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北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

颯爽とした姿で

2017-02-19 22:05:46 | ウォーキング

先日は少し雨が降り、それが凍結したので路面がツルツルになった。
ウォーキングのつもりで家を出たのだが、転倒が怖くて100mで戻った。

だから今日は二日分頑張らねばならない。
風が強くて体感的にはマイナス5度。顔に当たる風が痛いし手袋を通して冷気が突き刺さる。

阿寒の山は綺麗に見えているが、寒すぎて涙目だ。



前から軽快に走ってくるのは高専生のようだ。氷の上でも滑らずにピョンピョンと飛ぶように走る姿は別の生き物のようだ。

スポーツマンって、こんな距離なんか平気の平左なんだろうな。
私が毎日少しずつ走る距離を必死になって延ばしているのに、彼らは最初から平気な顔をして一周だ。

いつものジョギング地点より500m以上手前から走り始めた。

ゴール地点のことを考えず黙々と手を振り足を進める。

こう書くと恰好良いが、実際の走る姿はヨタヨタしていて とても見られたものではない。

カーブの向こうからウォーキングしている人が見えて来た時だけは、颯爽と手を振り歩幅も上げてランナー気取りだ。

ウォーキングしている人から見ると颯爽とジョギングしている人は神だ。

ポッチャリした腹は、多分上着で隠れているので見苦しくはないだろう。

元気に挨拶して充分に尊敬の眼差しを浴び、通り過ぎた後は、もうヨタヨタのヘロヘロで必死の形相。

緩やかな下り坂の先にある信号がいつものゴール地点だが 残念なことに青。

片側二車線の横断歩道を走りぬけるのは辛いのだが、何しろ信号待ちをしている車からの目が気になる。

だからポッコリ腹を引っ込めてここでも颯爽モード。

その体勢を維持したまま 頑張って 頑張って走り続け、よつ葉の正門前も通り抜け 境橋を渡った所で(もうヨカンベ)とウォーキングに戻した。

雪の間から顔を出しているヤチボウズ(谷地坊主)を眺めているフリをしているのだが、呼吸はゼーゼーと荒い。



毎日、走る距離を少しずつ延ばしてはいるが、何処まで頑張れるのかは 全く自信が無い。

言い訳は常に考えているし、何しろ運動が大嫌いなのだ。

ただ ただ 血液検査の数値を思い浮かべて 歩き 走る毎日。



死にたくなければ頑張るしかない。
今の所 残された手段は これだけだから。