北海道と九州の風来旅とマイ道楽

マイ故郷の北海道観光旅と、毎年春にマイワイフ実家へ帰省ついでの九州観光旅と、マイ道楽「気ままなモクモク工房」のご案内!

マイ道楽 「お花見にお手軽燻製アラカルト VOL1」

2015-04-28 | 気ままなモクモク工房
4月も残すところあと少し。待ちに待ったGWが始まりますが、例年より暖かいのか、全国的に一週間以上も桜の開花が早く、札幌の桜も満開で花盛り!! 例年のお花見ペースでのんびりしていた花見関係者が、散り行く花びらの下であたふたとしながら頭を抱えている姿が目に浮かびます。
お花見といえばお酒が付き物。満開の桜を、花見酒と共に美味しく愛でる?ために、久し振りに「燻製作り」をしてみたいと思う。
今回は、お花見に対応して「お手軽な燻製アラカルト」で、色々の材料での試作チャレンジしてみよう。中には「まさか!!」の美味もあり、なかなか面白い。花酔いも・・酒酔いも・・幸せ酔いが満開になること受けあい!! 我家の車庫を占領した「気ままなモクモク工房」で早速店開き。

今回の材料はコレ! 市販ベーコンブロック、あらびきウインナーソーセージ、ボロニアソーセージ、鶏ももスモーク、こめチップ、ピスタチオ、ミックスナッツ、ファミリアチーズ、市販の燻製品は薄味で万人向き。再燻製すると燻した香りがガツンときます。


種類が多いので、主に、短時間で仕上げる熱燻用のスモーカーを使います。左奥は、つい最近、衝動買い的に仲間入りしたスモークウッド用のスモーカーで、温燻・冷燻に良いようです。


アルミホイルを敷き、「リンゴ」のスモークチップを一握り。ガスコンロで最初は強火から、煙が出てきたら中火以下に弱めて煙の出具合を調整する。
今回は、全部をほのかに甘い香りの「リンゴ」で燻してみました。


まず、ピスタチオを浅ザルにばらけて網に上に乗せて15分ほど温燻して、早くも一品出来上がり!ミックスナッツもこの要領で。元々の塩味に煙味がマッチして絶妙のつまみに。止められないうまさ。


これは「もち吉」の米チップの「こりゃいける」。そのまま食べても美味しい。(エビ味)(チーズ味)(辛子明太子味)を試作で燻しているところ。やはり大き目の浅ザルに入れて、10分ほど燻してます。少し色が付く程度でOK!


続いて、ブロックベーコンやボロニアソーセージ、あらびきソーセージ、鶏ももスモーク等を燻す際に、脂が滴り落ちて燃えてるチップに混ざり、煙の味が変わるのを防ぐ脂受けカバー(付属品)を敷きます。煙は、横に開いた穴から出てきます。


真ん中のボロニアソーセージは、スライス後にステンレス金串に刺して等間隔に並べ、煙が万遍なくかかるように。これも15分程の熱燻で。今回はソーセージに調味料「グルメスパイスミックス」を振りかけました。


ここで美味しいチーズのワンポイント! 常温に戻したチーズを、オリーブオイルを刷毛で薄く塗って燻すと、なまら美味しくなり評判がいい。


ファミリアチーズは少し溶けるので、アルミプレート(\100ショップ)を半分に切って使用。非常にGOOD!次の工程での出し入れが楽です。


スペースが余ったので、あらびきポークウインナーも一緒に温燻。但し、チーズはこまめに汗を拭いたり、10分程毎に風や扇風機に当てながら冷やして形を整えたり、裏返しにしたりしながら燻していく。薄茶色に色が乗ったら出来上がり!一晩風乾すると色合いが濃くなり、中身がトロリと美味しくなります。


本日の酒の友たち!!美味しそうに並んでます。但し、一番大事なのはここからで、このような防虫ネット兼干網の中で一日風にさらして、煙のエグミを取りながら風乾してからが最高の食べ時になります。冷蔵庫で保存し、多すぎたら冷凍保存。


桜の木の下で、最高のお花見になります。ポケットマネーの材料費で初体験の旨さを! 大人数での燻製パーティーを美味しく盛り上げます。