タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~10月23日

2009年10月23日 | タカの渡り観察
半日の清遊

 今日も目が痛くなるような青空、晴。

 タカ長は裏山を歩いてから観察地へ。50番鉄塔からさくら広場を歩きましたが、目にしたのは青空とカラス、カラスだけが活発に飛び回っていました。



 さくら広場は光いっぱい。この時期としては気温が高いようですが、夏のような蒸し暑さはありません。ハイキングには最適な天気です。しかし、観察のためにはこの青空は「嫌になるような青空」です。



 サクラの紅葉は始まっていました。山の上は紅葉の秋到来です。



 サクラの紅葉はけばけばしく派手でないので好きです。これからしばらくは紅葉を楽しむ季節が続きます。

 ともあれ半日の清遊を終えて観察地に帰り観察しましたが、相も変わらず低調な渡りしか見ることが出来ませんでした。


今日の結果

  10月23日    晴

    観察者    ジューヤク カメ吉 タカ長 御大
    観察時間   8:00-15:00

      ノスリ           3
      ツミ            1
      ハイタカ    西向き  1
      ハイタカSP  西向き  2

 東のほうではそこそこ(?)出ているのですが、タカ長観察地では低調な状況が続いています。


今日の観察~10月22日

2009年10月22日 | タカの渡り観察
一粒で三度美味しい??

 本当に本当にヒマになりました。このまま終わるのでしょうか?

 そのようなことは無いはずですが、、、、、、、。

 昨日撮った写真です。



 観察地のすぐ前をハイタカが飛びました。その時は本当にそう思ったのです。タカ長カメラで十分狙える距離です。識別より先にとにかく撮って見ました。

 ところがカメラのディスプレイで見ると初列が5枚しか見えません。

 「5枚、それではツミ??? そんな、、、???」と言う気分です。納得していないのです。



 帰宅して画像をパソコンに映してみました。そうするとこのように6枚ハッキリ見える画像も何枚かありました。5枚ではない、つまりツミではないのです。

 「それで納得???」

 いやいや納得できないのです。目の前に突然現われたときは一瞬ハイタカだと直感したのですが、パソコンに残された画像を確認するとハイタカとは言えなくなりました。



 これはどう見てもオオタカ。これが正解ですね???





 1枚の写真だけ見ると判断を誤るかも分かりませんが、今は幸いデジカメの時代です。ハイタカ属の識別が満足に出来ないタカ長などは可能な限り多く撮って、現場での観察の印象とパソコンの画面を照合しながらチェックするのが正解に近づく最適な方法だと思われました。

 この5枚は同じ個体を写したものですが、こうして画面で見ると印象は違って見えます。初列の数もハッキリ見えるもの、5枚にしか見えないものもあります。

 ハイタカ⇒ツミ⇒オオタカと1羽のタカを三度楽しませてもらいました。

 正解はオオタカで良いのでしょうか?

今日の結果

  10月22日    晴

    観察者    ジューヤク タカ長 コリ吉 カメ吉
    観察時間   8:00-15:00

      ノスリ            1
      トビ             1
      ツミ             2
      ハイタカ    東向き  1
      ハイタカ    西向き  1
      ハイタカSP  東向き  1

 以上がすべてです。11時過ぎからは渡りを記録していません。


 本当に、本当にヒマなのです。このように書くとタカ長観察地に人が寄りつかなくなるかなぁ?でも、うそは言えないし、、、、、、


タカ長観察地の連続調査は11月第一週まで続ける予定です。



ベトナムの旅から~その5

2009年10月21日 | 旅行のことなど
ボトムで探鳥開始

 9月27日。朝食前にボトムのゲストハウス周辺で鳥を見て歩きました。車道からの探鳥ですから、文字通り朝飯前の楽な探鳥コースです。

 鳥は結構目につくのですが、、、、、



 写真に収めたのはこの程度です。これでは野鳥写真とは云えないでしょうが、鳥の動きが早くてタカ長には対応できませんでした。きれいな鳥を撮った、と思ったら一瞬遅れて木の枝しか写っていなかったりして、、、、。

 これはクロラケットオナガです。なかなか表に出てくれませんでした。ここではキリオオナガの特徴ある尾をしっかりと見ることも出来たのですが、写真にはなりませんでした。タカ長は基本的にはカメラマンではないので、写真をとることより見ることを優先しています。



 野鳥の写真が撮れないので、名前を知らない花の写真を撮りました。花の写真もすきなのです。





 夜の間に雨が降ったのかも分かりません。花が濡れていましたが、朝の探鳥では雨の心配は不要で、暑さも感じない快適な探鳥でした。


今日の観察~10月20日

2009年10月20日 | タカの渡り観察
まだまだ終わりではないはずですが、、、、、、

 今日も静かな一日でした。秋の渡りもまだまだ続くはずですが、昨日今日と終わってしまいそうな雰囲気があります。これまでのデータを信じて今しばらく観察地通いを続けます。



 タカ長観察地ではジョウビタキの飛来は確認されていますが、単なる通過個体なのか、居つくのかは不明でした。タカ長は今季はじめてジョウビタキを撮影しました。雰囲気的にはこの近くで越冬する個体のようです。



 しかし、今日は光線状態の良いところには出てくれませんでした。距離もやや遠めです。



 良い写真は撮れませんでしたが、オスもメすもしっかりと見ることが出来ました。今日の観察地は終日北よりの風が吹いて、季節が一段と先に進んだようです。



 ノスリの数も少なかったのですが、いつものようにA 山とかB山のほうで見つけたのはたったの1羽だけです。他はすべて東側で見つけました。それが本来の姿かも分かりませんが、今日は大半の時間を東に向いて観察しました。

今日の結果

  10月20日    曇のち晴

    観察者    タカ長 ジューヤク
    観察時間   8:00-15:00

      ノスリ           22
      ハイタカSP  西向き  1

 今日は種数も最低でした。渡り不明のハイタカは見られますが、出現回数はいつもより少なかったようです。

明日は都合によりブログの更新が出来ないかも分かりません。ご容赦下さい。


      

ベトナムの旅から~その4

2009年10月19日 | タカの渡り観察
バクマでの探鳥開始

 いよいよバクマでの探鳥開始です。天気は問題ありませんでした。



 今私たちがいるのは国立公園の入口ゲートのところ。この緑の部分が国立公園で、その一番下のところがゲートのあるところです。上のゲストハウスは上部の、道が大きく左に折れている近くにあります。



 これが入口のゲートです。この写真は探鳥を終えてゲートを出るところです。このゲートの手前が国立公園の中になります。



 早朝のゲート付近です。



 朝食前の探鳥はこのように車道からです。出発は楽なコースから、と言うことでしょうか?朝食前の運動としてもちょうど良い探鳥でした。



 周りの環境はこのようなところですからマーさんが居ないと鳥を探すのは大変です。期待していたほど鳥が居ないと言うか、鳥を見ることが出来ないと言うか、それでも結構楽しく鳥を見ることが出来ました。


今日の観察~10月19日

2009年10月19日 | タカの渡り観察
コメントのしようのないほど暇でした

 本当に、本当に暇な一日でした。コメントする言葉が見つかりません。





 この写真は昨日撮影したものです。モズ君の動きも昨日ほどではありません。カラスは少し飛びましたがトビの出現も少なく、渡り不明のハイタカ属の動きも活発ではありませんでした。一人我関せずで飛び回っていたのはツバメの仲間たち。ショウドウなのか何なのか確認はしていません。とにかくヒマ。ヒマ。ヒマ。

今日の結果

  10月19日    晴

    観察者    ジューヤク コリ吉 二位の方 タカ長
    観察時間   8:00-15:00

      ノスリ           2
      ハイタカSP  西向き  5
      ハイタカSP  東向き  1

 たったのこれだけです。

 まだまだ秋の渡りは終わらないはずです。白樺峠でもノスリが出ていますから、何日か遅れて明日か、明後日に小さな山がやってくるのではないかと期待しています。タカ長の予測、当るでしょうか?はずれでしょうか?あと二日待ってみましょう。


ベトナムの旅から~その3

2009年10月18日 | 旅行のことなど
バクマ国立公園に到着

 バクマについたときはすっかり暗くなっていました。ほとんど灯かりなし。その状態ですからもちろん写真は撮れません。



 薄暗い灯かりの下でこのような夕食を食べたあとフクロウを探しに近くを歩きましたが姿を確認できませんでした。声はしていたのですが、、、、、。



 早々にゲストハウスの自室に入りました。このような質素な部屋で、シャワーの設備も怪しいものでした。私はシャワーも使わないでそのまま休んだようです。

 なつかしい蚊帳を張って。エアコンがあるので室内は快適です。結果的にはこのゲストハウスが一番粗末(と言ったら叱られるかなぁ)でしたが、その他の施設は問題ありませんでした。



 翌朝写したゲストハウスです。四軒長屋になっているので私たち6名が3部屋、そしてガイドのマーさんが一部屋使いました。私たち以外のお客さんは居ないようでした。



 夜が明けてみればすぐ近くにこのような看板もありました。間違いなく国立公園。この看板の近くにゲートがあって、料金を払って入場するようなシステムになっているようです。

 

 麓から見上げるバクマの頂上部分です。今日9月27日は麓で探鳥したあと頂上近くのゲストハウスまで車で上がる予定です。

今日の観察~10月18日

2009年10月18日 | タカの渡り観察
関係者以外立ち入り禁止???

 今日も静かな一日でした。

 週末は近くにある太鼓の練習場からの音がうるさくてタカ長観察地を敬遠される人もいますが、今日の観察地はまったく静かでした。特に午前中は静かで、駐車場もご覧のように関係者の車以外は居なくて広々としていました。



 タカの渡りも静か。天気は良いのにタカは来ない、週末組の人には気の毒な状況です。



 観察地に捨てられた猫ですが、この猫は車の下に入って修理するような格好をします。関係者の車を修理して回っていました。



 昼食を採った直後に小さなドラマがありました。1羽のノスリを撮っていたら、、、



 2羽になり、、、、それを追っていたら、、、、、



 3羽になり、、、、光線状態も最高。タカ長カメラでも証拠写真は撮れます。



 すると間もなく1羽が流れ出し、、、



 やがて観察地の上を飛び去りました。この時間この3羽を含め今日の半数のノスリが飛びました。小さな小さなドラマですが、これを話題にするくらい静かな一日だったのです。

 それにしてもこの間一点の雲もなし。背後にこの写真のような雲があれば面白いのですが、なかなか思うに任せないのが野鳥写真、自然相手の写真なのでしょう。



今日の結果

  10月18日   晴

   観察者    ジューヤク タカ長 キョージュ カメ吉 カンヌシ 他
   観察時間   8:00-16:00

     ノスリ           26
     ハイタカ    東向き  5
     ハイタカ    西向き  1
     ハイタカSP  東向き  1
     ハイタカSP  西向き  2
     ツミ           11

 次のノスリは火曜日(?)などと勝手な想像をしながら週末組をいじめて(?)います。いやいや本当のところは皆で一緒に見たいのです。早く「サンデー毎日」組に入って欲しいのです。







ベトナムの旅から~その2

2009年10月17日 | 旅行のことなど
旅の始めは「遅延」から

 9月26日、フエ行きの飛行機に乗るためにノイバイ空港に行きました。フライト1時間以上前について順調にチェックインし、搭乗ゲートに行ったのですが、、、、



 窓からのぞいても飛行機はいません。あのバスで運ばれて搭乗するのでしょうか?しかし、何やらおかしいと思っていたら遅延を知らせるアナウンスがありました。ガイドのマーさんも渋い顔。しかし、こうなったら待つしか方法はありません。

 

 11時のフライトの予定がこの時間に。5時間の遅延です。搭乗ゲートも変更になりました。英語力が乏しくてベトナム語は単語を2~3知っているだけのタカ長としてはマーさんと一緒なので大助かりです。

 それにしても5時間の遅延はひどすぎますね。タカ長としてはこのように最初から予定が狂ってしまった経験はありません。初体験です。



 5時間待たされてフライト時間はわずかに50分程度。フエ着陸前の様子です。空港は海辺に近い平坦なところにあるようです。一面の水ですが、周りは水田地帯なのでしょうか。台風接近の影響による雨の結果ではないと思うのですが、定かではありません。



 空港の滑走路はこのように濡れていましたからかなり雨が降ったのでしょう。そのために飛行機が遅れたのかどうかはタカ長の語学力では分かりませんでした。とにかく5時間遅れてフエに到着しました。

 この日は昼前にフエについて昼食を撮った後にバクマ国立公園の頂上のほうに行く予定でしたが、陽が暮れてからヘアピンカーブの道を登るのは危険なので、バクマ国立公園の下(ボトム)の宿泊施設に泊まり、翌朝付近を探鳥したあと頂上近くの宿泊施設に移動するよう行程が変更されました。

 今回の旅は最初からハプニングで始まりました。

今日の観察~10月17日

2009年10月17日 | タカの渡り観察
モズが枯れ木で???

 今日も飛びませんでした。

 観察開始前、モズが近くに来てくれました。モズが枯れ木で、と言いたいのですが観察地の前のサクラは未だ葉をつけています。







 観察開始前の淡い光の中に浮かぶモズです。大体このようなことをする時間があってはいけないのですが、、、、、、。

今日の結果

  10月17日   晴れたり曇ったり チョッと良くわからない天気

    観察者    タカ長 ジューヤク ガミーネ カメ吉 御大 キョージュ
    観察時間   8:00-15:00

     ノスリ           13
     サシバ           3
     ハイタカ    東向き  4
     ハイタカ    西向き  1
     ツミ            2
     ハイタカSP  西向き  7
     チゴハヤブサ       1

 渡りはヒマ、午後には公園を清掃する会社がやってきて草刈機を使い始めたために集中力が切れてしまいました。騒音、埃、そしてときどき雨粒。と言うことでいつもより早めに撤収することになりました。