タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

高嶺の花

2009年07月13日 | 山歩きから
 コバイケイソウ(小梅慧草)

 ハッキリしない天気が続いています。間もなく梅雨明けになるでしょうが、夏になると大きな山を歩きたい、と言う気持ちがわいてきます。



 山を想えば人恋し   人を想えば山恋し(百瀬 慎太郎)

 北アルプス開拓の先駆者、百瀬慎太郎の言葉です。私の好きな言葉で、青春の頃穂高に登ったとき、この言葉を彫ったプレートを買いました。今も持っています。

 

 さて、コバイケイソウです。私にはその仕組みは分からないのですが、コバイケイソウは咲かない年にはまったく咲かないそうです。北アルプス中を探しても1本も咲いていない、と言う人があるくらいです。

 この年は当たり年でした。北アルプス中コバイケイソウが咲いたようです。この年私たちは双六岳から鷲羽岳辺りを歩きましたが、どこを向いてもコバイケイソウが咲いている感じでした。



 このようにどこを見ても咲いている、、、、、、





 槍ヶ岳(雲の中)の方を向いても、、、、、



 穂高の方を見ても、、、、コバイケイソウは咲いていました。白い集合花で高さは50~100cmと図鑑には書かれていますが、私は特別好きな花ではありません。しかし、いつ行っても見えるとは限らないとなれば、やはりこの年のコバイケイソウとの出逢いは貴重なものと言えそうです。

 ネットからの情報によると今年はコバイケイソウがいい感じに咲き始めているそうです。

 暑さに負けないで山を目指しませんか?






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