンパスやイトーヨーカドー、三越などになっているそうで、イトーヨーカドーの前を女子大生がゾロゾロと歩いていました。
屋上に行ってみたら、向こうの丘の小高いところに 『大船観音』 の真っ白な頭が見えました。
何とその手前には西友が・・・・・
まあこれで、二つのスーパーの写真を片手落ちにすることなく載せられたということですな。 やれやれ。



土曜日の午前、大船駅前通りはめっちゃ賑やかでビックリです。
大船は 鎌倉市大船。  鎌倉市の花はリンドウ(竜胆)だそうです。

 

鎌倉市の市章もリンドウ(竜胆)なのですが、こちらは家紋の ササリンドウ(笹竜胆) が元になっています。
笹竜胆は鎌倉幕府を作った源頼朝(みなもとのよりとも)の家紋ではないかという説から採用されたようです。


東京都薬用植物園

2008-09-26 | 小平市 小金井市 東久留米市
東京都薬用植物園 は、東京都の施設です。
一時期、閉館の話があったので、友人が 「もうやっていないんでしょ?」 と聞いてきました。
「まだやっているわよ」 と答えた手前、一応写真を撮りに行ってきました。

本当は近くに用事があり、約束の時間まで少し間があったので、寄り道してみたのですが。

この植物園の魅力は、なんといっても入場料が 無料 であることが一番。
その他には、駅が近い、駐車場がある、花の名前が記された札が立っている、林があるなどでしょうか。

彼岸花やトリカブトの花が咲いていました。


手打ち蕎麦 田堀(たほり)

2008-09-25 | 昭島市 立川市 国立市


所在地    立川市幸町3-34-4
多摩モノレール 「砂川七番」 駅から徒歩約20分
西武拝島線 「東大和市」 駅から徒歩約20分
駐車場    有  ちょっと見ると3台くらいしか止められないように見えるのですが、その手前も全部駐車場で、15台くらい止められるらしいです。

五日市街道「砂川九番」交差点の近くですが、路地を入った突き当たりにあります。
五日市街道の大きな看板と、電信柱の看板が頼りです。

 

店内は落ち着いた雰囲気です。 人気店ですが、この日は平日だったので静かでした。

 

私が頼んだ 『天もりそば』 1,300円です。
少し白めのお蕎麦はノド越しが良くておいしいです。
右は “いえびと” が頼んだ 『鴨南ばんうどん』 1,200円です。

 

カラカサタケはどうなったかな?

2008-09-23 | 自然
皆様、17日のエントリー カラカサタケ を覚えていらっしゃいますか?
どうなったか気になって見に行ってきました。

ガーン    見事にぶっ倒れています。



球状の傘が平らに開くというので楽しみにしていましたが、平らどころか、オチョコになっていました。
しかし倒れても巨大です。



倒れたキノコのすぐ傍に ギンナン が落ちていました。
もうそんな季節なのですね。



見上げると、緑の葉陰に寄り添うようにギンナンが3つ、ほんのり黄色く染まりかけていました。
間もなく大きな袋を持って街路樹のギンナンを拾い歩くおばさんの姿が見られるようになることでしょう。
あなたが出会うそのおばさんは、もしかしたら“たまびと”かもしれません。


グレート・タージマハルのディナー

2008-09-22 | 羽村市 福生市 瑞穂町
“いえびと”はなぜ 腹張過ぎ になったのか。

“いえびと”も私も、この間ランチを食べに行った グレート・タージマハル のディナーを食べてみたいと考えていました。

そこで息子の誕生日を祝うという名目のもと、息子達を誘って4人で行きました。
アメリカ軍の横田基地が近いので、店内ではアメリカ英語とアメリカ人の片言の日本語が聞こえてきます。
そこにお店の人達がしゃべるインドの言葉も聞こえてきて 「ここはどこ?」 って感じでおもしろいです。


インドのビールを飲んでみました。普通のビールでした。サラダと豆の薄焼きせんべい パーパル がサービスで出てきました。
パーパルって、軽くてとってもおいしいんですよ。

 

左は鶏肉をヨーグルトとスパイスで味付けした チキンティッカ です。
右の シークカバブ はわりとポピュラーでしょうか。 羊のひき肉にスパイスを煉りこんで焼いてあります。

 

私は豆のカレー ダルタルカ を甘口で頼みました。マイルドなので全部食べちゃいました。
中辛を頼んだ“いえびと”は、かなり苦戦していましたね。
カレーを食べるために無理矢理ナンを口に運んだので 腹張過ぎ になったのです。
緑色のナンはほうれん草が入っている サグナン です。
辛いものが大好きな息子は大辛のカレーを頼んでいましたが、そうとう辛そうでした。
それでもアッパレ完食していました。
甘口にすればお子様でも大丈夫だと思います。
右は最後にサービスしてくれるミルク紅茶 チャイ ですが、濃厚でおいしいですよ。

食事の途中でオーナーシェフが、一つ一つの客席に挨拶にきました。
「お味はいかがですか?」  (そういえば日本語だったような気がする)
とても感じが良かったのでまた行きたいです。

 

原っぱに少年がいたよ

2008-09-21 | 人間
私がバッタの写真を撮った原っぱに、昨日は少年がいたよ!
今までこの原っぱで、虫かごを持った少年なんか見かけたことがなかったので、嬉しくて思わず声をかけちゃった。

たまびと   「ねえ、何を捕ったの?」
少年     「バッタとカマキリ」
たまびと   「ちょっと見せて」



たまびと   「ねえ、カマキリがバッタ食ってるよ」
少年     「知ってる」



知ってるって。。。。。        すんげえ残酷。

以下、暮れ行く原っぱ。





この後 “いえびと”と息子と息子の彼女と食事に行きました。
帰りに、だいだい色のいびつな月が空の低い位置に昇ったのを見ました。

たまびと   「アラ、まだ真半分ではないわ。
        今日は更待月(ふけまちづき)、明日は弓張月(ゆみはりづき)かしら」   
        (シッタカ全開)

いえびと   「俺は只今ハラハリヅキだ」

腹張過ぎ?   お粗末!  

秋の虫

2008-09-20 | 自然
もうお彼岸、野原もすっかり秋の風情です。



小さな子供だった私に、母親が言いました。
「秋になると虫がいっぱい出てくるよ」

その時の私の頭の中には、イモムシとかミミズとか幼虫類とかがウジャウジャいる様子が浮かびあがり、秋っていやな季節なんだとインプットされました。
情けないほど、夢のない子供でした。

原っぱで撮った 秋の虫 の写真を載せます。(笑)
これ↓は トノサマバッタ



これ↓は ショウリョウバッタ



こんな色↓の ショウリョウバッタ もいます。



   これ↓は?・・・・・クルマバッタモドキ というらしいです。



草の種を食べているように見えるので、観察させてもらいました。



バッタ    「なんか 文句でもあんの?」
たまびと   「い、いえ。  べ、べつに・・・・・ 怖ええええ」