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タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

バンクーバーの旅から

2016年05月20日 | 旅行のことなど
いまベルさんがバンクーバーの旅を楽しんでおられます。

それに触発されてバンクーバーの話題を、、、、、と考えたのですが、、、、

何しろフィルム時代の旅のこと、いつ行ったのか、どこへ行ったのかにわかには思い出せないのです。

そのような状態ですが、古い写真を見ながら旅の思い出をたどることにします。

    

このような写真があるのですが、この公園のことなどまったく思い出すことが出来ません。

しかし、、、、この公園で感じたのか、他の公園だったのか定かではないのですが、、、、、

    

探鳥のためにつれて行かれた公園は人と野鳥のすみわけがはかられているように感じました。

ケバケバしたものは何もない、しかし、人の立ち入るところはこのような感じで、足元の悪いところはありませんでした。

    

その公園を歩いているところですが、、、、

人の立ち入らない木立などはまったく手が加えられておらず、原始のままの状態、と言いたいような、、、、、

まさにジャングル状態でした。

    

そのとき感じたのは、日本では手を加えすぎていると言うことです。

これから先はタカ長の独断ですが、、、、、

自然の中に出たら虫もいればヘビもいる、そのことがシッカリと理解されているのだと思います。

日本ではそこがあいまいで、、、、、たとえばヘビにかまれたら行政が対策をとっていなかったからと責められ、、、

そのため行政は蛇も虫も出ないように丸裸にするから、野鳥公園といっても鳥もいない状態になる、、、、

    

というのはタカ長の独断が過ぎると思われますか?

タカ長には環境意識が進んでいると思われるのですが、、、、、。

そのようなことをあれこれ考えさせられるだけで、外国に出る意味があるように思います。


雨の日の楽しみ

2016年05月16日 | 旅行のことなど
雨になりました。

ハチクマの季節になって山に日参することの多かったタカ長には恵みの雨になりました。

南のほうから入梅のニュースがはいりましたが、こちらは明日から晴れが続くようです。

しばらくは新緑の山が楽しめそうです。

    

タイトルを「雨の日の楽しみ」としたのは、広島での休息日のことではありません。

この時期に何度か行ったことのある韓国プサンでのことです。

    

この時期プサンに行く最大の目的はタカの渡り観察ですが、、、、

その間には雨の日もあり、そのような日は街歩き、なかでも市場を歩くのを楽しみにしていました。

今日の画像は釜田(プジョン)市場です。

プサンでの生活の拠点はナンポドンですから地下鉄で行くことになりますが、、、、、、

    

プサンの繁華街西面(ソミョン)にも近く、市場を歩いたあとは西面のロッテデパートを歩いたり、、、、

時にはそこの免税店を見たり、、、、そのような楽しみのついた市場めぐりになります。

    

釜田はモッポ方面に行く列車が離発着する町でもあり、その駅前にも市場があります。

市場めぐりをするつもりならそちらにも行くことができますが、市場めぐりが好きだとはいっても、渡り観察の合間の楽しみですから、

一日に何ヶ所もの市場をめぐったことはありません。

    

ここ何年かご無沙汰が続いているプサン。

韓国語の会話などまったくといって良いくらい出来ないタカ長ですが、気分的には国内旅行のような韓国の旅、、、

机の引き出しにはン十万ウォン(円ならいいのですが、、、、、、)の現金が眠っているので、、、

日本から近いプサンをぶらりと歩いてみたい気持ちは捨てていません。

    

とか何とか言いながら、、、、

同じ行くのならグルメ旅として全州にも行ってみたいし、、、、

あまり大きくない山にも登ってみたいし、、、、

というようなことを考えると、、、、プサンの旅も遠くなるのかなぁ???

こんなことを考えるのが雨の日の楽しみかも分かりませんね。

有田の旅から~7

2016年03月27日 | 旅行のことなど
今回の佐賀行きで有田を選んだのはタカカノ。タカ長は要するにアッシー君でした。

そのため事前勉強はあまりしなくて、有田観光協会のありたさんぽをチョッと見たくらいです。

有田ですから、そこへ行けば焼き物を見て歩くのは当たり前のことですが、、、、

    

短時間にたくさんの焼き物を見ると、頭がクラクラ、、、、、、

バードウォッチングを始めたころ、探鳥会で20種とか30種の鳥を見て頭が混乱、クラクラしたことを思い出しました。

そのような経験をしながら焼き物好きな人はその魅力に取りつかれてゆくのでしょうが、、、、、

タカ長は要するにアッシー君、、、、、でも、それなりに楽しい時間でした。

    

しかし、いい作品を見てもタカ長の目にはそこらにある「その他大勢」の作品との区別も出来ないので、、、

情けないと言えば情けない思いもしました。まぁ、これだけは一朝一夕には身につかないので、、、

このようなことになるのは想定内のことでした。

    

それはよいのですが、事前勉強しないで行くと、何を見てもめずらしいものに見えて、、、

事前勉強してから見て、何となく知った気分になるよりは良いのではないかと思ったものです。

いまの時代、いろいろな情報があふれていて、、、、それらを見てから現地に行くと、、、、、

何となく知ったような気がして、本物を本気で見ないことはよく経験することです。

その面で言えば、勉強不足のまま行くのも良いような、、、、というのは不勉強物のいいわけでしょうか?

    

ハプニングと言えば名工の手によるカップでコーヒーを楽しんだこと、、、、

すでに紹介したように、タカ長の人生で柿右衛門のカップでコーヒーを楽しむようなことがあろうとは、、、、、

このようなことは想定外の中の想定外のことだったので、感激もひとしおでした。

     

そのようなことをあれこれ考えながら有田を歩きましたが、、、、

不勉強のため民宿の女将さんの指導を受けることになり、陶山神社を再訪することになり、、、、

これで何とか形になったのかと思っていたら、そのすぐそばに李参平の碑があることを帰宅してから知り、、、

残念な思いをしました。

事前にシッカリ勉強して旅に出るのが良いのか、ぶっつけ本番の旅が面白いのか、案外難しい問題ですね。

有田の旅報告は一応これで終わりです。ご覧頂きありがとうございました。


有田の旅から~6

2016年03月26日 | 旅行のことなど
3月12日トンバイ塀の裏通りを歩いたあと私たちは泉山磁石場に行きました。

といっても初めての町、パンフレットの略図ではチョッと分かりにくくて、おかしなところに車を止めたり、もたもたしながら何とかその場に着くことができました。

ここは李参平が磁石を見つけたところで、有田の歴史がここから始まったといっても良いところです。

    

それから400年間、ここで採掘された磁石で有田の焼き物が作られてきたのです。

もとはどのようなところだったのかタカ長には分かりませんが、今は砕石場のあとの雰囲気、、、、、

しかし、そこを写真に撮ろうとしたらまともな逆光、、、、、、

    

どう撮ろうとしても太陽にカメラを向ける感じになり、、、、

その全体を撮ることができませんでした。

    

説明板を撮ろうとしても同じこと、、、、

この時期、この時間の泉山磁石場は写真的にはお手上げでした。

    

反対方向にカメラを向ければこのようにスッキリした写真が撮れるのですが、、、、

太陽にカメラを向けるようでは撮りたいアングルで撮ることは難しいですね。

この山が前日から気になっている黒髪山だと思われます。

    

ここには先人陶工の碑もありました。

有田観光協会のありたさんぽを見ると、まだ見ていないところはありましたが、タカ長たちは9時30分ころまでには有明湾岸に行きたいので、ここで今回の有田観光を終えました。

どんな町でも同じことでしょうが、小さな町でもシッカリ見るためには1泊2日、実質まる一日では時間が足りないようですね。


有田の旅から~5

2016年03月23日 | 旅行のことなど
    

3月12日陶山神社の観光を終えた私たちはそのまま街歩きをしました。

言い忘れましたが、車は札の辻交差点のところにある佐賀銀行の駐車場が土日にかぎり観光客に解放されているので、陶山神社におくより若干あるく距離が短くなります。

何しろ朝の7時から観光を始めているので、街を歩いても店は一軒も空いていません。しかし、タカ長のお目当てはトンバイ塀のある裏通りを歩くことですから時間には無関係です。

    

別に理由等何も無いのですが、要するにタカ長はこのようなところを歩くのが好きなのです。

トンバイ塀でなくても、たとえば古いレンガとか、、、、あるいは石済みでも良いのです。

要するにこのような雰囲気があるところが好きなのです。

    

トンバイとかいう物は今回初めて知ったのですが、、、、、

このようなものが何となく好きなタカ長としては、有田に来てトンバイ塀のある裏通りを歩かないわけにはゆきません。

    

このトンバイ塀がある裏通りは距離も短いので、普通に歩けば10分もかからないのでしょうが、タカ長は30分くらいかけて歩きました。

この右手の、漆喰壁の建物は何かの店のようでしたが、、、

何しろ朝の8時前に歩いているのですから、街はまだ目覚めていません。

    

有田は小さな町ですが、それでも丁寧に歩けば1泊2日では時間が足りないようです。

特に最近のタカ長はツアー旅行のような忙しい旅は好まないので、今回のような旅がしたいのです。

といっても若いころのように独り旅はできないので、、、、、ということは、タカカノが頼りですが、、、

そのタカカノは何かと忙しい日々を過ごしているので、なかなか時間が取れません。

     

今回の旅は2泊3日の短いものでしたが、、、、

それでも、その3日間はとても貴重な3日間になりました。

長期間でなくても良いから、遠いところでなくても良いから、とにかく旅に出ることが大切なのだと思いました。

そう、私たちには残された時間が多くないのですから、、、、、。


有田の旅から~4

2016年03月22日 | 旅行のことなど
3月11日、三右衛門を見た私たちは陶山神社に車を置いて有田の町街歩きをしました。

そのことは昨日のブログで紹介しましたが、、、、

街歩きを終えた私たちは、宿に入るのが遅くなってもいけないような気がして、その神社は見ないまま民宿に行ったのです。

民宿に着いて、女将さんとその日の観光のことなど話したのですが、、、、

三右衛門を訪ねたことはヨシとされましたが、陶山神社に車を置いて陶山神社を見ないで帰るなんて、、、と

きついお叱り、、、、ではなく、、「指導」がはいりました。

陶磁製の鳥居を見ていないの、、、、、とあきれられたようです。

    

ということで、翌3月22日に再度陶山神社を訪ねました。神社には陽が射していない時間です。

車を置いたところからすぐ先に、いろいろな陶磁製のものが立っていました。

    

右が陶磁製の鳥居です。他にも何やら見えますが、、、、

勉強してないタカ長には気のきいたことを書くことが出来ません。

    

神社の側からふり向くと陶磁製の鳥居や狛犬などが見えます。

焼き物の街ですからこのような風景は特別なものではないかも分かりませんが、、、

全国的に見ればこのような鳥居や狛犬はやはり特別なものなのですね。

    

欄干も陶磁製でした。この写真を撮っていたのはタカ長としてヒットですね。

その裏にはお稲荷さんもあったようですが、、、、、

    

タカ長は前日からこの山のことが気になっていました。

チョッと険しそうな岩山なのです。

有田の山といえば、岩崎元郎さんの「新日本百名山}という本で黒髪山があることは知っているのですが、、、、

その本を読んで頭に描いたイメージでは、黒髪山は有田の市街地から離れたところにあるように気がしていたのです。

前日街歩きをしているとき、ある店で若い人にあの山の名前を聞いたらご存じなくて、、、、

だからこの写真の山が黒髪山かどうか分からないのですが、、、

とにかく、見るだけで登ってみたくなる山でした。

そのため陶山神社を観光しながら、心はこの山の上に行っていたのです。

こんどまた有田に行く機会があれば、タカ長としては焼き物を見るよりあの山に登ってみたいと、、、、

そのようなことを考えるくらい魅力的な山でした。


有田の旅から~3

2016年03月21日 | 旅行のことなど
源右衛門窯を出て有田の街を見ることにしたのですが、、、、

何しろ初めての町、土地勘がまったく無いのでどこへ行ったらよいものか???

パンフレットの略図を見ると有田陶磁美術館あたりに車を置けば歩いて観光できそうなので、短い距離でもカーナビをセットして出かけました。

しかし、そこに着いてみれば自分の車を置くのがやっと、博物館を見たあと街歩きをするために駐車できる状況ではないので、、、、

近くに見えた陶山神社に行ってみることにしました。ここなら車が置けるのでは?

せまい道を入ってJRの線路をくぐり、神社に行ってみると広い駐車スペースがありました。

ここに駐車すれば安心して街歩きが出来ます。

    

5月の陶器市のときはこの辺りに市が立ち、多くの人であふれかえるのでしょうが、、、、

この時期は観光客も少なくてのんびり歩くことができました。

    

このあたりにはタカカノのお目当てである深川製磁香蘭社があるのです。

私たちは陶磁器を買うために有田に来ているわけではないのですが、たとえば柿右衛門の店でゼロを二つ取ってもらっても買えないような高価なものを見るより、深川製磁や香蘭社で、その気になれば何とか買えそうなものを見るほうが精神衛生上も良さそうでした。

    

といっても、この時間になると、短時間に集中してたくさんの陶磁器を見た疲れがドッと出た感じで、ほとんど集中力がなくなっていました。

タカ長の目には3万円の皿も3億円の皿も同じように見えるのですから、集中力があっても無くても同じようなものですが、、、、、、。

    

この古伊万里も見る人が見るといいのでしょうが、、、、、、タカ長にはどんなものやら分かりません。

そのように疲れた状態でしたが、有田観光などこれが最初で最後かも分からないので、、、、

それからも何軒かの店を見てまわりました。

    

おりしも3月、あちこちの店に雛飾りがあり、、、、

それらを見て行けばまるまる一日有田にいても時間が足りないくらいでした。

陽が傾いてきて、風も冷たくなったので民宿へ急いだのですが、、、、、

そのような行動が民宿の女将さんから、、、貴方たち何をしているの、、、と注意されることになります。


有田の旅から~2

2016年03月20日 | 旅行のことなど
焼き物のことなどまったく分からないタカ長ですが有田の三右衛門くらいは知っています。

ということは、北方四島も知らないどこかの国の大臣様よりはタカ長のほうが教養深いということ???

    

三右衛門といえばまずここですね。

九州陶磁文化館で昼食をとった後すぐに行きました。

しかし、その中の展示物は「撮影禁止」でした。

さすがと言うか、、、、、ガードが固いですね。

    

そのあと行った源右衛門窯の雰囲気はまったく違いました。

三右衛門と言ってもそれぞれ違うのですね。

    

展示物も撮影自由でした。

ということでいろいろ撮らせてもらいましたが、そのどれもがタカ長には買うことのできないもの、、、

写真で見て楽しむことしか出来ないのです。

    

仕事をされているところも出入り自由でした。

ここまで入らせていただくと、ついつい何か聞きたくなるタカ長ですが、、、、

タカ長のつまらない質問にも丁寧に答えで下さいました。

    

そのようなことが分かるだけでも旅をする意味があります。

このようなことは大したことではありませんが、でもネットでは得られない情報かも分かりませんね。

そんなことがあったので三右衛門のなかではこの源右衛門窯が一番印象に残っています。


有田の旅から

2016年03月19日 | 旅行のことなど
今回の佐賀行き、せんじつめれば神埼市の知人宅を訪ねることでした。

しかし、同じ行くのならプラス・アルファがあったほうがよいということで、タカカノのリクエストで有田に行くことにしたわけです。

そして、、、もう一つは有明湾の探鳥というわけです。

といっても二人とも有田は初めての土地、何も分からないのでカーナビを「佐賀県立九州陶磁文化館」に設定して出発しました。

すべてはそこに着いてからです。

    

カーナビというものはありがたいもので、目的地までのルートはもちろんですが、到着時間まで教えてくれます。

タカ長のカーナビは10時半ころの到着を示していましたが、ほぼその時間に到着しました。

何となく考えていたより立派な施設で、おまけに入場無料。

そういえば佐賀には原発があったなぁ、ということは電力会社から金が出ているの???

とタカカノと話したものです。

    

展示内容も素人目ですが、なかなか立派なものでした。

最初に目を引いたのがこれです。

    

タカカノが覗きこんでいるのは蒲原コレクションの説明プレートです。

このプレートも焼き物でした。

このコレクションがどれだけのものか、素人のタカ長には分からないのですが、、、、しかし、、、、

素人の目にもなかなかのものであることだけは感じ取ることが出来ました。

という程度のコメントしか素人には出来ないのですが、平素の生活とはまったく違った世界を覗き見することがだけで、ここに来た甲斐があったというものです。

    

もうひとつ柴田夫妻コレクションというのが、一つの展示室を使って行われていました。

これもまたタカ長にはその価値が分からないのですが、これだけの数を集めるだけでも大変だったと思われました。

ビンボーはしたくないもので、このようなものを見るとついつい軍資金がいくらかかったのだろうかと考えてしまうのですが、、、、

確かに費用も時間もかかったコレクションであることだけは間違いありません。

そして人が生涯をかけて一つのことをやっていくと、このようなすごいことができるのだと実感しました。

いくら軍資金があっても、その気持ちにブレがあったらこのようなコレクションは出来ないはずです。

    

焼き物素人のタカ長がふらりと行っても、何かを考えさせてくれる展示がいろいろありました。

ネットで調べて、初めてその存在を知った「九州陶磁文化館」でしたが、、、、、

行くだけの価値はあったと思います。

見学後ここで昼食、そのあと有田の町に出ました。

有田の旅から

2016年03月14日 | 旅行のことなど
2泊3日の旅から帰ってきました。

昨日は雨の中を走ることになりましたが、思ったほど疲れませんでした。まだまだ若いのだ!

さて、今日の話題です。人生は選択の連続、、、、というような大きな話ではありませんが、、、、

旅は選択の連続である、というような話題です。

今回の有田行きはタカカノのリクエストですが、二人とも有田に行くのは初めて、、、

そこで参考にしたのが有田観光協会のありたさんぽからのネット情報でした。

初めて行く有田ですからゆっくり歩いて、有田で一泊することにしましたが、、、、

有田にはこれといった宿泊施設が無いようでした。そこで仕方なく(?)民宿を利用することにして電話したら、、

「主人が病気で素泊まりしか受けられないのですが、、、、」という返事が帰ってきました。

さてどうする、ここがひとつの分かれ道です。他にも民宿はありましたから、、、、。

でも、せっかく電話したのだからその民宿を予約することにしたのです。

そしてその日の夕食、民宿の女将さんにお勧めの店を紹介してもらいました。

お勧めの店は二つありました。最初はレストランが良いかなぁ、といっていた女将さん、こちらも良いし、、、、

といわれたのがギャラリー有田でした。

さてどうする?ここでまた選択です。私たちは食事どころではないような名前の「ギャラリー有田」を選択しました。

    

店の前にはこのような車が駐車していました。有田焼のような車でした。

車のことはよく知らないのですが、何とかミニ・クーパーとかいう車でした。それにこのような塗装。

車代より塗装代のほうが高いのでは、、、、、と思えるくらい見事な絵柄でした。

    

店に入ると壁一面のコーヒーカップ。ネットにはその数2000個と書かれていますが、、、、

女将さんの話では隣のショップを合わせると5000あるとか、、、、とにかくすごい数です。

    

夕食はまったくの定番、ごどうふ定食を頼みましたが、、、、

食後のコーヒーを頼み、そのときに「カップは選ぶことも出来ますし、おまかせにるることも出来ます」といわれて、、、

ここでまた選択。2000個のカップからひとつのカップを選ぶことはできないので、私たちは「おまかせ」にしました。

    

このようにコーヒーカップにかこまれたゆっくりと夕食を楽しみました。

その日は3月11日。もし地震がおきたらこのカップはどうなるのだろう、、、、、といらぬ心配もしました。

そして食後のコーヒー。

    

柿右衛門のカップに入れられて出てきました。

これも店の人が、数あるカップの中から選択してくれたカップです。

焼き物音痴のタカ長でも柿右衛門のものは高価であることは分かります。

その日は柿右衛門窯にも行って、高価な焼き物を見たばかりです。その中にはコーヒーカップもありました。

その高価なカップに入れられたコーヒーをゆっくりと、、、、、、本当は、、手が震えるような思いで楽しみました。

あのとき別な民宿にかえていたら、当然夕食は民宿でとりますからギャラリー有田に行くことはありません。

女将さんに勧められた店で、もうひとつのレストランを選んでいたら、柿右衛門のカップでコーヒーを飲むことなど無かったはずです。

数々の選択をへてたどり着いた柿右衛門のカップでのコーヒータイム。

一生に一回だけの経験をさせていただいた有田の旅、これだけでここに来た値打ちがあったと思いました。