TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

CLEO「クレオ」(1980年)

2006年06月06日 | 国内女性アーティスト
70年代後半から80年代にかけては、女性シンガーソングライターの
活躍が目立ち、音楽ファンの注目を集めるようになりました。
CLEO(クレオ)さんもそのひとり。ファーストアルバム「クレオ」は
ご自身でアルバム全曲の作詞・作曲をこなしています。

実は名古屋の雲竜ホール(現在はクラブ・ダイアモンド・ホール)
での彼女のライブを聞いて、気に入って買った一枚なのです。
声のトーンはちょっとハスキーですが、荒っぽいわけではなく
JAZZを歌っても似合いそうな感じです。このアルバムの中では
「さよならが言えない」の歌い方などが好きです。

このアルバムは編曲の方々と演奏がとても豪華で
アルバムとしての完成度も充実したものになっております。
A-1からA-3とA-5、B-1が松任谷正隆さん。
A-4、B-2、B-4からB-5が船山基紀さん。
B-3は大野雄二さん。
演奏もそれぞれの編曲者の仲間のような方々で固められていて
とにかくカッコ良いです。

ちょっとコミカルな「ウルトラ・アイ」のベースは後藤次利さん。
そしてムーンライダースの初期メンバーであった椎名和夫さんや
鈴木茂さん、芳野藤丸さんなどがギターを弾いていて、実に豪華。

「バカげたアナタへ」は大井貴司さんのビブラフォンが入ってきて
これがまたカッコ良い。大井貴司さんはJAZZの方で、ワタシも
何度かライブを聞いたことがある、その世界での第一人者。
そしていつ聞いてもラストの「それは夢の中」のフリューゲルホーンで
涙するというお約束になっているのです。

A-1 恋の予言
A-2 ウルトラ・アイ
A-3 さよならが言えない
A-4 あなたの空
A-5 バカげたアナタへ

B-1 風向きが変われば
B-2 春のささやき
B-3 火の鳥
B-4 電波にのって
B-5 それは夢の中

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