TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

伊藤つかさ「涙のクレッシェンド」(1984年)

2010年05月25日 | アイドルPOPS【80年代】
今日の夜、テレビを見ていたら、懐かしいモノのランキングをやっていて
その中で出てきたのが、伊藤つかささんの「雪見だいふく」のCM。

 「か~わいい~」

という声が、テレビを見ていたうちの家族から自然に出ました。
やはり当時はものすごく可愛かったですから、こうして「お菓子系」のCMに
出演するのは、当然でしょうね。

最近ではCMの業界もなかなかアイドルを使いませんね。経費の問題だけでは無く
誰からも好かれるアイドルが少ないという事なのでしょうか・・・。
80年代はアイドルを使ったCMがいつも流れていて、街角にはポスターも貼り出され
ファン的には嬉しかったですよ。(あのポスター欲しいな・・・という感覚)

 ずっと好きだったんだぜ~♪

さて、テレビCMで斉藤和義さんの「ずっと好きだった」が流れると
液晶画面に写るのは80年代のアイドル達。
(もう今更『ブラウン管に映る』とは言えないですよね)
年齢を重ねてはいますが、相変わらずきれいと思います。

そして今日の流れから行きますと「伊藤つかさ」さんですね。彼女は「劇団いろは」
から子役としてデビューし、1981年「少女人形」で徳間ジャパンから歌手デビュー。
その後ビクターに移籍。「涙のクレッシェンド」は移籍後第一弾のシングル盤でした。
今までとは音の造りががらっと変わって、重めの音になったという印象を持ちました。



「涙のクレッシェンド」の作詞は秋元康さん。おニャン子クラブは1985年デビューですから
おニャン子関連で歌詞を量産する前の作品です。作曲はオフコースの元メンバーの
松尾一彦さん。渋くて落ち着いたメロディーになっています。
そして、編曲が井上鑑さん。彼の作品らしいお洒落な音に仕上がっています。
この組み合わせはなかなか珍しいと思います。

 「しっかりした音になんとか負けないように頑張っているなぁ」

と思って、応援したくなるような伊藤つかさちゃんのボーカルですが
優しくていねいに歌っている姿が目にうかびますね。彼女の歌はそれで良いのです。
歌唱力云々などを問う必要など無いのです。

B面は「6月の方舟」こちらはPOPでアップテンポなナンバー。
最後のリフが中毒性のあるカッコ良さ。こちらがA面でも良かったと思うほどです。
「6月の方舟」の作詞は秋元康さん。作曲は見岳章さん。おなじみのコンビですね。
編曲はA面と同じく井上鑑さん。アイドル曲ですが重くて深みのある音が良いです。

 「次は耳を両手でつまんでみて。あ!良いよ。ちょっと目線を向こうにネ。」

そんな事言いながら撮ったのでしょうか。ジャケ写がとっても可愛いです。

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