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2024年8月に読んだ本

2024-09-01 | Books
8月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1656
ナイス数:43

図書館には人がいないほうがいい図書館には人がいないほうがいい感想
★★★★☆図書館と書物、出版に関する話を韓国の研究者が自国向けに編集した本が日本で出版されるという珍しい出版形態の本。学びを志す者は「無知の自覚」から始まるのであり、図書館はそれを身をもって感じる、自覚させられる場所である、という。そこにこそ図書館の存在理由がある
読了日:08月28日 著者:内田 樹
100年学習時代 はじめての「学習学」的生き方入門 (【BOW BOOKS 026】)100年学習時代 はじめての「学習学」的生き方入門 (【BOW BOOKS 026】)感想
★★★★☆書名に惹かれて定年後の参考になるかと思い図書館で借り出した。最新学習歴の更新という考え方は頷けるし、学校教育の呪縛も理解できる。しかし筆者のいう学習というものを小学校低学年からどのように導入するかについては、相当な準備と検討が必要だと思う。大学生や社会人であれば納得できるので、この考え方が定着していくことにより学校教育に広がっていく可能性はあるだろう。ただ、結婚や子育てを経験しない人もいるだろうけど、と思ってしまうところもあった。
読了日:08月21日 著者:本間正人
ピアノトリオ──モダンジャズへの入り口 (岩波新書 新赤版 2012)ピアノトリオ──モダンジャズへの入り口 (岩波新書 新赤版 2012)感想
★★★★☆ピアノトリオはビル・エヴァンスくらいしか聴いてこなかったので、これから著者の取り上げたトリオYouTubeとかCDを聴きながらじっくり聴いてみよう。
読了日:08月17日 著者:マイク・モラスキー
京王線、井の頭線古地図さんぽ京王線、井の頭線古地図さんぽ感想
★★★★☆京王線沿線に住んでいるためその歴史に興味があった。京王線の始まる大正時代から各時代の地図が掲載されているので、各駅にまつわる歴史を興味深く読むことができた。
読了日:08月16日 著者:坂上正一
百年の孤独 (新潮文庫 カ 24-2)百年の孤独 (新潮文庫 カ 24-2)感想
★★★★☆文庫になったら読もうと思っていて何10年?まさか今年読めるとは思ってもみなかった。マコンドという土地とブエンディアという一族の年代記だが、登場する一族のみんながとんでもない人物たちで、話を追うだけでも大変だった。一番強烈な印象に残ったのはウルスラだった。何度も読ませることを強いてくる小説だ。
読了日:08月12日 著者:ガブリエル・ガルシア=マルケス

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