TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

アグネス・チャン「原野牧歌」(1981年)

2008年03月13日 | アグネス・チャン
この曲は昨年、北京の人民大会堂で行われた、日中国交回復35周年を記念した
アグネス・チャンさんのチャリティー公演でも歌われました。
その人民大会堂では中国語で歌って、大喝采を浴びたとのことです。

「原野牧歌」はオリエンタルな感じの曲調で、聞いているとアジアの大平原を
旅しているような気持ちになります。

   はるかな大地を吹く風に
   両手をひろげて歩いています

アグネスのお母さんは中国大陸出身なので、この曲はきっと
親孝行の意味もあったのかも知れません。

作詞は門谷憲二さん、作曲は黄 仁清さん、編曲は大村雅朗さん。
シングル盤のA面は日本語ですが、B面は黄 仁清さん訳詞による中国語バージョン。
この中国語の歌を聞くと、アグネスは中国系なのだなぁと思うのです。
でもその声がまた、たどたどしく歌う日本語の歌よりも、しっくりして
心地よく感じるとも言えるのです。

ところで、アグネスが現在全国ツアー中の35周年記念コンサートでのトークでは
 「スーパーマーケットを周って歌っていた事があった」
と言っていますが、ちょうどこの曲が発売された頃、精力的にキャンペーンを
行っていました。ワタシも、家の近くの大型スーパーに来た時には行きましたし
名古屋市内の大型スーパーの屋上でのイベントにも行きました。

この当時はアグネスも苦労していた時期と思うのですが、曲はなかなか良かったです。
「原野牧歌」を歌う時は、羽根の付いた扇子(ジュリ扇じゃぁ無いけどね)を持ちながら歌うのです。
アイドル全盛時から応援しているファンとしては、円熟していく姿を見守っているような
気持ちになっていましたが、ちょっと遠い存在になっていくような気持ちになった
そんな印象を持った曲です。

でもやはり、今回の35周年記念コンサートではこの曲歌って欲しかったなぁ。

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