ぶく塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

研修会

2015-10-15 17:45:48 | 武久の視線
ケアマネをはじめとする介護保険従事者は、研修会などに参加する機会が多い
研修会、、、講師や研究者などが、介護理論や介護方法論などなどを語る、受講者は先生の言葉に学ぶ


先生方は、研究や学術的に行きついた事がらを語る
受講した人たちは、その受講した知識を自分の職場などで活用する


しかし、僕は研究会などで学んだ事を、いきなり自分の担当とする利用者に活用してみる、という行為にいささか乱暴さを覚える
確かに、先生方の理論やもろもろは、専門的には正論なのかも知れない


しかし、利用者の環境や状況も人によって千差万別、性別、年齢、キャリア、性格、、、も人それぞれなのだ
しかも、どんな偉い先生であれ、どんな立派な理論であれ、先生方は介護されている訳でも、利用者でもないのだ


どんな良い研究会に参加して学んでも、どんな立派な理論を身につけても
あなたの目の前にいる利用者から学べる事は、机の上の空論ではなく、土臭い泥臭い実論なのだろう


どれほどの研修会で学んでも、利用者と語らなければ「絵に描いた餅」だ
なぜなら、介護を受けるのは先生方じゃなく、利用者なのだから、、、。


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