北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

コウモン様の撮影小旅行

2013-05-27 20:37:18 | 旅行
早朝、家を出た。玄関で着替え、まるで夜逃げのように、静かに、静かに。
私が、また ブラリ旅に出ることは家族に伝えてあったので、驚くことはないと思うのだが、夜逃げのように消えるとは思っていないはずだ。
気温は、9℃。まだまだ寒い。
西の方へは、先週浦河まで桜を撮りに走ったばかり。東、厚岸方向へは、その前に行ってきた。残りは北だ。南は海だから、北へ向かうしかない。
雲が重そうだ。

走り出して10分も過ぎた頃、畑の中に丹頂を1羽発見。親離れして間もないのか、番ではないようだ。一生懸命、何かを食べている。
(食べ過ぎて太るなよ~、俺のようにペリカンと間違われるぞ~)


コンビニで朝食後、一応阿寒湖畔へ向かう。
湖畔の公共施設にある無料駐車場も、早朝なのでガラカラだ。職員はいるようだが開館時間前なのでトイレを利用できない。
まだ急がれてはいない様子のコウモン様には、今しばらく辛抱して頂くことにして、湖を撮影するために温泉街を歩く。


散歩をする人や掃除をする人たちと、至る所で気軽に朝の挨拶を繰り返す。着た切り雀の私は、いつものヨレヨレ姿だから、何処にいても馴染むのだ。
コウモン様は、庶民派なのだ。


大きなホテルの前では、早朝なのに職員が勢ぞろいをしている。私の身分がバレたかと思ったら (どんな身分だ?) 早立ちの (朝立ちとはチョット異なる) 団体様がいるようで、その見送りだ。強行スケジュールなのだろう。時間に追われた必死さが漂っている。
この時間に送り出すために、相当早い朝食の準備とかに職員が総出で頑張ったようだ。
私は、見送りで最敬礼している職員に向かって礼をした。(コウモン様は、ここでも庶民のことを考えているのじゃ)

車で天気予報を見ると、美幌は雨らしい。ここ、阿寒湖畔も雲が重く感じられるようになってきた。晴れているらしい層雲峡から上川を目指すことにした。
道の駅あいおい で休憩を取っている間に睡魔が・・・・・。1時間程熟睡。

津別町から開成峠を通って北見へ。
北見市街へ入った途端、大型電気店の案内表示が目に入った。丁度良い時間なので寄って行く。
コウモン様には今日初めての休息だ。顔も綺麗に洗って頂いた後、携帯に使うマイクロチップを購入して温根湯へ向かう。

温根湯の道の駅はデカイ。世界一の鳩時計の中には力を必要とする「からくり」があり、無料で楽しめる。




それに加えて、隣接して建てられた「山の水族館」が人気らしい。


ここで登場するのが知恵を絞った私のアイテムじゃ
JAFの割引施設は多いのだが、本で探すのが面倒。入場しようとしてもカードを車に忘れたり財布から出すのを忘れたり。
そこで、首から吊るすことにしたのだ。何処でも入場する時は提示する。ガソリンを買うときも、土産を買うときも、とにかく掲示する。
「何ですか?」と云われたら割引無しなので諦める。皆さんも試してみてね。(発案者は私ですよ~。感謝の心を忘れずに。紐のついたカードケースは100円ショップで)
因みに、山の水族館は50円引きだった。


石北峠を越えて、層雲峡へ入る手前に有名な「銀河の滝」がある。しかし、落石で危険なため数年前に国道をトンネルで覆って以来、見ることがなかった。でも、その長いトンネルへ入る直前、トンネルを抜けた直後に「滝を見られる駐車場への分岐」がある旨の表示があったのを発見。
(トンネル抜けたらすぐ左、トンネル抜けたらすぐ左)・・・・・呪文のように繰り返す私。この呪文を繰り返さないとトンネルを抜けた途端、すっかり忘れてしまうからだ。
さて、トンネルを抜けたら すぐユーターン気味に左折したら、奥の方に駐車場があった。修学旅行生も大騒ぎ。ベンチには、温泉街から3kmを歩いてきたお年寄り夫婦が休んでいる。滝も見事に見える。
流星の滝


銀河の滝


さて、今回の旅は、ブログ友P氏の真似をしてモバイルPCを持参しているのだ。上川町まで走って停まり、PCで旨いものを探すことにした。普通は「食べログ」で情報を得ると思うのだが、コウモン様はチョット違う。
北海道HTB放送の「イチオシ」コーナーの「世界に一つだけの味」で情報を得るのだ。各町の住人にアンケートを取って町のベスト3を選んだ結果が、町名順で検索できるようになっている。食事も土産物も甘いものも関係なく、とにかく住民が選んだホンモノが並んでいる。
さて、愛別町で昼食をとることにして探した結果が協和温泉の「きのこピリカラ丼」


豚肉も少し入っていて、様々なきのこが載っている。思ったほど辛くはなくて旨い。
HTBさん、イチオシさん、ありがとう。


壁には、大泉洋の全く気持ちの入っていないサイン色紙と、少しだけ気持ちの籠った鈴井貴之氏と安田顕氏の色紙が並んでいる。

大泉は、既に天狗になっているようだ。感謝の言葉が入っていない。

上川町に入ってからは、水田が目につく。東北海道には無い風景だ。桜も満開だ。
下川町を経由して。稚内を目指すことにする。
続きは、また・・・・・。
コウモン様もまだ疲れが取れないのじゃ。