ぶく塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

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2015-05-01 11:27:36 | 武久の視線
介護生活、、、介護家族の負担軽減を唱えるケアプラン、市の制度、テレビ番組など
介護する人は大変、辛い、ゆきづまる、孤独、、、そんなイメージが世の中にできあがっている


確かに、認知症のお舅、お姑さんなんかを介護する場合には想像もできない苦労があるのだろう
そこを否定する気持ちはない、がしかし


僕らの在宅介護生活に、世間一般の介護生活のイメージを押しけられるのは困ってしまう
ケアプランの時点でも介護者の負担軽減、親戚縁者の妻へのねぎらい「がんばるはね」「大変ねぇ」


病院や介護施設などでは「ぶくさん、奥さんに感謝してね」
そんな時、俺は思ってしまう(別にあんたから言われることじゃねぇし)


かみさんは必用以上に「大変でしょ」とか「よくやってるはよね」みたいに言われることをきらう
生活していれば誰しも大変なこともあるだろうし、生活のためみんな働いているんだし


私は夫婦で生活するために、お父さんの介護をしているんだし
それに一番大変なのは、がんばってるのは、動けないお父さんなんだから
、、、
と言う


俺は妻に言う



「この生活、誰にもわかりはしないよ、わかってほしいとも思わないしね
俺とお前だけがわかってるんならそれでいいよ、なっ!」とね。




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