タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

風力発電の不都合な真実~3

2020年09月28日 | 日々雑感
何事にもメリットとデメリットがあります。

風力発電を作ると地元の自治体に補助金が出ます。これはメリットですが、そうすると地方交付税が減額され、差し引きするとプラスマイナスゼロか、ちょっとだけプラウになる程度だそうです。

    

原子力発電がある町に入ると突然その町にはそぐわないような豪華な箱モノが増える、というようなことは風力発電の町には期待できないようです。

当然のことですが地権者には借地料が入ります。これもメリットと言えばメリットですが、一般の住民には関係のないメリットです。

デメリットとして最大のものは風車がまわるときに出る、低周波、超低周波による健康被害だと言えます。

    

健康被害とは、、、

睡眠障害、頭痛、耳鳴り、目まい、吐き気など、不眠と船酔いに似た症状です。
高血圧の悪化、心臓血管の病気の悪化も見られるそうです。

この健康被害には深刻なものもあるようですが、その実態がマスコミで報道されることはほとんどありません。

このようなことを起こす低周波、超低周波は二重サッシでも防げません。

このような健康障害は個人差があり、同じ家で生活していても、お父さんは死ぬほど苦しんでいるのにお母ちゃんはケロッとしていることもあるそうです。

夜間風車を止めているところもあるそうです。
昼間避難をしているところもあるそうです。風車のまわっている昼間はその影響のない所に移動して、夜になって自宅に帰って来るのだそうです。

幹線道路の傍に家を建てても、慣れれば寝られますが、この低周波の障害には慣れないと言う人もいます。

女性の子宮内で反響して異常が起きるという報告もあるそうです。ミンクの養殖場の近くに風車が立ったら奇形で生まれるミンクが増えたと言う報告もあります。

    

野生動物への悪影響も報告されています。

風車のブレード(羽)にワシやタカが当たって死ぬ「バードストライク」の被害は前から報告されていますが、ブレードにより被害はそのような物理的なものだけではないようです。

ブレードの後ろには後方乱流という複雑な乱気流が発生します。その乱気流で内臓破裂を起こして死ぬコウモリが多いと言う報告もあります。

イノシシが狂暴になったと言う報告もあります。野生動物への影響はまだまだあるようです。

そのような被害をさけるために風車との距離をどのくらい撮るべきなのでしょうか。

    

広島の計画の1/5の800Kwで、アメリカでは800メートル、イギリスでは4Kmとその規制には差があるようです。軍事施設からは10Km離れないと許可されないと言う国は多いようです。

広島の計画は全国でも例のないようなもので、何が起こるか分からないと言う不安もあります。

風力発電の問題を書けばキリがないのでここらで一応終わりにします。

    

関心のある人は勉強して下さい、と言うことですが、、、、、

クリーンエネルギーと言う甘い言葉に騙されて、思考を止めていてはいけないと言うことを強く感じています。

そもそも電力は不足していません。それなのになぜ建設を急ぐのか?
私たちに突きつけられた問題はとても大きくて重いものがあると言えます。

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