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寄り道旅 京都 世界文化遺産 「清水寺」

2015-06-09 | 関西編
清水寺(きよみずでら)は、京都東山の音羽山の中腹に建つ歴史ある寺院で、創建は平安京遷都よりも古く778年に開山されたと伝えられている。清水寺は始め「北観音寺」と呼ばれていたが、境内にわき出る清水が観音信仰の黄金延命水として神聖化されて、一般にも清めの水として「清水」が知られるようになり、後に名称を「清水寺」に改められたそう。そんな清水寺の由来となった清水が、現在でも「音羽の滝」の名水として、親しまれている。 三筋の水それぞれにご利益が伝わっていて、滝に向かって左が学問成就、真ん中が恋愛成就、右が延命長寿の水。どれかひとつだけ選んで、一口だけ口にするのが正しい作法なのだとか。いくつも選ぶと、どの願い事も叶わなくなってしまう。何口も飲むとそのご利益は、2分の1、3分の1になるとも‥‥。何事も欲張ってはいけないですよ、という戒めがこめられているようです。清水寺を訪れる観光客は、年間で400万人を超えるそう。



長い五条坂や清水坂を登り、たどり着いた最初に目にするのが仁王門


境内案内図


三重塔






清水寺の一番の見所は「清水の舞台」で有名な本堂。崖下からの高さは18mあり、舞台からは京都市内が一望できる。清水寺のご本尊は「十一面千手千眼観世音菩薩」。十一のお顔と千の手、千の眼をもった観音さま。

清水の舞台から京都市内遠望




これぞ見慣れた清水寺の美景






この「清水の舞台」、釘を一本も使わずに建てられていることは、よく知られている話。高さはビル4階に相当する約12mある。
「懸造り(かけづくり)」という技法で組まれた欅の支柱は、見るからに頑丈堅固そのもの。本堂の再建当時の柱組みをいまに残す
貴重な工法。











H13.11.28の紅葉時 (古い35万画素の画像が悪くてご勘弁!)