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タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

明るい山頂

2019年05月03日 | 山歩きから
広島県の最高峰、恐羅漢山に登りました。

新緑の山、あちらもこちらも新緑で、、、、

そのような風景を見ながら歩いたので、目ん玉まで新緑色になったような気がします。

    

その軌跡です。右中央に何やらマークが見えるところが、スタート・ゴール地点の二軒小屋駐車場です。

そこを起点に時計回りに歩きました。

この画像にもスキー場を示す直線が何本も見えます。そのスキー場がいつできたのか調べていませんが、要するに、すべては38豪雪から始まっています。

38豪雪のあと集落が一気に衰退していったところを見ているタカ長としては、自然破壊の極みともいえるスキー場を見ると複雑な気分になります。

そのようなことを語ると長くなり、今日はその時間がないので、この話題はパスします。

    

このあたりの山は牛の背みたいな地形であることは、当然のことですが、昔も今も変わりません。

しかし、ブナの原生林はどこかへ行ってしまい、風景は全く違うものになりました。

    

恐羅漢山の山頂で撮ったものです。

あの山頂でこのような明るい風景が撮れるなんてウソみたいです。

写真には撮っていませんが、山頂の雰囲気もまったくの別物、小さな子どもたちが何名もいました。

かつては、標高1000メートルの内黒峠を越えてふもとの古屋敷集落まで歩き、そこから登山を開始して山頂を目指していました、、、、、

というような昔語りをしても何の意味もありませんね。

    

水越(軌跡図の一番下)から山頂までの尾根歩きは登山者もほとんどいなくて、それなりに楽しむことが出来ました。

しかし、山頂の雰囲気にはイマイチなじめないものがあり、昼食を終わると早々に下山しました。

    

かつて立山スロープと呼んでいた尾根を下りるとふもとの牛小屋高原が見えてきます。

下りてみるとそこは「遊園地状態」になっていて、タカ長はノンストップで通過しました。

そして仲間たちと話していたスキー場を下りました。

    

スキー場にはワラビがたくさんあったので、採りながら下りましたが、、、、

このあたりは土地がやせているのでしょうか、太くて立派なワラビは目につきませんでした。でも、自家消費には問題ありません。

二人分の土産にするくらい採ってから駐車場に帰りました。

今日の歩数は17,000歩。数字のわりに疲れを感じるのは暑さのためかも分かりません。急に暑くなりました。

でもまあ、言ってみればこれは「快い疲れ」です。その疲れを体感するために明日も山に行くつもりです。