北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

除雪の鬼

2014-12-17 21:59:43 | 日記
覚悟はしていたものの、朝カーテンを開けて絶句。
猛吹雪が渦を巻いている。



居間のガラス越しに見る雪は強風で真横に流れ、早送りのビデオ映像のように消え去る。

嵐が収まるまでは何もできないし、家が飛ばされないように重石の役割もあるので朝飯を食べたら長椅子にゴロンして家を支えることに集中。



ふと目覚めたら人の気配がない。
窓の外では「除雪の鬼」ルンバとその家来スリスリが役に立たない重石を放ったまま奮闘しているのが見えた。

だから、仕方なく着替えて外へ出た。



風は強いが一時雪が止んだようで、その隙にと周りの家でも除雪の真っ最中。



「ママさんダンプ」で山盛りの雪を黙々と運ぶルンバとスリスリの横をスコップにチョコンと雪を載せて運ぶ私。



車に載っている雪を落せと「除雪の鬼」に指示され 「ハイッ」と素直にブラシを手にする。



今回もルンバは頭からSLのように蒸気を出して雪を運ぶ。
両肩と腸の手術をしても「除雪の鬼」は健在だ。
私は、その周りをチョロチョロ動く 太った こま鼠。



「そこの雪、もっと 綺麗に削ってよ」
「へい、わかりやした」