たかしの啄木歌碑礼賛(続)

啄木歌碑およびぶらぶら旅

陸中八十八カ所霊場(13番 貴徳院) 

2013年10月13日 | ぶらりぶらり
今朝はいつもより寒く感じました。岩手山の頂上にも白いものが見られたので、初冠雪のようです。

第13番 貴徳院 本尊大日 煤孫(現 岩手県北上市和賀町煤孫第7地割)

貴徳院といって煤孫寺と古舘神社を指していたようです。煤孫寺の脇に古舘神社の上り口があり、煤孫寺の裏山に神社がある。近所で貴徳院といってもわからず、古舘神社の方が知られてるようです。
現在、北上の貴徳院と云うと江釣子の方にある貴徳院を指し、そちらの方にも行って見ました。何の表示もありませんが、近くの人に聞いてみると貴徳院と云っているようです。



煤孫寺









御詠歌「阿波の国一乃宮とや結(ゆふ)たすきかけてたのめやこの世のちの世」



古舘神社登り口から見た煤孫寺



古舘神社登り口



北上市江釣子にある貴徳院は次のようになっています。



江釣子の貴徳院








貴徳院登り口の観音様と泉





御詠歌
「阿波の国一の宮とや結たすきかけてたのめやこの世後の世」

なお、四国八十八ケ所霊場の十三番は「大日寺」です。

大日寺御詠歌
「阿波の国一の宮とはゆうだすき かけて頼めやこの世 のちの世」



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啄木の歌

相慣れて云ふこともなし来し方の恋をかぞへぬ心々に


小樽日報 明治40年10月26日号 藻しほ草(9首、その4)


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