小学校の同窓会から一ヶ月が経とうとしています。
母校の近辺の写真を撮り、当日の写真と共に出席してくださった方々に送ったところ、お礼の電話や葉書きをいただいて
感激しています。
お菓子を送ってくださった男性は、お住まいの近くに建設中の 『東京スカイツリー』 の写真を同封してくださいました。
九十九里にお住まいの女性
は、千葉県の野菜とお煎餅を
送ってくださいました。
何通かいただいたお礼の
手紙の中から一部を紹介
します。
『先日はお世話になりました。
おかげで楽しく過ごせました。
次回も楽しみにしています。
お手数をかけますがよろしく
お願いいたします。小学校の写真もありがとうね。もう20年くらい前ですが、駅から住んでいた所まで歩いてみました。21歳までいた記憶を思いだしながら懐かしく歩きました。
変わらないで欲しいというのは無理な注文とわかってはいても少しばかり切ない思いを
したのを覚えています。私が住んでいた場所は駐車場になっていると聞きました』
同級生の男性が、お礼にご馳走すると言ってくださったので、夕べ、もう一人の女性と3人で居酒屋に行きました。
小学校時代、彼が数人の 『いじめっこグループ』 にいじめられていると、いつも私が助けに入ってくれて嬉しかったと
言ってくれました。
『いじめっこグループ』 の中のボスだった少年は、交通事故で僅か二十歳でこの世を去りました。
もう一人の 『いじめっこ』 には、昨年縁あって再会し、「同窓会するから出席して」 と言ってみましたが、末期癌の闘病中であることを表向きの理由に、「みんなに会いたくない」 と断られました。
彼の複雑な胸中を思い、その話はそれで終わりにしました。
小学校からの友人達の来し方を見聞きする時、人生という得体の知れないものについて、また深く考えざるを得なくなるのです。