武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

時にはバリア「肩書」

2017-04-14 11:11:59 | 武久の視線
 これからの地域包括システムの中で、大きな役割を担うだろう一般市民


その集まりなどで専門職の方はIDカードやプレートに肩書を示す
市民団体やNPO団体の方も、代表、理事とか肩書を示す


そんな場に一般市民の、おばちゃんや若者などなどの
どこにも属さず、なんの資格もない人たち
でも地域包括システムや、助け合う街づくりなどに興味がある
そんな人たちが気軽に参加できるだろうか?


IDカードも、○○代表、□□大学教授も、、、
それら肩書もある意味バリアになるのではなかろうか?
安全性の為と言うならば氏名、生年月日、学区名などの表示だけでもいいのでは?


共生の街、助け合い、おたがいさま、、、などを創り上げる場に
極力、肩書などの表示は不要なのだろうと思う


「私は一般の市民じゃない」的な雰囲気の肩書を見せられると
素人の一般市民は気軽に話し掛けれない
簡単、単純な質問したら笑われちゃう?失礼?みたいに感じてしまう人も、、、


告知しても集まってくれない
既成事実づくりの集まりなどにならぬよう


名実ともに、の地域包括システムにしてゆきたいのなら
手を広げ待っている、「私たちはやっているのに集まってくれない」ではなく
集まらない色んな要因をリサーチ、考えていくべきに、僕は思う。




(写真撮影 介護フォトライター 野田明宏)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする