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北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

桜を撮りに日高へ

2013-05-20 20:50:25 | 旅行
昨日、ブログ友 Pさんからの情報で静内の二十間通りで桜が満開とか。
(う~ん、どうしょうかな~。遠いな~ 写真が趣味なので 悩む)

悩む時間が長すぎて、10時過ぎに出発 (そんなわけない、準備に忙しかっただけ)
何をそんなに準備するのか、知りたい ?

[正解は] トイレの準備なのだ。
最近、シャワートイレしか使ったことが無いので、コウモン様が弱っちくなって、下から温水が出てこないと 御機嫌が悪いのだ。
それで、携帯シャワートイレなるものを購入したのだ。これは便利なのだが、肝心の お湯は使う時に自分で入れるのだ。それに電池も。
それで、お湯を沸かして水筒へ。
しかし、このまま熱湯をコウモン様へ浴びせようものなら、「ギャ~~ッ。手打ちじゃ~~」となるので、適温にするために空のペットボトルに水を入用意しておく必要がある。
この準備をどうしても忘れてしまい、直前に気が付くという次第なのだ。

とにかく、予定より遅れて出発。静内までは、片道240kmもある。
直別から国道を逸れ、厚内、十勝太、豊似から天馬へ抜けるルートだ。
厚内を通り海沿いを通る道は、国道38号ができるまでは本線だった。
昭和の中頃は、道路は未舗装で厚内の辺りは道も無く、波しぶきを浴びながら海岸を通ったのだ。当時の名残のトンネルが昆布刈石に残っている(古い穴は塞がれ、横に大きな新しいトンネルができている)
昆布刈石からは、新道が出来たがダートの崖上を通る未舗装路を選ぶ。路肩にある展望台からは先ほど通ってきたトンネルが見える。



いつの間にか国道に昇格した336号へ合流。十勝河口橋を走って豊似に到着。
交差点にある防災ステーションは国交省の施設で駐車場とトイレを使わせてもらう(自由に使えるらしい) 少し休憩(12:20)

さて、北海道を東西に分断している日高山脈を抜ける天馬街道へ向かう。この道が通るまでは、襟裳岬の近くを抜けるか大回りして命知らずの難路「日勝峠」を越えるしかなかった。
車が少なく直線が続くのでACC(オートクルーズコントロール)を使う。アクセルを踏まなくても定速運転ができるのだ。危険を感じたらブレーキを踏めば解除できるし、微妙な調節も手元SWで可能だ。
音楽を聴きながら走っているとプリウスがやんちゃな走りで追い越していった。せっかく燃費をウリにしている車なのに無駄に燃料を消費する走り方をしている。
私の車もホンダのフィット シャトルハイブリッドだ。
現在の燃費状態を示す数字が25km/lを上下している。


はるか前方を走っている車の後ろに対向してきた車がユーターンして割込んだのが見えた。他の やんちゃ坊主が出たようだ。前車を牛蒡抜きして消えて行った。
しばらく行くと路肩に赤い回転灯の車が。嬉しそうに三角表示板を置いている。
先ほどユーターンした牛蒡車だ。覆面だったようだ。
そういえば、この路線で知らずに覆面を追い越したことがある(セーフでした)。
捕まっていたのは、先ほどの やんちゃなプリウスちゃんでした。

長い野塚トンネルを抜け日高へ入った途端、空気が一変する。桜もチラホラ咲いているのが見える。別の世界に迷い込んだようだ(13:00)。


馬横断注意の表示が至る所に出ている。サラブレッド王国への入口だ。


道産子のズングリが私だとしたら、サラブレッドは藤原紀香だ。あの折れそうに細くて長い脚に少し硬そうな尻が乗っている (あ~、馬が紀香様に見える)
?・・・・・馬を見て欲情している場合ではない。自分は馬と比べると はるかにオソマツ君だ。それに今日は桜の写真を撮りに来たのだ。


連なっていた前車がAERU方向へ右折したので私も寄って行くことにした。


これが大正解。桜並木が迎えてくれた(13:30)


山側を通り浦河町へ入ったが食堂がない。腹ペコ状態で 道の駅みついし へ到着。二階のレストランヘ行こうとしたら閉鎖中。駐車場横のラーメン店も休業。
(おい、おい。冗談じゃねえぞ 日高。これ以上 腹空いたら 馬食うぞ) 14:20

諦めて西へ向かう。三石でふと気が付くと静内まで25km30分もある。往復で1時間。腹も空いているので中止。ユーターンだ。桜よりも飯だ、飯。

路上の標識を見て思い出した。そうだ、開花情報をくれたPさんの家が近いのかも。飯食える場所だって知っているだろう。残念ながら携帯を修理中なので住所録からGPSに行先登録。しかし、5分後に到着したのは畑。
ウロウロしたが番地の表示が全くないのだ。帰ろうかと思ったら人影を発見。
Pさん宅知りませんか?と尋ねたら、「そこ曲がって、次右、そして左で・・・」
何とPさんは有名人? しばらく走ってまた尋ねると「あそこで曲がって・・・」
何とかPさん宅到着(だと思う) 最近購入したと聞いたモッコリパンツで乗る高級自転車もある。
しかし残念。留守でした。「モッコリ号」だけ撮影 (また機会があったら来ます)


帰りは、とにかく歌詞を全部「腹空いた」で歌いながら走る。コンビニで弁当を買おうかと少しだけ思ったのだが、意地で買わなかった。
サラブレッドを見ても欲情しなくなった。馬は馬だ。シッポがある。

腹が空いているので、眠気も起こらずトットコ走って天馬を越えて白糠へ。
ここには、好きな店が2軒ある。やっぱり地元は良いな~。
久しぶりの レストランはまなす。18:05
もう夕食の時間だ。結局昼飯抜きになってしまった。
一番人気らしいチーズカツ定食を注文。
嫌いな 山菜の こごみ、トマト、キュウリが付いている。


しかし、完食。こごみは地元で採ったものらしい。ムシャムシャ食ってやった。


これからは、日高へ行く時は弁当持参で行くことにした。
あっ、そうだ、携帯トイレは、使わなかった。


花見じゃないよね

2013-05-18 22:26:30 | ウォーキング
昨日、久しぶりに晴れたと思ったら、今日はまた重い雲が空一面を覆っている。
9℃だ。市内の一部の桜は開花したとか新聞に載っていたが、信じられない寒さだ。
そんな中、今日も頑張って鼻水ウォーキング。
何処を歩こうかと考えながら車に乗る。
「車に乗らずに自宅から歩け」と云う人もいるが、いつも同じコースだと飽きてくるのだ。
今日は、やっぱり一番好きな春採湖一周コースに決めた。4.7kmの一周は達成感がある。
歩き始めると、小柄な中学生(?)の女の子が恰好良く走ってくるのに出会う。ジョギングではなく元気いっぱいのランニングだ。余裕の挨拶をして走り抜けていく。
(すごいな~、おじさんには無理だ)

私とは逆周りなので、しばらくすると湖の対岸を小さな影が まだ頑張って走っているのが見える。



そう、この湖一周コースは、対岸が見えることが魅力の一つなのだ。
常連さんは、服装などで位置を確認することもできる。



(おっ、ラーメンおやじが来た)
(あっ、シロシロちゃんだ)
(くのいちさんは 元気いっぱい) とか

本名は知らないので、勝手につけた綽名である。
ラーメンおやじ・・・・・タオルを首に巻いてロゴの入った黒のTシャツ
シロシロちゃん・・・・・上から下まで白一色。帽子を目深に被っているので顔が見えない。多分、40歳代。コースの半分以上はランニングし時々歩く。
くのいち・・・・・服装は時々変わるのだが、紫外線を防ぐために顔を出さず覆面のように覆っている。年齢不詳

さて、最もツライ科学館の坂道が近づいてくる。コースも終盤だ。
あれ ? ? 坂の横にある焼き肉コーナーに沢山の人がいる。



まさか、この寒い中、花見じゃないと思うのだが。
この付近、花なんか何処にも咲いていない。
やはり、季節外れの焼き肉をしているようだ。思いっきり寒そうだ。

「花見ですか ?」と訊いてみたいのをグッと堪えて通り過ぎる。
「寒さに耐える焼き肉の会」いやいや 「寒中 焼き肉ガマン会」・・・・・
色々考えている間に 辛い峠を越えていた。

(ヨッシャ~、もう少しだ。今日は御褒美に何食べよっかな~~)
(焼肉は・・・・・やめよう)

追) 明日、静内へ桜を見に行こうかな~~

京阪電車

2013-05-17 21:04:08 | 日記
今、有川浩さんの阪急電車が話題になっている。
電車の移動に合わせて各駅で乗り降りする人が主人公となり、ストーリーを展開すると云う斬新な手法の小説だ。

この阪急電車と同じく、関西を走る電車に京阪電車というのがある。
私が学生時代を過ごした京都と大阪を往復する路線に何度も乗った。
当時は京都の三条と大阪の淀屋橋とを特急が40分で往復していた。
終点に着くと、また戻る、行ったり来たりの折り返し路線だ。

大変昔の話で恐縮だが、どうしても京阪電車様に謝りたくて懺悔させて頂く。
私、成績は悪くは無いのだが、バイトとか部活でどうしても学業が疎かになり、3日かけて行われる学期末試験となると、ほとんど3日連続の徹夜での勉強となる。
3日目ともなると、意識も朦朧となり、試験終了と同時に轟沈する。
その日も ようやく試験が終了。普通なら死んだように3日分の睡眠を貪るはずなのだが、国家試験の願書を提出するとかで 大阪に行かなければならなかった。
それで、三条駅で電車に乗った途端、意識が飛んだ。

目が覚めた時、電車は反対方向へ進んでいた。
(あれっ ? そうかぁ、淀屋橋へ着いて、また京都へ戻るのか。とにかく、特急の停まる天満橋か北浜で降りよう)
電車は、減速。駅に入ってきた。ゆっくり進む電車。ホームにいる人達が電車の中の私を見て目を丸くしている。何・・・何 ? どうしたの ?
ふと、周囲を見渡すと・・・・・電車の中に人がいない。
電車は徐行したまま、停車することなく駅を通過した。
10両以上の長~い列車。見える範囲を見渡しても人がいない。
(夢 ? 現実 ? 何処 ? 私 誰 ?)

長~い列車の向こうから、車掌さんが近づいてきた。多分、忘れ物とかの確認をしているようだ。
その車掌さんと目が合った。(車掌さんが 何 ? 何 ? 状態になっている)

「ど・・・どうして乗っているんですか ?」
「いや、寝ている間に どうやら反対方向に動き出したらしくて。次の駅で降りますから・・・・・」
「次の駅では、停まりませんよ。これ、車庫に入りますから。」
「とにかく、運転手に話をしますので、先頭車両まで行きましょう」
多分、怒り心頭なのだが、そこは客商売。見事に抑えている。

長~い 長~い列車の中を歩いて先頭車両へ到着すると、数人の乗務員の冷たい視線を浴びた。
(とぼけた顔をしてジッと耐える私)
どこか支線に入ったようで、知らない駅名が続く。
「次の駅で停めますから、降りて下さい」車掌様から とても丁寧に云われた。
言葉は丁寧なのだが、顔は苦虫を噛み潰したような顔だ。
私は、気が付かないフリで外を見ているのだが、突き刺さる視線が痛い。

どこだか分からないのだが、小さな駅でホームからはみ出す形で特急電車が臨時停車した。
ホームにいた数人の人が 特急が停車したことに驚き、怪訝な表情を浮かべている。
(私は、思いっきり恥ずかしい。恥ずかしいのだが、ペコペコしているとアイツ 間違って乗ったんだ・・・・・と思われるのが目に見えている)
(そこで、私は毅然とした態度をとることにした)
一枚だけ開いたドアから堂々と降り、こちらを見つめている乗務員の冷ややかな視線をものともせず、「じゃ~ね~」と云う感じで手を振ったのだ。
途端に、車掌様はじめ乗務員の目がボッと点火。怒りに燃えたのが解った。

怒りに燃えた顔を並べたまま 京阪電車が消えていった。

以来、どんなに疲れていても京阪電車に乗って寝ることはありません。
目はパッチリ。
緊張して、乗らせて頂いています。ハイ。


これだってダイエット

2013-05-16 22:13:35 | グルメ
この町には、市民なら誰でもが知っている名店がある。
蕎麦とラーメンとスパゲッティに各1軒。
いつの頃からか、釧路三大麺と呼ばれるようになった。
食べ物のことだから、好みの問題はあるのだが、私にはどれもが名店に相応しいと感じる。
これに異を唱える市民は、少ないに違いない。
その内で、昨日はスパゲッティの店に行ってきた。

昔、我が家の外食は蕎麦だった。
蕎麦=御馳走で、何かあると100%蕎麦だった。
それが、ある時レストランとか云うものが この田舎町にも誕生した。

中学生の時、友人と初めて食べたミートソース。これが私と洋食の出会い。
熱した鉄板の上に富士山の如く盛られたミートソース。
今で云うデカ盛のミートソースに必死で食らいついた。

ミートソースとは、この味なんだと市民に植え付けたのがレストラン「泉屋」。
これを全量 食えなければ男じゃない とまで言わしめた量だ。
今では、二割程 量は減ったが、当時は どうやったら完食できるのか真剣に悩んだ。
友人曰く「途中で水を飲まない方が良いみたいだ」とか「最初は、そのまま食べて、途中でチーズをかけるのが良い」とか意見は様々だった。
とにかく、最初に完食できた時は、(やったぜ) と試験に100点取った時と同じ嬉しさがあった。

それが、いつの頃からか、上にトンカツの載った「スパスツ」なるものがメニューに加わった。
これが、また美味。一週間に一度は食べたいのだが、デブには大敵の味となった。

ウォーキング中、一生懸命歩いている時に考えるのは「御褒美の食事」
「カロリー」と「旨いもの」とが頭の中で戦う。
そして、大体勝つのは「旨いもの」

昨日は、歩いている途中から「スパカツ」がジュージュー音を立てていた。

そして、「泉屋」へ直行。
頼んだのは、ミートソース。
頑張って、頑張って 泣く泣く「スパカツ」から「カツ」を外したのだ。
これだって、立派なダイエット・・・・・なのだ・・・・・と思う。

太陽を分けてください

2013-05-15 20:50:31 | 日記
何と、今日の気温は6℃、6℃ですよ、皆さん。信じられますか ?
盛岡では、桜も満開を終え 公園の池にはボートで遊んでいる人もいるのに、この町は・・・・・寒い。
寒流の影響で、最北の稚内と同じくらい寒い。
毎日、毎日が曇り、そして時々雨。

日本中で最も桜の開花が遅い。
本州では、海水浴で肌を焼き、ビーチボールで遊び飽きた頃に桜が・・・・咲く。

昨日も、どんよりとした曇り空の中、ウォーキングに出た途端、ポツリポツリと雨が降り始め、急いで帰宅。
テレビで確認した天気予報には、ず~っと曇りのマークが並んでいる。
太陽は、どうしたんだ。高気圧は何処に行った~~~。