タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

知らぬが仏?

2019年05月28日 | 山歩きから
散髪に行ってきました。タカ長だってそれなりに頭髪があるのです。

その散髪屋のお兄さんが山好きで、話題はいつも山のことになります。

今年のGWには投入堂や蒜山高原に行ってきた、というようなことから話が始まり、、、、

それぞれの登山情報を交換することになります。

    

タカ長が勧めたのは4月に行った英彦山。なかでも望雲台が面白かった、、、、

というようなことを話すと、さっそく彼はスマホで望雲台を見ていました。

その画像を見て「ここを登ったの?」と驚いた様子でした。

タカ長たちが登ったことは4月17日の記事で紹介しました。

その時は登山する気になっていたので、緊張はしましたが怖いとは思いませんでした。怖いとしたら、あの狭い望雲台で体の向きを変え、下山のための、最初のワンステップを踏み出す時でした。

あの時は緊張しましたが、久しぶりに登山をした気になりました。最近は岩場を避けるような登山をしているので、あのような緊張感を味わったのは本当に久しぶりのことです。

    

散髪屋から帰ってネットを見ると、いろいろな投稿がありました。

この右下も断崖絶壁で、ここも怖かったと書いた人もいますが、私たちは普通に歩いて行きました。

それは強がりでも何でもないのですが、ドローンで撮影された動画新緑の英彦山を見ると、自分たちが行ったところはとんでもないところであったことが分かりました。

我ながらよく行ったものです。この動画を事前に見ていたら、望雲台に行こうとも思わなかったはずです。

まさに「知らぬが仏」ですね。あの望雲台にザックを担いで登り、あの上でコーヒーブレイクをしようとしたなんて、勉強不足もいいとこです。

しかし、勉強不足のために登れたわけですから、、、、それに緊張しただけで、自分たちには荷が重すぎる登山をしたわけではないので、、、無謀な登山とは思わないでくださいね。

    

無事に終わってみればいい経験でした。この先あのようなところに登ることはないはずですから、わが山人生最後の緊張登山になるはずです。

散髪屋のお兄さんは若いので日帰り可能、高住神社から英彦山の北岳に登る前に、、、、というようなことを説明したら、、、

彼は「ここだけでいい、ここだけでいい」と言っていました。

    

あの望雲台から下りて腰を抜かしたわけではありませんよ。

緊張から解放されて、高住神社の裏で野鳥の声を聴きながら休憩しているところです。

小さいとはいえ、一つの山を下りてのんびりするのは至福の時でした。

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