梅之芝居日記

歌舞伎俳優の修行をはじめてから15年がたちました。
日々の舞台の記録、お芝居ばなし等、お楽しみ下さい。

梅之博多日記2・『お肉のつぎは』

2006年01月30日 | 芝居
今日は『女伊達』の<附立て>、『大津絵道成寺』の<総ざらい>、そして師匠の『源氏店』の<附総(つけそう)>でした。
『女伊達』では、昨日手順がついたので、あとはシンである萬屋(時蔵)さんと合わせてゆけばよいのですが、世話物舞踊ですから、イキに、テンポよく動いてゆかねばなりません。トントンと運んでゆく立ち回りは久しぶりですので、経験不足の私としては緊張ものです。先輩に合わせてついてゆくのが精一杯で、まだまだ課題は沢山です。明日も頑張ります!
『大津絵道成寺』の方は、ほぼ固まったといってよいかと思います。明日の舞台稽古で総仕上げですね。

今日は三時過ぎに稽古が終わったので、スーパーで買い出しをしてから帰宅、とりあえずカボチャと里芋の煮物を作ってみました。今回のキッチンはIHヒーターなので、火力の調節に不便はありますが、まあまあの仕上がりです。
これは明日の朝食べることにして、夕食は後輩と一緒に、国体道路と天神西通りがぶつかるあたりにある、<博多 がんばらんば>にお邪魔しました。魚料理と和の総菜がメインということで、刺身の盛り合わせや寒ブリのカマ煮など頂きましたが、お魚が新鮮で本当に美味しかったです。博多座の二月公演では魚が堪能できると、かねがね聞いておりましたが、なるほど納得です。合わせて味わった芋焼酎<まる西>も、あっさりながら風味は十分で満足でした。

やっぱり博多は誘惑が多いです。早くも外食続きで、どうなってしまうのでしょう? 明日からはしばらく完全自炊を心がけます。

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3 コメント

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ぐらっせ様、梅ごよみ様 (梅之)
2006-01-31 20:52:04
博多座から歩いてすぐに、一番の繁華街、中州がございますので、食べるところ、アソブところには苦労しないのがいいのですが、「役者をダメにする街」との異名もありまして、散財、泥酔、栄養過多にはくれぐれも注意してまいりたいものです。

『赤い恋人』とはお菓子なのでしょうか? まさか明太子入りの…!?
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楽しみな博多日記 (梅ごよみ)
2006-01-31 16:40:39
私も博多には参ったこっとはございませんので日記楽しみにしております。

そういえばご当地では「赤い恋人」というのが流行っているそうで…。
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博多日記 (ぐらっせ)
2006-01-30 23:30:33
無事お着きになって、博多での生活をもう満喫されてらっしゃるようですね。

博多に行った事のない私に、美味しい物情報沢山教えて下さい。

描写が素晴らしいので、余り遅くならない時間に教えて下さいね。

真夜中に食べたくなったら大変ですから…。

できたら近くのお店に走れる位が希望です。

なんて勝手を言ってすみません。

お稽古頑張ってください。舞台での活躍お祈りしています。

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