介護されし者

介護を受ける武久ぶくの視線

ならないと分らない

2020-09-16 09:10:28 | 武久の視線
人はならないと分らないもの
いや、私は分る必要もないとも思ってもいる

中途障害の人はよく「障害者の気もちを分かって」と言う
被災、被害を受けた人は「あなたに私の気もち分かりますか?」と言う

そう言う人たちだって健常者だった頃や
面白楽しく日常を送っていた頃にはそんなことは思わなかった筈

私だって働き盛りの頃は仕事や趣味、子育てなどに夢中で
福祉とか介護、ましてや障害者の事などには興味すら持たなかった

そんな私が四肢麻痺になったからと言って
もっと世間の人に障害者の気もちを分かってもらいたい、とは言わない。



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