路面に雪が無いし、流氷を見に行ってみようと云うことになった。
弟子屈(てしかが)を経て片道150キロの遠出だ。
途中にある摩周湖も屈斜路湖も素通り。
野上峠を越えると路面状況が一変しアイスバーンになった。
慎重に車を進め、オホーツク海に出た所にある道の駅「はなやか小清水」でやっとトイレ休憩。

有名な小清水原生花園も冬期間は閉鎖され駐車場も土産物店も除雪されずに雪の中だ。
目的地は北浜駅近くのコンビニ横駐車場。
そこから踏切を渡ると海に出られる。
昨年は流氷の量が少なくて かなりガッカリしたのだが、今年はどうだろうか。
踏切への坂を登るとオホーツクの海が視界に入ってきた。

何と一面 真っ白。
水平線まで氷に埋め尽くされているので陸と海との境界が不鮮明だ。
おまけに曇っているので、晴れていれば見えるハズの知床連山が霞みの中。

だから景色としては 全くキレイでは無い。

カメラを構えている人は 真っ白いものを何とか立体的に写そうと四苦八苦。

遠く氷の上で羽を休めているのは オオワシのようだ。

網走市街にある道の駅「流氷街道網走」は場所が良すぎていつも大混雑だ。


この日もバスが10台程入り臨時駐車場まで満車。

レストランは行列で座れたとしても料理が出て来るまで30分待ちらしい。

流氷の上を走る観光船オーロラ号も満員のようだ。

諦めの良い我々は市内のレストランを探して入った。
昼時を少し過ぎているのに そこも満席で孤軍奮闘しているシェフはイライラ。
おばちゃんウェートレスも笑顔だけれど言葉に少し棘がある。
とっとと網走を後にして阿寒湖経由で帰ることにした。
網走へなんか行かなければ良かった。
思いっきり疲れたし、クシャミに鼻水、ゾクゾクするし
クソッ、風邪ひいたみたいだ。