タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

モンゴルでのシンポジューム

2010年07月10日 | タカの渡り観察
ThE 6th INTERNATIONAL CONFERRENCE ON ASIAN RAPTORS

昨日紹介したモンゴルで行われたARRCNのシンポジューム。その詳細はまったく分かりません。先に紹介したタカの渡り情報交換会の場で、シンポジュームに参加した仲間から詳しい報告を聞くことになるはずです。その土産話を聞くためにも、その情報交換会には出席していただきたいものだと考えています。

 昨日紹介した報告書の目次だけ読みました。目次だけ読んだのではシンポジュームの様子を知ることが出来ませんが、しかし、何となくその雰囲気は分かるような気もします。



 今回の参加者はアジアだけでなく欧米からの参加者を加えて150名くらいだったようです。詳しい事情は分からないのですがインドネシアのチームがVISAの問題があってモンゴルに入国できなかった、と言うようなトラブルがあったようです。熱心な若者が多いチームだけにシンポジュームに参加できなかったことは残念でなりません。

  発表内容
      口頭発表         32
      ポスター発表       35
                      合計 67

 もう少し詳しく見ると、、、、、

      口頭発表          32
          日本人の発表      0
          韓国人の発表      2(6.3%)
          渡り関係の発表     6(18.8%)

      ポスター発表        35
          日本人の発表      6(17.1%)
          韓国人の発表      4(11.4%)
          渡り関係の発表     4(11.4%)

      発表全体から見た渡り関係の割合   14.9%

  上記の数字はプログラムを見て推察したもので発表内容を詳細に読んでからの集計ではありません。そのため多少の誤差があるかも分かりません。

  しかし、何となく全体の様子が見えるような気もします。 つまり

          日本・韓国の東アジアの数字が低い
          渡り関係の数字が低い

  東アジアを一つの区域として考えている(国が韓国・日本と分かれていることはタカには関係ないこと)タカ長としては日韓の数字が低いのは気になるところです。

  渡り関係の数字が低いのも気になるところですが、これは仕方ないのでしょうか?長大な時間を要する渡り調査は若い人には取り組むのが難しいのかも分かりませんから、、、、。



  目次だけ見るだけでも何かが見えてきます。次のシンポジュームに向けての期待、対応策なども頭の中だけですがあれこれ考えてしまいます。

  これからは目次の中で気になるところだけ読むことにします。語学力に問題のあるタカ長ですからどれだけ理解できるか分かりませんが、何か面白いことが見つかったら紹介させていただきます。



 次のシンポジュームを担当する韓国チームがどのようなプランをたて、どのような準備をされるか期待をもって見守りたいと考えています。