釣瓶井戸

年の初めに五日市を散策した時に、古い井戸を見かけたので、写真を撮りました。
空中に残された滑車の模様が美しく、その上に横に渡された木のうねりも美しいと
思ったのです。



今では水道が普及したので、もう使われなくなった　釣瓶井戸（つるべいど）　ですね。
長い縄の両端に木の桶（おけ）をぶら下げ、縄を滑車にかけ、桶を交互に井戸に落として水を汲み上げました。

私が生まれた家には井戸が二つありましたが、二つとも手押しポンプ式でした。
近所に、トリさんと呼ばれていた人の家があり、その家の前には釣瓶井戸がありました。
滑車に、こんな綺麗な模様はついていなかったと思います。
トリさんは、牛だか馬だか飼っていましたが、いつの間にかこの世を去り、井戸も姿を消し、私の記憶も遠く霞むようになりました。

じゃじゃ猫です

「ちょっと、ピーちゃん。　　どうして障子に穴が開いているの？　　　」


声をかけた瞬間、穴の中に首を突っ込みました。


あっという間に穴は大きくなって・・・・・


あっという間に猫が消えました。


相変わらずの　『じゃじゃ馬』　です・・・・・じゃなかった・・・・・『じゃじゃ猫』　です。

玉川上水の鳥 シロハラ

昨日に続いて、鳥撮影の苦労を語らせてください。
上水沿いの散策路から撮ると、こんな感じにフェンスが邪魔になってしまうのです。


鳥が向こうを向いている時に、こっそりフェンスに近付きます。
フェンスにピタッと張り付かないと、こんな風に撮れてしまいます。
両端のぼやけている部分はフェンスです。


ボケている部分をトリミングして、やっと１枚完成。
でも左側に黒い縦線が入っています。
この縦線は、フェンスに絡み付いているヘクソカズラという植物の残骸だと思います。
なかなかうまくいきません。（汗）


「うん、これはいいわ！　　狙い通り、玉川上水の水が写っているもの　」


クチバシで枯葉を掘り返してエサを探している　 シロハラ　です。

今日もシメを見に行きました

今日も玉川上水に　シメ　を見に行きました。
川沿いに歩いていると何羽も目にするので、思ったよりたくさんいそうな気がします。
上水には高いフェンスがあるので、少し離れて撮るとフェンスが邪魔になって、まるで動物園です。



シメが向こうを向いている時に、そっとフェンスに張り付いてシャッターを切ると、こんな感じに撮れます。
目が合ってしまいましたが、全然平気、大胆なシメちゃんです。



「結構近い位置で撮られたのでしょうか」　とコメントをいただきましたので、あらためてシメとの距離を測ったら、３メートルくらいかしらと思いました。
とにかく目の前なので、カリッカリッとクチバシで草の種を割る音が聞こえてきます。



ウォーキングの男性がシメを見て　「イカルですか？」　と話しかけてきました。
イカルに似ていますが、大きさはイカルより少し小さいと思います。
（スズメより大きいです）





顔はあまり可愛くないのですが、動作が可愛くて、しばし見とれてしまいました。

玉川上水の鳥 シメ

旅人木 （りょじんぼく）

突然“いえびと”が言いました。　「今から吉野家に行くぞ」

私　　　　　「え゛―――――　　ヨシノヤ～～～？」
いえびと　　「吉野家行ったことがないから行きたいんだろ？　連れてってやるよ」
私　　　　　「牛丼って気分じゃないんだけど・・・・・」
いえびと　　「連れて行かないと、いつまでも吉野家吉野家ってうるさいからな」

なかば強引に吉野家へ連れていかれ、お店に入ったら満席で、店員さんに　「２名様、少々お待ち下さい」　と言われました。
私が　「やった。　牛丼じゃないもの食べに行きましょう」　とお店を出たので、“いえびと”も、仕方がないと私の我儘を認め、違うお店に連れて行ってくれました。

そのお店は“いえびと”も車で行くのは初めてで、大通りから１本中に入った狭い道に面しているので、近くまで行ってからちょっと迷いました。

ネルドリップ専門店　旅人木　　　　　　東京都昭島市玉川町５－１－１２　　　

営業時間　　　　８：３０～１９：００
定休日　　　　　金曜日
ＪＲ青梅線　『東中神』　駅南口から徒歩８分
駐車場　　　　　４台あり

旅人木　ホームページ

『拝島』駅の近くから越してきました。


店内は明るく開放感があります。
大人がくつろげる店ということで　「乳幼児をお連れになってのご来店はご遠慮いただいております」　と書いてありました。
ペットも受け入れていないようです。


コーヒー専門店ですが、モーニングセット、ランチプレート、ケーキセットなどもあります。


私がいただいたトーストランチです。
コーヒーもサラダもデザートのケーキもおいしかったので、また行きたいと思います。
お料理を待っている時に、男友達から電話が入ったので、思わず　「今度一緒に来ましょう」　と誘ってしまいました。　（笑）

ウィペットでした

前回の　『足のなが～～～いシルエット』　を読んだ娘２から、夕べ夜中に携帯メールが来ました。


題　　　『ブログの犬』　　　　　本文　　『ウィペット？』　　　・・・・・メールの内容はこれだけ。



Ｒｅ１　私の返信　　　『？』


Ｒｅ２　娘２から　　　『犬種。　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　名前きいたら思い出すかと思って（笑）
　　　　　　　　　　　　ウィペットかも。
　　　　　　　　　　　　ピンとこないってことは、
　　　　　　　　　　　　そんな名前じゃなかったんだね（笑）』


Ｒｅ３　私の返信　　　『たぶんそうかも。
　　　　　　　　　　　　　ソネットみたいな名前だったから　』


Ｒｅ４　娘２から　　　『どうせ　イケメン　にしか目が行ってなくて、
　　　　　　　　　　　　イケケン　には興味なかったんでしょ　』
　

足のなが～～～いシルエット

午後の散歩道。
向こうから二人連れの女性が歩いてきます。
歳は私と同じくらいかな？
広い道なのに、二人がどんどん私の方に寄ってくるので、まるで道を塞がれたような感じになりました。
「もしかしたら知っている人かも」　とお顔をしっかり見ましたが、知らない人でした。
ぶつかりあうほどの近さですれ違った時、その訳がわかりました。
私の後ろから犬を２匹連れた男性が歩いてきたので、その犬から離れたかったのでしょう。

２匹の犬と男性が私を追い抜こうとする時、私、彼に話しかけました。
だってその男性、若くて、ほっそりしていて、すご～くかっこ良かったんだもの。

「今すれ違った方たち、この犬を怖がっていましたね」

彼が　「可愛い犬じゃないから子供にもウケないし・・・・・」　と言ったので、「そんなことないですよ～。　かっこいい犬ですね～」　と話をつなぎました。
犬の種類も訊いたのですが、初めて聞く犬種だったので忘れました。
『走る姿の美しさを競う犬』　とか言っていました。

「写真撮らせていただいてもいいですか？」　とお尋ねしたら、私にお尻を向けていたワンちゃんをこちらに向かせてくださいました。



「犬はどうでもいいのよ。　あなたの写真が欲しい」　なんてことは言えなかったので、
足のなが～～～いシルエットで我慢します。

くさや

外出から帰って冷蔵庫を開けたら、
目の前に大きな新聞紙の包み。
　　　　「？」

何で冷蔵庫に新聞紙？

不審物を扱う気持ちで包みを開けたら
「くっさ～～～い」

“いえびと”に訊いたら、行きつけの蕎麦屋のご主人が　「市場で手に入ったんだけど、
　『くさや』　お好きですか？」　と言いながら、持ってきてくださったそう。
“いえびと”は　「うちのが大好きで！」　と言って貰ったそう。

確かに大好きだけど・・・・・
その臭いは凄まじい。
家で焼くとご近所迷惑になるので、最近は瓶詰めを利用しています。

『くさや』　は開いた魚を発酵した　『くさや液』　に漬けて干したもので、伊豆諸島の特産品です。
戴いた魚はムロアジでしたが、トビウオのクサヤが一番おいしいと思います。

お嫁さんに　「くさや、食べたことある？」　と訊いたら、無いと言うので、「冷蔵庫開けてみて」　と開けさせました。
開けた瞬間、お嫁さんが悲鳴を上げてぶっ飛びました。

「くっさ～～～い！」

冷蔵庫の中も臭くなってしまいました。　（汗）

猫のピーちゃんだけが　「う～～～ん　　いい匂い！　しびれる～～～！」　と言っています。

「しびれるわよね、ピーちゃん。　クサヤで日本酒は極楽よね！」

玉川上水の鳥 シロハラ

シロハラ　のメスだと思いますが、警戒心が強く、目が合った瞬間に飛んでしまいます。
大きさは２５センチくらい、ツグミと同じくらいのわりと大きな鳥です。