TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

欧陽菲菲「雨の御堂筋」(1971年)

2007年01月27日 | 国内女性アーティスト
欧陽菲菲さんは「オーヤン・フィーフィー」と読みます。
「オーヤン・ニラニラ」と読む方もいたとか・・・

1967年に台湾でデビューして、スカウトされて日本にやって来て
この「雨の御堂筋」は日本でのデビュー曲。
最初からこのパワーと、上手な日本語での歌声は衝撃的でした。
タイプが違うから比較にはならないけれど、同じように香港から
やってきたアグネス・チャンさんよりは、日本語がしっかりとしてますねぇ。

「雨の御堂筋」は大阪を歌った、いわゆるご当地ソング。
名古屋在住の少年にとっては、全く知らない場所であって
歌の世界のみの話。大学生になってから大阪に行く事があって
その時初めて「ここが御堂筋かぁ」と思ったものでした。

林春生さんの詩にベンチャーズが曲をつけた作品で
レコーディングの演奏は「東芝レコーディング・オーケストラ」と
記されています。この当時の東芝のレコード盤の響きに対して
「東芝サウンド」と一部の方は言っていたと思います。
それは高音部と低音部が強調されたドンシャリ音であって
固めのベースとドタドタ・バタバタというドラムの組み合わせ。
そしてその独特の音は好きでした。

この当時は家族そろって、TVの歌番組を見る時代でしたから
「雨の御堂筋」も家族が皆知っている歌謡曲。
小学生も学校で「小ぬか雨降る御堂筋~」と歌っていたのです。
そしてかっこ良いおねぇさん!と思って見ていましたが
欧陽菲菲さんは今もかっこ良いおねぇさんです。

※今日の選曲は平野文さんのブログのネタを拝借いたしました。

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