タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

風力発電の不都合な真実~付録

2020年09月29日 | 日々雑感
武田先生の講演会について書いてきました。今日はその「付録」みたいな記事です。

ひょんなことから「学問のすすめ」を読み始めました。「学問のすすめ」ですよ。福沢諭吉ですよ。

山屋のブログに「学問のすすめ」、タカ長ブログのレベルは高いでしょう???

というような冗談はここまでにして、ここからはマジメに書きます。

    

言うまでもないことですが、「学問のすすめ」は誰もが知っている本です。

天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず(福沢諭吉)は誰もが知っている言葉ですが、その全編を読まれた人は多いのでしょうか?

人さまのことは知りませんが、恥ずかしながらタカ長は全編を読んだことはありません。今回が初めてのトライです。

まだ1/3くらいしか読んでいませんが、今日でも新しい本だと思いました。今を生きるタカ長たちに、耳の痛いことをズケズケ指摘してくる本だと思いました。

    

かかる愚民を支配するにはとても道理をもって諭すべき方便なれば、ただ威をもって畏すのみ。西洋の諺に「愚民の上に苛き(からき)政府あり」とはこのことなり。政府の苛きにあらず、愚民のみずから招く災なり。愚民の上に苛き政府あれば、良民の上には良き政府あるの理なり。

風力発電の現状を知って建設反対だと思われる人もあるでしょう。理屈に合わない風車だと思う人もおられるでしょう。

しかし、日本には2400基以上の風車が立っています。その上の建設推進です。

これを暴政と見るかどうか人それぞれでしょうが、、、、、、、、、



人民もし暴政を避けんと欲せばすみやかに学問に志しみずからの才徳を高くして、政府と相対し同位同等の地位に登らざるべからず。これすなわち余輩の勤むる学問の趣意なり。

風車の問題だけではありませんが、時の政府のやることはなっていないとか、、、
野党も野党で情けないとか、、、、

愚痴ることは多々ありますが、そのような政治家を選んでいるのは私たち人民なのです。

福沢諭吉に言わせれば、われわれが愚民なので政府がおかしなことする、ということになります。

だから、学問を志さないといけないのです。



風力発電にどのように向き合うか、今からでも遅くないから学を志し、自分なりに勉強して態度を決めよ、と福沢諭吉が言っているように思いました。

独立とは自分にて自分の身を支配し、他によりすがる心なきを言う

とも書いています。このように読んで行くと、、、、

糞うるさいジジイ(本当はタカ長のほうが年寄りですが、、、、、)だなぁ、しかし、言っていることがいちいち理にかなっているのだから始末が悪い、、、

と言いたくなります。

この歳になっても啓発されることが多い本です。時間はかかっても良いから、ジックリと読み進めたいと思っています。

    

最後に江戸時代の儒学者佐藤一斉の有名な言葉

少にして学べば壮にして為すこと有り
壮にして学べば老いて衰えず
老いて学べば死して朽ちず
                        佐藤一斉「言志四録」

タカ長はいま2行目だと思っています。

老いて衰えないために勉強しないといけないのですが、最近は不勉強になって、、、、、

困った状態なっています。

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