先週末に中国から帰ってきました
最近の本業の仕事内容(求められるレベル)がメッチャ高くて、流石に心が折れそうな今日この頃です・・・
ココ近年の「良い物を安く」が、職人の技術力を安価な物に変えてしまっている気がしてどうにも堪らんです
日本経済が成長していた時は、日本人自身が「より良い物、より壊れにくい物」等、技術力、品質を高めて、それを世界が賞賛して「MADE IN JAPAN」がブランドになったと思うんですよね。
しかし今は、「お客様は神様です。」じゃないけど、お金を払う側が偉い(強い)傾向が年々強くなって、工場や職人さんが叩かれ軽く見られてる気がしてしょうがないです。
結果、海外に発注せざる得ない状況になり、今度は「日本で販売する物は、全て日本基準をクリアしないと駄目!」っと、超一方的で傲慢で、「これって他力本願?」と思える様なアホな事をしてたりします。
確かに、「凄く良い商品10,000円」より「そこそこ使える商品3,000円」の方が遙かに売れますからね。そこには社員を雇う利益はあるのでしょうか?解っちゃいるけど厳しいですね・・・
っと、嫌な話、愚痴はここまでにして、久々に更新です。
最近いろいろ行事や出張等で虫の世話が疎かになっていて、久々に幼虫達を確認して見たら多数の蛹が確認できました。
いつ見ても蛹は神秘的で、私は好きなんですよね。 今でも蛹を見るとワクワクします
先ずは、最も期待値が高い蛹がいたのでそれから。
チャララ・チャッ・チャラ~
カチンアンテ~
Dorcus antaeus (カチンアンテ) 産地;ミャンマーカチン
実は、カチンのアンテは顎が貧弱気味に見える傾向がある気がして、余り好みではなかったので、数頭だけ「「試す」意味で興味のあった餌を使用していた内の1頭(先日の41.4gの幼虫も同じ餌)なんです。
恥ずかしながら、今まで我が家では80mmすら超える事が無かったのに、この蛹はあっさり80mmを超えてくれそうです。
ヒマラヤアンテだったら顎が伸びるからこの蛹体重でも85mmくらいで羽化すると思うんですが、カチン産は顎が伸びないからどうでしょう?85mm超えてほしいなぁ
次もこのアンテと同じ餌で飼育していた蛹です。
チャララ・チャッ・チャラ~
フォルフォル~
Hexarthrius forsteri forsteri (フォルスターフォルスター) 産地;インド メガラヤ州
この蛹の親世代では68mmが最高で、恥ずかしいサイズまでしか育てられていなかったんですが、この蛹はあっさり70mmを超えてくれそうです。
蛹体重が13.3gなので、たぶん75mm以上になってくれそうです。
最近やっと、数種のクワガタの餌の向き不向きが解ってきたような気がしますが、まだまだギネス級を育てられる域までは行けてません。
やはりギネス(★3.5以上)を羽化させている方達は、餌の作り方や交換時期、温度調整などの知識、技術が長けているんでしょうね。
正直、それらを知りたいから本にでも載せてほしいですが、載せるとそれらの技術が「安い物」になるかもしれないから無理かも知れないですね。
高かろうが安かろうが、技術がないとその種の仕事も出来なくなりますもんね。
解っているけど、日々精進しかありませんね。厳しいなぁ~
イリアンドルクスspを飼育されているんですか。
ナカナカのマニアですね^^
私もこの様なライヒだかアフィニスだかティティウスだか何だか解らないのが好きで飼育していたんですが、残念な事に既に途絶えてしまっていて、手元に1頭も残っていなんです・・・(泣)
なので、お力になれなくてゴメンナサイ。
イリアン産ドルクスspの件は、すみませんでしたね。
マニアック過ぎ&曖昧過ぎな虫だったので、継続が難しかったんです(>o<)
ちなみに私が飼育したイリアン産ドルクスspは、♀がライヒ系とはスジの入り方が明らかに違かったんです。
♂も内歯と先端の間に小歯も無く、つるんとしてて入荷元の坂○さん曰く「新種」と言っておりました。
イリアンにはこの様な「よく解らないDorcus」があと2~3種いる様で、各種が曖昧だった為、結果「血の入れ替えが出来ない種」と判断したので飼育終了したと言うのが本音です。
こんな中身の無い薄っぺらいブログですが、こちらこそ宜しくお願いします^^