TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

映画「ドロップ」(2009年)

2009年04月18日 | 映画、TV・ラジオ番組
お笑いコンビ・品川庄司の品川裕が、自らの青春時代をもとに綴ったベストセラー小説を
自ら監督・脚本を手がけて映画化した作品。とにかくケンカのシーンが多いです。
最初からケンカのシーンですから、暴力的な映像が苦手な方にはきついかも知れないです。
さらに中学生の設定なのに酒は飲むはタバコは吸うわのやりたい放題。おかげで
12才未満(小学生以下)の観覧には適していない部分があるというPG-12指定になっています。

でも乱闘シーンはCGを使わない真剣勝負なので見ごたえがありました。
どう見てもパンチは入っていそうですし、バットも当たっているはず。
演じている若手の役者さんたち、かなり頑張っていると思いましたよ。

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ヒロシ役の成宮寛貴さん、達也役の水嶋ヒロさんはじめ、不良グループの姿は
  「良い子は決してマネをしないでください」
と言う生き方ですが、ある意味ではストレートな生き方かも知れない。若い時だからこそ
出来る無茶ということでしょう。若い頃、抑えられて育つと大人になってから爆発する
ということもありますから、ある程度やりたいことをやっておけば、後から後悔はしないと
いうことと思う。ただし暴走族とかドラッグのような反社会的行動は完全にNGです。

ケンカをしても、とどめを刺すことはしない。粗暴そうに見えるけど根は人間性が
あふれているんだよという描き方でした。タフでないと生きて行けない、でも
優しくないと生きては行けない。人生は甘くないけど、生きていれば良いことだってあるさ。
ワタシには無縁な世界を描いた映画でしたので、興味を持って見ることが出来ました。

それにしても水嶋ヒロさんの目つきの鋭さはカッコ良かったです。
劇場内は若い女性客の割合が8割程でしたが、水嶋ヒロさんがお目当てなのは理解できます。
そして、吉本の芸人さんたちが多数出ていて、台詞のやり取りが面白かったです。
まるで吉本新喜劇のようなところもあって、笑い声もあがっていました。

ストーリーは単純明快でわかりやすいです。ただし見終わったあと、自分が登場人物のように
ケンカに強くなったような気にはなれなかったです。ケンカが強いだけでは
生きて行けないというメッセージが、込められていたのでしょうね。
それと、そこまでぶん殴らなくても良いでしょと思えるシーンが多かったです。


ドロップ - goo 映画

ドロップ - goo 映画



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