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TAKAのつれづれ帳

生かされている人生なら、今を楽しみましょう。音楽ネタや映画鑑賞記など気ままに書いています。

キャンディーズ・フォーエバー

2008年05月05日 | アイドルPOPS【70年代】
世の中の映像メディアはDVDがまだ中心ですが、ブルーレイも普及に弾みが
かかりそうな昨近。もはやレーザーディスク(LD)の時代ではないですね。
中古屋さんに行くとLDソフトは200円から300円程度で売られる事も多いです。

今日たまたま入ったブックオフのLDコーナーで、キャンディーズの
ファイナルカーニバルのライブLDを発見しました。言わずと知れた
1978年4月4日、後楽園球場でのコンサートのライブ映像です。

DVDも発売されていますし、BSでは特番が組まれていたので、このLDの
役目は終わったと言うことでしょう。でもワタシはそのあたりの映像を
所持していないので、ありがたく購入いたしました。値段は250円でした。
幸いにもワタシのところにはLDプレーヤーがありますので、先ほどまで
見ておりました。

キャンディーズの3人が精一杯歌っている姿と、球場に集まった若者たち。
そこには一体感というのが感じられて、皆で最後のコンサートを盛り上げて
成功させようと言う思いが伝わってくるのです。

それにしても、応援している方々はものすごく元気が良くて
しかもエネルギッシュ。もしかすると今時の若者達より、パワーがあるのかも。
そして組織を形成してファン活動を行うという組織力は、あの時代が
頂点であったかも知れないとさえ思うのです。

あれからすでに30年の時が流れ、当時のファンの多くは40代後半から50代。
でもココロのどこかには、熱かった当時の思いがあると思うのです。
それを思うと、老け込むにはまだ早いとね・・・。

1.Super Candies~ハートのエースが出てこない
2.危い土曜日
3.アン・ドゥ・トロワ
4.微笑がえし
5.年下の男の子
6.暑中お見舞い申し上げます
7.春一番
8.つばさ

収録時間は30分。ちょっと物足りない気分ですが、いろいろ事情もあったのでしょう。

ところで、キャンディーズのコンサートはDVD化されていますが
アグネス・チャンさんの「また逢う日までコンサート」DVD化されないかな。
ものすごく期待しているのですが・・・。

麻丘めぐみ「エッセンシャル・ベスト」(2007年)

2008年05月03日 | アイドルPOPS【70年代】
麻丘めぐみさんは、デビュー当時から月刊明星や平凡の表紙や
グラビアを飾ることが多く、とっても可愛いアイドルでした。
もちろん声も愛らしくて、耳元をくすぐる系の歌声が魅力!なのです。
まさしく「ナウなヤングのアイドル!」←死語の世界!

そして期間限定のベスト盤「エッセンシャル・ベスト」を見つけて
買ったのは今年のお正月。それ以来ちょくちょく聞いています。
CDにはデビュー曲の「芽ばえ」(1972年)から「ねえ」(1977年)まで
70年代に発売された曲の中から15曲がセレクトされています。

エッセンシャル・ベスト

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でも何故か「女の子なんだもん」(1973年)が収録されていません。
どうして?彼女らしく可愛い曲なのにねぇ。
しかもワタシは音源を持っていないので、中古屋さんなどで
シングル盤を見つけないと、ちょっと落ち着かない気分・・・。

さて、彼女の代表曲といえば「わたしの彼は左きき」ですが、初期の歌では
先ほどの「女の子なんだもん」や
「悲しみよこんにちは」
がワタシは好きです。
そして彼女は千家和也さんの詞を歌うことが多いですが、危なげで秘密めいた
感じの「ときめき」は、個人的にはベストかも。

そう言えば「白い部屋」ってロックバンド「クリーム」の「ホワイト・ルーム」
の和訳かよ!という無意味な突っ込みをしながら、白い部屋ねぇ。
ワタシの部屋のクロスは白いから「ホワイト・ルーム」と呼んでも良いか。

千家和也さんの作詞の曲が多いので、「悲しみのシーズン」や「雪の中の二人」は
初期の山口百恵さんが歌っていた曲のようにも聞こえるのです。
しかもアレンジも似ているので、そのつもりになって聞くと楽しいです。

作曲:編曲は筒美京平さんが多くの曲を手がけられています。
その中でも阿久悠さん作詞の「夏八景」。この曲の編曲はカッコいい
ディスコサウンド。何処と無く岩崎宏美さんの曲風ではありますが
ノリノリで歌う麻丘めぐみさんの歌声は素敵です。


01.芽ばえ
02.悲しみよこんにちは
03.森を駈ける恋人たち
04.わたしの彼は左きき
05.アルプスの少女
06.ときめき
07.白い部屋
08.悲しみのシーズン
09.雪の中の二人
10.水色のページ
11.恋のあやとり
12.美しく燃えながら
13.白い微笑
14.夏八景
15.ねえ



浅田美代子「恋は真珠いろ」(1973年)

2008年02月26日 | アイドルPOPS【70年代】
70年代前半にデビューしてきたアイドル歌手の中でも、浅田美代子さんは
幅広い世代から支持されていました。やはりデビューが、ドラマ「時間ですよ」の
お手伝いさん役でしたので、特にそう思うのです。

歌手デビュー曲は「赤い風船」で、この「恋は真珠いろ」は4枚目のシングル盤。
作詞は安井かずみさん、作曲・編曲は都倉俊一さんという強力な作家陣です。
曲の時間は2分39秒と短いですが、さすがに楽曲としてのまとまりはあります。

   ギターの上手な あの人は
   窓にもたれて 歌いだす

フォークソング全盛期ですから、多くの若者達(特に男子)がギターを持って
歌っていた時代。そんな「ギターの上手なあの人」と「恋したい」という歌なので
ギター小僧のミヨちゃんファンは「俺のことかも・・・」
などと言う大いなる勘違いをしたものです。

そして「あの人」と言われる事が妙にドキドキしたものです。
歌の中で「あなたが好き」と直接言われると、思い込んだ人全てが対象となります。
そして自分以外は全て対象外となります。

でも「あの人」なら対象が誰だかわからないので
逆に「自分かも知れない」という期待感が高まると思うのですが・・・
やはり考え過ぎでしょうかねぇ。

「はぁう」とか「ぱ・ぱや・ぱ」という女性コーラスはとっても70年代チックで
レトロ感があります。でもミヨちゃんの歌声が可愛いから
文字通りのバック・コーラスで「引き立て役」に専念しているという印象です。

GOLDEN☆BEST/浅田美代子

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浅田美代子「しあわせの一番星」(1974年)

2008年02月24日 | アイドルPOPS【70年代】
浅田美代子さんの映画「しあわせの一番星」をDVDで見て以来
あの屈託のない笑顔に魅せられてしまいました。
劇中での歌声も可愛かったので、もう一度レコード盤で聞きなおして
彼女の歌を楽しもうと思ったのです。

手持ちのレコードで「しあわせの一番星」が収録されているのは
「クローバーシリーズ」と言われる4曲入りミニアルバム。
このレコードは17センチのシングル盤と同じサイズの盤で、中央の穴も
LPレコードの大きさと同じです。そして回転数も33回転と1/3で
こちらもLP盤と同じなので、ミニLPと言ったところです。

4曲入っていて、シングル盤を2枚買うよりは値段が安いので
各レコード会社からも、いろいろと組み合わせて発売されました。
ただ音質が今ひとつだったのでメインでは購入しませんでしたが
ベスト盤的な感覚で買うことが多かったです。

さて、「しあわせの一番星」はフォーク調のアイドルソング。
イントロのポンポロポロロ~と鳴るエレピの音が可愛い。
ストリングスやハーモニカの音色もやさしくて、ほっとする感じ。

   ルルルルル 心に光るあの人の笑顔が

この部分が似合う歌手は浅田美代子さん以外にはいないでしょう。
隣のミヨちゃんのイメージそのものの庶民性が歌にも現れています。
「しあわせの一番星」の作詞は安井かずみさん、作曲・編曲は筒美京平さん。
何度聞いても良いです。

クローバーシリーズ 浅田美代子

A-1 しあわせの一番星
A-2 わたしの宵待草
B-1 恋は真珠いろ
B-2 雨が降ります

リアルタイムで買って、何度も聞いた大切なレコード盤のひとつです。

GOLDEN☆BEST/浅田美代子

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太田裕美「しあわせ未満」(1977年)

2008年02月12日 | アイドルPOPS【70年代】
近頃
70年代の映画を好んで見ているのですが、よく出てくるのは
「同棲生活」や「四畳半の部屋」という設定。
決して楽ではなかったはずですが、若者たちにも希望があった時代。
結婚ではなく、共に同じ部屋で暮らしてみるというのは
ちょっとした冒険心もあると思うのです。(経験はないけどね)

太田裕美さんの「しあわせ未満」もそんな若者の物語。
さすがに「神田川」よりは明るくPOPな歌になっていますが
部屋代の取り立てにおびえるような暮らしでは・・・。
でも精一杯頑張っていけば、そのうちに春もやってくるのです。

  ついている奴 いない奴  男はいつも2通り

このフレーズを聞くと、どうしても「大学受験」というのが思い出されるのです。
大学受験に合格するかどうかは、決して「運・不運」ではないのですが
試験当日のちょっとした事

  (雪が降っていて、足元が悪くて滑ったとか・・・)

それが運命の悪戯となり、持てる力が発揮できなかった
としたら、それは「運・不運」の問題かも・・・と。

それでも、やはり

  「受験に失敗したのは当日の雪のせいだ!」

と言うのは単なる言い訳に過ぎないのです。
合格に至る実力が足らなかったのは明白な事実なのです。それでも

  「俺はついていなかった!」

というのは単なる負け犬の遠吠え。

作詞:松本隆さん、作曲:筒美京平さん、編曲:萩田光雄さん
この作家陣が織り成す楽曲と太田裕美さんとの組み合わせは
琴線に触れるものがあります。ワタシの大好きな一曲です。

GOLDEN☆BEST/太田裕美 コンプリート・シングル・コレクション
太田裕美
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麻丘めぐみ「悲しみよこんにちは」(1972年)

2008年02月01日 | アイドルPOPS【70年代】
「芽ばえ」でデビューした麻丘めぐみさんのセカンドシングルは
フランソワーズ・サガンの小説と同じタイトルの「悲しみよこんにちは」。
「悲しみよこんにちは」というと、斉藤由貴さんが歌ったTVアニメ
「めぞん一刻」のテーマ曲を思い出しますが、こちらの方がずっと前。
忘れてもらっては困ります。

デビュー曲の「芽ばえ」が大ヒットしたので、次も同様のアップテンポな曲
を持ってくるのかと思っていましたが、ちょっとスローなナンバーになりました。
イントロから流れてくるストリングスの音に「芽ばえ」を思わせるような
ところもありますが、アコースティックギターのポロン・ポロンという音に
哀愁を感じてしまうのです。特に間奏のギターソロは絶品。

作詞:千家和也さん、作曲:筒美京平さん、編曲:高田弘さん。
1972年と言うと、女性アイドル歌手と呼べる方はまだまだ多くなくて
麻丘めぐみさんは、ヤング・アイドルの代表的な存在でした。

   あなたのほかには 好きにはなれないのよ

こんな切な~い恋の歌を歌ってくれると、お兄ちゃんたちはもうメロメロ。
当時流行したフォークソングの分野では、反戦歌も支持されていましたが
当然恋の歌も多くありました。でも歌謡曲の世界ほどでは無かったです。
そこに登場した麻丘めぐみさんですから、人気が出るのは当然。
何と言っても可愛かった。

カップリング曲の「もしかしたら」こちらもなかなか良くて
個人的には「悲しみよこんにちは」よりも好みだったりするのです。

   もしかしたら 私は あなたに恋してる

この歌詞は反則技に近いです!ここまでストレートに言われると
好きにならずにはいられません!
こちらの曲も作詞:千家和也さん、作曲:筒美京平さん、編曲:高田弘さん
もっともっといろいろ聞きたいので、アルバムを聞きたくなりましたが
たぶん入手は難しいでしょうね。

ゴールデン☆ベスト 麻丘めぐみ

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桜 たまこ「東京娘」(1976年)

2008年01月16日 | アイドルPOPS【70年代】
タイトルに「東京」が付く曲で、ストレートに思い出される歌
というと何になりますでしょうか。
ワタシにとっては「マイ・ペース」の「東京」が一番ですが
この「東京娘」もすぐに出てくる曲です。

「桜 たまこ」という芸名にもインパクトがありますが
やはりこの曲の最大の売りは「ドドンパ」ですね。
ジャパニーズダンスミュージックのひとつ「ドドンパ」は
1960年代に流行ったリズムですが、1970年代に復活したのがこの「東京娘」。

「東京娘」の作曲は「杉本真人(すぎもとまさと)」さん。
そう昨年末の紅白歌合戦で「吾亦紅(われもこう)」を
ギターを弾きながら渋~く歌われたあの方です。

そして編曲は京建輔さん。ドドンパのリズムはちょっとコミカルで
明るく行きましょう!という開放感があります。

おじさんどこまでもつれてって 今

ちょっと危険な香りのする歌詞を書かれたのは石坂まさをさん。
東京の娘がおじさんを誘うという、あやうげな少女の歌ですが
ドドンパのリズムに乗ると、あっけらかんとした歌になってしまいます。

懐かしさだけではなく、妙な新しさも感じるドドンパのリズム。
もしかすると、21世紀にまた復活する日が来るかも・・・。
誰がドドンパのリズムでラップでもやってくれないでしょうか。

意外と面白いかもね。

阿久 悠 作詞集

2008年01月05日 | アイドルPOPS【70年代】
阿久 悠さんが作詞された曲で、手持ちの物をまとめてCD-Rに焼いてみました。
可能な限り、今まで作った70年代の曲とはダブらないようにしましたが
大竹しのぶさんの「みかん」は好きなので入れておきました。

岡崎友紀さんの「愛々時代」は知らない方が多いと思いますが
詩はもちろんですが、サウンドがカッコ良いです。
ちょっとファンキーであってクールでもある、大人の歌謡曲。
70年代はこんな曲もラジオから流れていたんだなぁと思い出させるのです。

01.岡崎友紀「愛々時代」
02.あべ静江「コーヒーショップで」
03.桜田淳子「わたしの青い鳥」
04.桜田淳子「花物語」
05.桜田淳子「夏にご用心」
06.伊藤咲子「乙女のワルツ」
07.北村優子「若草のデート」
08.大竹しのぶ「みかん」
09.ピンク・レディー「渚のシンドバッド」
10.ピンク・レディー「ウォンテッド」
11.ピンク・レディー「透明人間」
12.岩崎宏美「ロマンス」
13.岩崎宏美「悲恋白書」
14.岩崎宏美「ファンタジー」
15.石川さゆり「能登半島」
16.石野真子「狼なんか怖くない」
17.石野真子「失恋記念日」
18.石野真子「ワンダーブギ」
19.清水由貴子「お元気ですか」
20.清水由貴子「天使ぼろぼろ」
21.杉田かおる「鳥の詩」
22.徳丸純子「聖・ファーストラブ」
23.矢野良子「ちょっと好奇心」
24.川島恵「ミスター不思議」

曲の順番は、ほぼ発売年代順で歌手ごとにまとめました。
01から20までは70年代で、21からは80年代の楽曲です。
レコード会社もさまざまですが、この時代はビクターが多いですね。

当然ですがどの曲も歌詞はすごく良いです。
アイドル向けとは言っても、歌い手さんの魅力をひきだすような詩であり
ちゃんと聞き手に伝わってきて、共感を得るような楽曲ばかり。
阿久 悠さんは凄い方だったと改めて思いました。

70年代アイドルPOPSまとめCD-R【その3】

2008年01月03日 | アイドルPOPS【70年代】
お正月休みを使って、手持ちの音源でまとめた「70年代アイドルPOPS集」
の第三弾を作りました。あくまでも自分用のCD-Rですけど、持っているなぁ・・とね。
歌手・グループ60組で60曲セレクトしましたが、いろいろと曲がある中で
選んだ一曲ですので、手持ちの音源はいったいどれだけあるのか・・・。

それでも、皆さんが思うほど大量に持っていることは無いと思います(^^ゞ
でも、実数を数えた事が無いので・・・実は良く解かっていません。

■70年代アイドルPOPSまとめCD-R【その3】

01.西崎みどり「旅愁」
02.伊藤咲子「木枯しの二人」
03.榊原郁恵「アル・パシーノ+アランドロンよりあなた」
04.西島三重子「池上線」
05.坪田直子「黄昏までなら生きてもいい」
06.やまがたすみこ「風に吹かれていこう」
07.桜田淳子「十七の夏」
08.岩崎宏美「センチメンタル」
09.ピンク・レディー「S・O・S」
10.麻丘めぐみ「ときめき」
11.アグネス・チャン「冬の日の帰り道」
12.石川ひとみ「右向け右」
13.あゆ朱美「ギターをひいてよ」
14.吉田真梨「水色の星」
15.南沙織「人恋しくて」
16.天地真理「想い出のセレナーデ」
17.山口百恵「冬の色」
18.浅田美代子「この胸にこの髪に」
19.太田裕美「しあわせ未満」
20.キャンディーズ「アン・ドゥ・トロワ」

例によって、アイドルPOPS以外の曲も入っていますけど・・・
70年代の曲というくくりで集めました。
ついでに、以前作ったCD-Rのセレクトは以下のとおりでした。

■70年代アイドルPOPSまとめCD-R【その2】

01.倉田まり子「HOW!ワンダフル」
02.トライアングル「0のメルヘン」
03.片平なぎさ「美しい契り」
04.高田橋久子「想い出の指輪」
05.秋ひとみ「サマーメランコリー」
06.川島なお美「シャンペンNo.5」
07.浅野ゆう子「恋はダンダン」
08.谷口世津「わたし」
09.松本ちえこ「ボーイフレンド」
10.桂木文「19才」
11.紅谷洋子「思春期」
12.清水由貴子「明日草」
13.亜木美子「夏はゆく」
14.杉田かおる「しあわせ色をあなたに」
15.川村ゆうこ「風になりたい」
16.アパッチ「恋のブロックサイン」
17.野瀬慶子「裸足でヤング・ラブ」
18.フィーバー「悪魔にくちづけ」
19.井上望「花ねがわくば」
20.石野真子「プリティー・プリティー」

■70年代アイドルPOPSまとめCD-R【その1】

01.手塚さとみ「ボビーに片想い」
02.神田広美「人見知り」
03.木ノ内みどり「グッドフィーリング」
04.讃岐裕子「ハロー・グッバイ」
05.石井まゆみ「甘い暴走」
06.西村まゆ子「天使の爪」
07.北村優子「ハロー・サンシャイン」
08.林寛子「気になるあいつ!」
09.森まどか「ひまわりの夏」
10.黒木真由美「感情線」
11.ザ・リリーズ「水色のときめき」
12.高見知佳「お嬢さんお手やわらかに」
13.三谷晃代「ひい・ふう・みい」
14.ロウィナ・コルテス「あのね」
15.大竹しのぶ「みかん」
16.岡田奈々「ひとりごと」
17.小林麻美「落ち葉のメロディー」
18.大場久美子「フルーツ詩集」
19.相本久美子「涙のドライブ」
20.香坂みゆき「初恋宣言」

この勢いで、今回セレクトしなかった曲を集めて、CD-Rを作ろうかなとも思っています。
たとえば作詞者や作曲者でまとめてみるのも面白いかな。
70年代のアイドルの曲はバラエティー豊かであり、楽曲的にも優れたものが多いので
聞いていても楽しいです。これはちょっと、はまりそうでコワイです(笑)

ザ・リリーズ「一度だけのスキャンダル」(1978年)

2007年12月30日 | アイドルPOPS【70年代】
年末になってから、まるで精算をするかのように芸能ニュースを
賑わす芸能人の離婚話。そんな話題を耳にしていたとき
ふと思い出したのがこの曲。

ザ・リリーズは、松本隆さんが書かれたデビュー曲「水色のときめき」や
ヒット曲の「好きよキャプテン」など青春POPSを歌うことが多かったですが
この「一度だけのスキャンダル」は大人路線。

  今夜も時計のない店選んで
  お酒をすすめる どうするつもりなの

こんな歌詞が出てくるのですよ。まるっとアイドル路線からの大改革。
今までのファンとしても、ちょっとどころか、かなり驚きました。
そのこともあってか、離れたファンも多かったと思います。

でもでも楽曲的にはよく出来ています。
サウンドのベースは70年代ディスコサウンド。
ストリングスとホーンも加わった本格的なもので
二人のボーカルもファンキーでクールに決めています。

作詞:杉山政美さん、作曲:佐瀬寿一さん、編曲:萩田光雄さん。
リリーズの魅力は、さわやかなハーモニーですが
ちょっと子悪魔っぽく迫ってくるこの曲も好きです。

岡田奈々「若い季節」(1976年)

2007年12月22日 | アイドルPOPS【70年代】
大学に近い下宿で、窓を開けると隣りの下宿が見えるような密集地。
そこで出会った若い男女。
お世話をしてあげたい女の子と、純情な男の子の淡い恋物語は
彼が下宿を引っ越すことで終わってしまうのですが
女の子は今どうしているか気になっている・・・

「青春」という言葉が似合うの時期はほんの一瞬かも知れないです。
後から思うに「青春時代はあの時だった」と振り返るものでしょう。
あ!もちろん「いつまでも青春時代」という事も有りと思います。

  屋根にのぼって U.F.Oを 見つけて足を すべらした人

ココで岡田奈々さんは「ユー・エフ・オー」と発音しています。
ピンクレディーは「ユー・フォー」でしたね。
どちらが正しいというよりも岡田奈々さんの「ユー・エフ・オー」が
妙にアタマに残っています。

実は昨日のネタが「UFOがやって来たら・・・」でしたから、その続きです。
http://blog.goo.ne.jp/taka_pops21/e/bffb473a097ab020c4466ece4a933033
1970年代の後半にはUFOのブームのようなものがありました。
もしかすると、その関係でこのような曲が書かれたかも知れないですね。

「若い季節」の作詞は松本隆さん、作曲:佐藤健さん、編曲:瀬尾一三さん。
岡田奈々さんの代表曲のひとつと言っても良いでしょう。

いつ聞いても、何度聞いても、若い時の夢や希望を失っていないか
自問自答したくなる、そんな気落ちを呼び起こすような曲です。

石川ひとみ「右向け右」(1978年)

2007年12月19日 | アイドルPOPS【70年代】
70年代の曲をいろいろとネタにしていますが、まだまだ続けられそうです。
それにしてもアイドルPOPSと言えば80年代というのが一般的な
印象ですが、実はそれ以前の70年代から盛り上がりつつあったぞと
手持ちのアナログ盤を聞きながら、自分でも改めて思うようになりました。

そして、やはり70年代の話題として外せないのは『NAVレコード』でしょう。
木之内みどりさん、岡田奈々さん、三木聖子さん、岸本加世子さん
などのアイドル歌手をデビューさせた専門レーベルで、製造・販売は
キャニオン・レコードでした。この歌手の名前を見ただけでも解るように
どちらかと言うと、アイドル好きなマニアの方達が好むレーベルでした。

ワタシも当時、いろいろと買ったのですが、それほど資金があるわけでもないので
新譜で多くを買い揃える事までは出来ずにいました。
「後から中古屋さんで探して買えば良いか・・・」
などと思っていましたら、レコード盤を好きで買った方はなかなか手放さない。
何と言っても、そもそも買われた方も少ないので
中古盤専門店であまり見かけないレア盤になってしまいました。
今は、順次メーカーからCD化されてはいますが、やはりアナログ盤で
所持したい貴重な音源と思っています。

さて、石川ひとみさんはその「NAVレコード」からデビュー。
アイドル歌手好きな人なら、まずはデビュー曲をチェックするのがお約束。
  「右向け右」
変わったタイトルの曲だなぁと言うのが第一印象でした。
でもジャケット写真はとってもかわいい。

さらにワタシと同じ愛知県出身ですから、デビューと同時に応援モード!
そしてアイドル歌手がデビューすると、必ず行うのがデビューイベント。
当時は「インストア・ライブ」とは言わなくて、「歌とサイン会」でしたね。
場所は大型ショッピングセンターの特設会場や、駅にあるイベント広場などなど・・・
カメラ小僧やアイドルファン、そして通りがかりの人たちも集まり
極めてオープンな感じの中で、アイドル歌手の方々は歌っていたものでした。

とにかくこの「右向け右」でデビューした石川ひとみさんの歌声は
明るくハキハキとしていて、ポイントは高かったです。
そう、なかなかすごい子が出てきたぞ!と。

作詞:三浦徳子さん、作曲:宮川泰さん、編曲:竜崎孝路さん。
作家陣から思うに、レコード会社、事務所としても彼女には期待していたのでしょう。
彼女はそれに答えるように歌って表現していますし、もちろんいい曲です。
ワタシにとって石川ひとみさんの曲の中でも「右向け右」は好きな1曲です。

能瀬慶子「裸足でヤング ラブ」(1979年)

2007年12月13日 | アイドルPOPS【70年代】
能瀬慶子さんは1978年のホリプロタレントスカウトキャラバン優勝者で
翌1979年に「アテンション・プリーズ」でデビュー。
「アテンション・プリーズ」における、そのすさまじい歌唱には
皆が驚きました。それは歌が上手とか下手とか言うよりも
あまりにも個性的であるゆえに、頭に残ってしまう歌声でありました。

デビュー曲「アテンション・プリーズ」とB面の「フラワー・バス・ステーション」
この2曲共に、作詞:喜多条忠さん、作曲:浜田省吾さん、編曲:船山基紀さん。
あの浜田省吾さんがアイドルの曲を書いた!という事で話題になりました。

そして立て続けに発売された、セカンドシングルの「裸足でヤング ラブ」は
作詞・作曲共に浜田省吾さん、編曲:船山基紀さん。
「これは聞くしかない!」と言う事で購入。
時間がそれほど経っていないにもかかわらず、何故かデビュー曲よりも
歌声がまともに聞けるのです。おそらく相当努力されたのでしょうね。

  あなたの心が読みとれない どうしよう どうしよう
 
この先は揺れ動く乙女ココロと、冒険心が歌われています。
そう、まさしくアイドルPOPS。能瀬慶子さんにとても似合っています。

サウンドはイントロのシンセサイザーとパララッと鳴るトランペットが
とってもお洒落。そして、ベースの音良いですね。それだけで
聞いていたいほど好きな感じの音なのです。

B面は「星空の天使達」。こちらはとってもかわいいアイドルPOPS。
シンセサイザーが効果的に使われているのですが、それが
宇宙的でも神秘的でもなくて、なんだか可愛く聞こえるのです。

  星空で 星空で 私の恋見守って

80年代までは、こういった言葉の表現はよく出てきましたが
最近は使われないですね。
まぁ都会では星など、まともに見ることが出来ませんから。
作詞:喜多条忠さん、作曲:浜田省吾さん、編曲:船山基紀さんです。
B面ではありますが「星空の天使達」なかなかいい曲です。

ちなみに能瀬慶子さんのシングル盤は『NAVレコード』から出ています。
岡田奈々さんや木之内みどりさんと同じ会社なのですね。


松本ちえこ「ボーイフレンド」(1974年)

2007年12月11日 | アイドルPOPS【70年代】
曲のテーマは『恋に恋する乙女』。
松本ちえこちゃんのデビュー曲はこの「ボーイフレンド」
当時はまだ都内の区立中学校に通う中学3年生(14才)でした。

ソロ歌手デビューが14才というのは、この時代でも早いほうですが
後には岩井小百合ちゃんなども中学生でソロデビューしてます。
きっと仕事の現場などでは可愛がられたでしょうね。

そんな彼女のデビュー曲ですが、楽曲としては良く出来ています。
作詞:安井かずみさん、作曲:中村泰士さん、編曲:あかのたちおさん
「ボーイフレンド」と言うと、ついついオールディーズの名曲が
思い出されますが、おそらくそのあたりを意識はしているでしょう。
 
  いつか映画でもみたような 恋がしたいな

何となく洋楽の和訳で出てきそうなフレーズにも感じます。
またメロディーもアレンジも、とてもかわいいアイドルPOPSです。
特に女性コーラスの『イェィイェィチュッチュチュウァ』はお約束のフレーズですし
また、ピチカートの使い方など絶妙です。

ココまで可愛い曲はなかなか他には無いと思います。それでいて
決して嫌味にはならず、彼女のかわいらしさを、引き立てているのです。

そしてB面の「恋のチャンス」これがまたかわいい曲ですよ。

岡田奈々「ひとりごと」(1975年)

2007年12月10日 | アイドルPOPS【70年代】
アイドル歌手として、デビューされる方は数多くいらっしゃいますが
彼女ほど『清楚』という言葉が似合う方は少ないでしょう。
清潔感のあるお嬢様というイメージでありながら、近寄り難い存在でもない。
だから、純な男たちにとっては気になる存在であったと思います。

デビューの時は高校生。こんな清楚であり可憐な女の子が
教室にいたらどうなるでしょう。
彼女の方ばかり見て、先生の話もうわの空で・・・
たぶんチョークか黒板消しが飛んできますよ。

「ひとりごと」は作詞:松本隆さん、作曲・編曲は都倉俊一さん。
ココで何度も書いていますが、松本隆さんの詩は大好きです。

  うわさされてもいいの あなたとなら

でもね。男性はいろいろと冷やかされるでしょうから
それに耐えるのはたいへんだろうな。

メロディーもまたアレンジも繊細かつ緻密に仕上がっています。
今の時代の”リズムとノリ”が一番と言う路線とは間逆ですね。
ギターの音も優しく響き、ストリングスが入ってくると何故か癒される
個人的にはとても落ち着けるサウンドです。

岡田奈々さんの歌声はやわらかく耳に届き、感じ方によっては
本当に高校生?と思うほど、大人の落ち着きさえ伝わってきます。
この曲でデビューして以来、歌手としての活動では幾つかの”名曲”を残し
さらに女優に転向されてからも、幅広く活躍されています。

また機会があれば、彼女の歌った”名曲”について書こうと思います。


第13回ハロプロ楽曲大賞’15

 
「ハロプロ楽曲大賞」とは、モーニング娘。およびハロー!プロジェクト所属アーティストが
1年間に発表した曲をみんなで順位付けして楽しもうという催しです。今年で14回目。
投票カテゴリは「楽曲部門」「MV部門」「推しメン部門」の3部門です。
◆バナーをクリックするとハロプロ楽曲大賞サイトにジャンプします。
※文章及びバナーはハロプロ楽曲大賞サイトより転載しました

管理人より

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