TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

岩井小百合in武道館(1983年)

2007年05月06日 | アイドルPOPS【80年代】
ネットオークションなどでは時々見かけるのですが出来れば
自力で現物を見つけたいと思って、探しつづけていたこのレコード盤。
何しろCD化されていない音源ゆえに、貴重な代物で
なかなか無かったのですが、ついに発見! それは
ちょくちょく見に行くリサイクルショップのアナログ盤コーナーにありました。
年月が経っていて、保管状態もよろしくなかったですが、購入しました。
値段は250円。手放してくれた方に感謝です。

岩井小百合ちゃんは1983年1月12日に『ドリーム ドリーム ドリーム』で
デビュー。この時はまだ14歳でしたから今で言うところの「U-15」
アイドルですね。そしてデビュー曲のジャケット内側には

  次のシングルの発売日は3月9日です。
  『ドキドキHeartのバースディ・パーティ』

と書かれていたのです。そして、セカンドシングルのジャケット内側には
  
  次のシングルの発売日は4月13日です。
  『いちごの片想い』

と言う怒涛のシングル発売をしておりました。
さらにセカンドシングルのジャケットには

  「コンサート決定!!! 9月24日(土) 日本武道館 

という告知がすでにされていたのです。
デビューしていきなりのファースト・ソロ・コンサートが日本武道館。
でも当時の彼女の勢いなら、それも有りかなとは思っていました。

この武道館ライブの模様はVTRにもなっていて、そこからも会場の
盛り上がり方はわかりますが、できればライブレコード盤も欲しいと
思っていたのです。と言うのもライブVTRをダビングした映像は持っていて
それで満足してしまったのか、このライブ盤は当時買わなかったのです。
岩井小百合ちゃんのシングルやアルバムはいろいろ持っているのに。

レコード盤に針を落とすと、まぁ凄い・・・
ファンのオトコの子達の熱気が伝わってきて、ものすごい盛り上がり。
80年代のアイドルのコンサートは、今の様にジャンプはしないけど
声援は凄かったです。それに親衛隊なる応援組織があって
その頭の合図に従って声を出すと言う、統制の取れた応援スタイルで
言わば『体育会系』のノリであったように思います。

「チャ・チャチャ」というリズムで拍手をする時には彼らは笛も吹くのです。
あれ、近くでやられると耳ざわりなのですが、そういう方に文句など
言えません。恐かったから・・・

でもこのライブ盤、音もなかなか良いです。ホールの残響もうまく
処理されていて、先ほど書いたようにお客さんの声や拍手も適度に
加わり、臨場感はたっぷりと思います。
また小百合ちゃんの歌をサポートするバックの演奏も、なかなか熱く
かつ洒落ているのです。破壊的衝動のロックンロールでは無く
優雅さえ感じるPOPSです。時々怪しくもなりながら(生ですから・・・)
きちんと歌う小百合ちゃんの歌声を前に出すような配慮が素晴らしい。

ゴールデンウィーク最終日に、懐かしい音源に出会えて良かった。

岩井小百合in武道館(1983年9月24日)

A1 ドリーム ドリーム ドリーム
A2 いちごの片想いPartⅡ
A3 初恋
A4 YESTERDAY ONCE MORE
A5 銀蝿一家メドレー
B1 いちごの片想い
B2 恋 あなた し・だ・い
B3 ドキドキハートのバースデイ・パーティ
B4 To you love letter
B5 アンコール~ドリーム ドリーム ドリーム

演奏:牧田バンド

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